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東京はもちろん、世田谷、下北沢に住んでる方でも「新代田ってどこ?」となるぐらい誰も知らなかった新代田。町名でもなく、下北沢の隣で家賃がちょっと安く、環七沿いに有名なラーメン屋さんが数軒ある意外に全く話題にならなかった新代田。「新代田?これなんて読むの?」と読み方さえも知られていなかった新代田。井の頭線乗車率ワースト2位新代田。
そんな新代田にライブハウスを作ると100人に相談したら1000人にやめた方がいいと言われたのが2008年。強引に(文字通り、ほんと強引でした)内装を進めて怒涛の日々を過ごしながら2009年にFEVERがスタートして来年2024年で15周年を迎えることになりました。

いつものよく有るパターン、世間的な定型文なら「皆さんのおかげです」となるところですが、ここはあえて言わせていただきます。
「15年前の俺、よくやった!」

大きな会社などに属していないFEVERは後ろ盾もなし、お店が出来た時はすっからかんになっていたので宣伝などに注ぎ込む資金力も無く、本当に暇なライブハウスでした。暇すぎてスタッフと一緒に日帰りできる仙台に牛タンを食べに行くだけの遊びに行くぐらい時間に余裕があり、今思えばそれはそれで随分と遅めの青春感というか、かけがいのない時間を過ごしていました。
のんびりした新代田に暇なライブハウスが軌道に乗ったのは1年後ぐらいでしょうか。イベントなどを多く頂くようになり、週末が埋まり、平日が埋まり、毎月の日程が埋まるようになったのは3年後ぐらい?憧れのバンドが出演した時の興奮や、動員がほぼなかったけど今じゃ大人気になったバンドを優しい目で見守るなどライブハウスあるあるはこの15年で多数あり。基本的にライブハウスは喜怒哀楽のごった煮がさらに煮詰まったなにかが集まるような場所なので、まぁ毎日何かしらあるものなんですよ(笑)それが15年も続くなんてなんて素晴らしいことでしょう!

FEVERは日本1でもなく、世界1でもなく、宇宙で1番のライブハウスを目指しています。この15年間で出演してくれたバンドやFEVERでのライブの為に時間を作って新代田まで遊びにきてくれた皆様、そして共に泣いたり笑ったりしながらこの場を作り上げてきた素晴らしいスタッフによって少しずつ目標に近づいている実感があります。
でも、まだまだなんです。まだまだこれからなんです。そして、宇宙で一番のライブハウスになる為には今までも来て頂いた皆様、これから来ていただく皆様、今まさにこの文章を読んでくれているあなたが必要なのです。面白くなっていくライブハウスの未来のことを想像しながら、まずはこの15周年という祭を皆さんと一緒にでギャンギャンに大騒ぎしたいと思ってます。

2024年は1年間を15周年イヤーとして面白いことを仕掛けていきますので少しだけでも気に留めて頂ければ嬉しい限りです。
今後とも新代田FEVERをどうぞご贔屓に。
今日も明日も明後日も環七沿いでお待ちしております!

西村等

FEVER15th_v03.jpg

自分はライブハウスのブッキングには向いていないのかもしれない。

おとぎ話という素晴らしいバンドを長期に渡り見過ごしていたからだ。

おとぎ話を知ったのは、世間的にも知られた「銀杏チルドレン」として名が出てきた頃だと思う(2005年?)その頃、自分は下北沢SHELTERで店長と合わせてブッキングを全てまとめていた。当時の下北沢ライブハウスは超絶わかりやすく言えば「相当ブイブイやっていた」という感じだろうか。デモテープと言われるスタジオ一発録音やライブを録音したカセットをライブハウスに送って合格したらオーディションライブ、デモテープは多い時で月に100本前後、そんな時代だった。出演したいと言っていただけるバンド数も相当多く、こちらはこちらで「カッコいいバンドじゃないと出演出来ないっすよメーン?」とまでは言わずとも相当ブイブイ言わせてる、そんな風に見られていたようにのではないだろうか。

そこで出てきた銀杏チルドレン。自分は積極的に距離を置いていた。もっと正確にいうと好きではなかった。中央線界隈で銀杏BOYZの二番煎じ(というイメージ)好きな要素は皆無だ。もうここですでにブッキンガーとしては失格。バンドのライブを経験せずに良いだ悪いだ決めるという愚かなことをしていたと反省している。

ただ、最近おとぎ話のHPにてupされている「HISTRY OF O.V.」の一説に「そもそも下北沢でやってるバンドじゃなかったし、むしろ下北沢ファックという感じで中指を立ててるようなバンドだったから」という文章があり、当時(今でも)下北沢を愛し、ホームとしていた街に中指を立てていたとしたら仲良くもなれない理由もそりゃ分かる(笑)

おとぎ好きじゃない期間は実はその後も続いており、本当にもう失礼ではあるがFEVERが出来てから幾度となく出演してくれているのに、下北沢から続くおとぎ話と距離を置く気持ちは続いていた。

「あれ?もしかしてこのバンド、凄いかも」と思ったのは2013年頃と記憶している。FEVERのオープンが2009年なので結構な月日が経っていた。何気なくライブを見て、うーん良かったな、俺、あんま好きじゃなかったけどなんか良かったな、というおとぎ話マジック。絶対的にハマるきっかけは2つ。1つはFEVER5周年を記念して行われた「FEVER TOURS 2014」へのおとぎ話の参加で一緒にツアーに行ったことが大きかった。このツアーの参加はFEVERマッチメイクの申し子である浦本の助言があった。ASPARAGUSとLOSTAGEはツアー参加が決まって、もう1つ誰がいいかなと考えていたところに浦本から「おとぎいいと思うんすよね」ロストエイジとおとぎは仲がいいのは知っていたが、おとぎとアスパラ...うーんとは思いつつツアーが始まればアスパラとおとぎの仲は速攻で距離が縮まり、ロストエイジの「あの感じ」も相まって素晴らしいグルーヴでツアーは完走された。ツアーを一緒に廻った時のおとぎ話のバンド感、人間性、楽曲の素晴らしさ、打ち上げの強さ(重要)全てに引き込まれていく自分がいた。2つ目は2015年に発売されたおとぎ話7枚目のアルバム「CULTURE CLUB」これがまた素晴らしい作品でこれしか聴いていない日々があったし、今でもよく聴いている最高な作品。真っ直ぐにひねくれているおとぎ話全開のこの作品は今までのアルバムの中でも群を抜いて聴きやすくなっているが、ポップな知性とサイケやアバンギャルドのバランスが素晴らしく、どこにでも向けてどこにでも行けるおとぎ話の柔軟性を整えた上で爆発させた新しい光が凝縮されたこの音源でもう「参りました」となってしまった。

2022年8月13日(土曜日)おとぎ話は日比谷野外音楽堂にてワンマンを行う。野音でワンマンを行うことはごく限られた一部のバンドやアーティストでないと行えない。野音の使用は完全なる抽選で使用権が決まるからだ(お祭りによくあるガラガラと回して玉がポンとでくるアレで決めている)数百と言われる倍率で基本当たらない。当たるかどうかは俗に言う「ロックの神様が微笑んでくれるかどうか」というやつだ。マッチメイクの申し子である浦本が「おとぎが野音でやったらいいと思うんですよね」というとても熱い、同時に「当たればね...」という冷めた気持ちがありながら浦本は毎月野音へ足を運んだ。そして、当てた。浦本自身が。ロックの神様はおとぎ話と浦本に微笑んでくれたようだ。

近年、音楽をしながらどう生活をしていくか、特にバンドフォームの場合はどう続けていくかはテーマとしてあげられる。綺麗事だけでは済まされない日々、バンドで音を出し続ける芸術活動をすることはもう「尊い」とまで思う。おとぎ話はその中でも群を抜いて謎が多い不思議な存在だ。個が際立ったキャラクター、バンドとしての技量、総合的なバンドの立ち位置。はっきり言えばそんな難しいことをしているわけでもないし、何千人ものキャパでライブをするわけでもない。ただただ曲が素晴らしく、それをおとぎ話として演奏すると何故か心が躍り、鼓舞され、泣きながらライブを見ている表情は全員笑顔。この素晴らしさに気がついてない人が多すぎる。昔の自分のように色メガネで見ている方もまだいるのではないだろうか。

日本のロックンロール最大の謎を知るにはうってつけのチャンスat野音。

「気になるライブは行ったほうがいい」ライブハウスを経営する自分は常にそう考えている。人生は待ったナシだ。野音で数々の名曲は演奏されるのだろうか?ストイックに最新作「US」だけの演奏でもそれは伝説になる。ただ、自分が見逃していた時期の最大の名曲とされる「SMILE」がもし演奏されたら自分は泣いてしまうと思う。これほどまでの素晴らしいバンドを自分が見逃していた悔しさと、おとぎ話の今後の未来を讃えて全国から集まったおとぎヘッズと乾杯しまくっているだろう。

事務所に所属せず、マネージャーがいるわけでもないバンドが野音でワンマンを開催するその心意気が読んでいる方に届けば嬉しく思う。

新代田FEVER 西村仁志

おとぎ話野音.jpg

おとぎ話日比谷野外大音楽堂公演<OUR VISION> 特設サイト https://otogivanashi.com/shows/20220813_2/



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POOTLEはLIVE HOUSE FEVERに隣接する2020年9月にオープンした
フライドチキンをメインとしたレストランです。
2020年コロナ禍でレシピ開発。店内での飲食と共にテイクアウトにも力を入れて
新代田の皆様にも喜んで頂くよう、日々精進しております。

営業日数も増えたことにより、
POOTLEを任せる心強いスタッフを招き入れたいと思っています。
フライドチキンの他にもシントーと呼ばれるベトナムのフレッシュシェイクなど
レギュラーメニューは揃っていますが、
今後ランチメニューのレシピ作成やチキン以外にもテイクアウトしやすい食事の開発など
まだまだやることが沢山あります。
今募集をかけるのは飲食経験があれば頼もしいですが、
現時点で飲食店のスキル抜群でなくても「やりたい気持ち」を重視します。
接客業を中心として、料理を作ることが好きであれば、スキルは上がると信じています。

株式会社ビルドは、このコロナ禍であっても守りではなく攻めの姿勢で進んでいきたい。
食事をすることは生きる上で必要なことです。飲食部門は今後強化していきたいと思っています。
今回の募集はその今後にも関わってくるのです。
あなたの飲食に懸ける情熱が、今後の株式会社ビルドの飲食部門を担っているのです。
その責任感がある方を採用したく思っています。

美味しい食事があると、自然と笑顔になりますよね?
美味しい食事をとると、頑張ろうという気持ちが出てきますよね?
一人であっても、大勢であっても、ご飯は美味しいほうが絶対にいい。

今は料理が上手くなくても大丈夫です。やる気があれば美味しくなるから。
そんな気持ちが十二分で、ピンときた方、是非連絡を!

株式会社ビルド / POOTLE

――

新代田FEVER内の飲食店「POOTLE」の店長候補スタッフ募集!

【募集内容】
株式会社ビルドで飲食部門中心に活躍してくれる方を募集します。
まずは、フライドチキンのお店『POOTLE」の店長候補としての業務になります。

【仕事内容】
キッチン内での調理
仕入れ管理
ホール
アルバイトの管理
展示やイベントの企画・運営
など、店長候補としての業務全般になります。

【勤務時間】
11:00〜24:00
(実働8時間)
土日を含む週4〜5働ける方

【募集要項】
学歴不問。2021年3月卒業予定の方や第二新卒の方歓迎!

【雇用形態】
アルバイト・正社員(*試用期間3ヶ月〜半年有)

アルバイト時給1013円〜
社員給与18万〜(業績により賞与年2回)

【求める人材】
料理・接客が好きな方
メニュー開発や飲食店の新規立上げに興味のある方
体力に自信のある方
飲食以外にも音楽やアートに興味がある方

【応募方法】
「自分の好きな飲食店3店とその理由」
を文章にして、履歴書と一緒にメールで送付して下さい。
送り先→pootle@fever-popo.com 担当西村

luckyロゴ.png

FEVERの西村です。


毎回書いてしまうのですが、
なかなかコロナが落ち着かないですね...
全国のライブハウス、少人数でライブが動いていますが、
正直、前のような状況にはまだまだです。
お客さんを沢山来てもらいたいアーティスト、
それに応えたいお客さん、
迎え入れたいライブハウス、
ライブじゃないところでみんなで爆発しそうですよね(涙)


状況が変わらないなら
こちらが変わっていこう=面白いことを仕掛けようと
FEVERが始めた、アーティストのTシャツを
受注、作製、発送まで行うプロジェクト「made in 新代田」ですが 
https://www.fever-popo.com/blog/fever/2020/09/111800.html
お陰様で沢山のオーダーを頂いております。
アーティストの方々、購入者の皆様、本当にありがとうございます!


上記URLから第一弾アーティストの発表はチェックできるのですが、
発表以降、いろんな方々からお声がけを頂き、
どんどんリリースしていく予定です。
事前発表がないアーティストの販売もありますので
今後も是非チェックお願い致します!


最近の新代田は、
RRは相変わらずのんびりコーヒーを楽しむ方がいてくれて、
新店POOTLEのフライドチキンを食べに来てくれた方々が「美味しい!」と言って頂き、
実は他にも素敵なお店が増えてきて、コロナな状況下ではありますが
ゆっくりといいバイブスが上がってきています。
無理や無茶ということが似合わない新代田という街で、
FEVERも焦らず、面白いことを仕込んでいこうと思っています。


とはいえ、このままですとライブハウスはかなりヤバい現状です(焦)
自分が思う、「アーティスト、お客さん、ライブハウス」の三角形は崩れ気味ですが、
落ち着いたらちゃんと返していきたいと思っていますので、
無理ない程度にサポートお願いできたら幸いです。


FEVER以外にも全国に多数あるライブハウス、
あなたの大好きなライブハウス、
あなたの地元にあるライブハウス、
今まで演奏してきた、今も演奏しているライブハウス、
是非支えてあげてください。
ライブハウスで感じるあの経験、感覚、忘れないでほしい。
絶対に損はないから。


これからもFEVERを、
全国のライブハウスを
宜しくお願い致します。


新代田FEVER:西村仁志

こんにちは。FEVERの西村です。
緊急事態宣言解除や新しい生活様式など、なかなかな日々ですが
皆様、お元気でしょうか?

ライブハウス、相当な状況になっているのはこれを読んでくれている方々はご承知かと思います。
FEVERもグッズ販売や、各方面のからのありがたい支援で春は切り抜けました。
本当にありがとうございます!

3月末から弾き語りも含めて自粛していたライブ配信ですが、6/1よりバンドでの演奏も含めて再開します。。
自分たちの為にも、音楽家の為にも、FEVERをよく思ってくれている皆様の為にも進めていきます。
先にあると信じたい、あのフロアでの高揚感、演奏者のテンション。みんなで分かち合いたいのですが、まだ先になりそうです。
なので、自分たちが出来ることを、丁寧に進めていきます。
配信で全てが伝わるとは正直思ってません。
でも、今は配信なんだと思ってます。なにか、少しでも、伝わると思う。
それはライブでしか味わえない熱気はもちろん、形容が難しいあの特別な「なにか」
普通じゃ伝わらないその「なにか」もFEVERからの配信は伝えたい。
それがFEVERが「進んでいく」ということと同時に「感謝の気持ち」となると思っています。

まずは6月1日、eastern youthの吉野寿氏による弾き語りoutside yoshinoが登場します。今回はZAIKOによるチケット制です。
吉野さん、配信デビューなんだそうです!!
チケットはこちら

物販の購入して頂いた皆様、ありがとうございました。
ライブを再開したら遊びに来て頂きたい気持ちで
FEVERと姉妹店RR(FEVERから歩いて15秒のコーヒーショップ)のドリンクチケットを付けて発送しておりました。
想像以上に関東以外の方からも大勢購入して頂き、ドリンクチケットが使いにくい方もいるのでは?と
FEVERに来られない方にも喜んでもらえるおまけはないか、と考えていました。
なのでドリンクチケットの同封は今月いっぱい、来月からは新しいおまけを同封します。
お楽しみに!

RRのコーヒー豆もありがたく大好評です。
the badn apartとフラワーカンパニーズのブレンドも合わせて発売中です。この通販でしか購入出来ませんので是非。
これがまた美味しいんですよ...
RRは6月4日(木曜日)より時間短縮、テイクアウトのみで再開予定です。
是非来てくださいとは言いませんが気に止めていただければ幸いです。

ON LINE STOREはこちら

音楽業界全体が厳しい状況で、ライブハウスでライブを行うハードルは相当高いことだけは分かっています。
夏にはライブが出来るのか、秋になるのか、冬になるのか、何人まで動員できるのか、
何も決められないまま不安な日々が過ぎますが、
この春で確実に分かったことが1つありました。
「FEVERはたくさんの皆様に愛されている」
ありがたいです。本当にありがたい。
優秀なスタッフにも感謝しています。君たちがいなかったらこんないいライブハウスにはならなかった。
どうもありがとう。

さて、そろそろまた自分にも気合を入れようと思います。
「新代田からライブハウスカルチャーを守るぞ。守る以上に攻めるぞ」
こんな逆境ですが、前しか向いてないライブハウスのあり方、見守っていて下さい。
攻めていきますので。

新代田から宇宙へ。羽根木から未来へ。
近い未来に、ライブハウスでお会いしましょう。

FEVER:西村仁志

皆さんこんにちは。FEVERの西村です。

先日、YOUTUBE課金投げ銭システム「Super Chat」使用に向けて
*1000人以上のFEVER YOUTUBE Channelの登録
*4000時間以上の再生時間
こちらをクリアしたくお願いしたのですが、
次の日には15,000人以上の登録と、4000時間以上の再生時間を超え、YouTube側の審査待機後、現在Super Chatの使用OKとなりました!

皆様、本当にありがとうございます!!!

バンドがかっこいい演奏をして、お店がバックアップ、その結果お客さんに喜んでもらう。
LIVEHOUSEの基本的な営業は「お客さん、出演者、お店が正三角形であることがベスト」だと思っています。
無料配信はとても素晴らしいことだと思いますが、自分が思う正三角形にはなりにくい。
Super Chatのおかげで、限りなく正三角形になれそうな予感がしています。

まずはライブを見てください。

何か感じたら、今できるアクションをお願いします。音を鳴らし続ける為に。

新代田からFEVERは世界で一番のライブハウスを目指しています。
同時に素晴らしい未来も切り開きたいと思っています。

「新代田から世界へ、羽根木から未来へ」
またライブハウスでお会いましょう。

新代田FEVER代表 西村仁志

LIVE HOUSE FEVER YOUTUBE CHANNEL

昨年に引き続き「FEVER TOURS」を、今年もタイはバンコクにて開催してきた。

2019.7.6(sat)
FEVER TOURS 2019 in Bangkok @de commune
-act-
MOUSE ON THE KEYS(Japan)
Ropes(Japan)
ZWEED N' ROLL(Thai)
INSPIRATIVE(Thai)
FAUSTUS(Thai)

今回の日本代表は、アジア進出はもう既に経験済み「Ropes」と、アジアのみならず世界にその名を轟かせる「MOUSE ON THE KEYS」の二組。

イベント自体はその一晩一本のみ、なのでなかなかのタイトなスケジュールだった。
特筆すべき面白ネタも無いのだが、回想しつつ今回のタイツアー記を綴りたいと思う。


◼️7月5日(金)

昨年のFEVERツアー出発時と同様に、寝坊と朝の通勤ラッシュを回避する為に始発で成田空港に向かう事にする。
(※昨年の様子はコチラ)

前夜の仕事から帰宅後、荷物パッキングし寝ずにそのまま家を出る。
流石に電車も、銀座から乗った空港行きのバスも見事に空いている。快適だ。

10:00集合に対し7:00には到着していると言う先回りし過ぎた行動。
とりあえず到着していることで安心を得る。

さて、いざ到着したは良いが何もする事は無い。待つのみだ。

フードコートも開いてないのでとりあえずコンビニで缶ハイボールと唐揚げを購入しソファーでキメる。飯も食わずに過ごした徹夜明けの一杯、やはり効きが早い。染みる。

小一時間程経過、座ってたソファーから見えていた回転寿司屋がオープン。一番に入店し飲み直し。まだ出発前だがこの時点でなかなか仕上がり朦朧としてきていた。

そうこうしているうちに集合時間となり、出発「第一陣」に合流。

今回のツアー、演者一部のスケジュールが立て込んでおり
・第一陣5日(金)朝発
・第二陣5日(金)深夜発
・第三陣6日(土)朝発
とそれぞれ別れての出発に。

国内のイベントでも遠征の場合「無事に到着し公演を行う」という事に少なからず何かしらの心配は生じるものだが、海外公演で移動がそれぞれ別ともなると国内のそれとは比にならない心配と不安が出てくる。

とりあえずは第一陣全員の点呼を取り集合を確認、預け荷物超過料金の洗礼を受けつつも無事に搭乗。ひと安心。

6時間程度のフライトなので、寝て起きて酒飲んでまた寝て起きて食事して映画見てまた寝て、なんてしていると意外と時間が無い。あっという間に着いてしまう。

現地時間16:30

バンコクはスワンナプーム空港に到着。

個人的には昨年(2018年)3月以来、1年と4ヶ月振りのタイ。

この時期のタイは所謂「雨季」になるらしく、とは言え日本の梅雨のそれとはまた違い、
バケツをひっくり返したようなスコールが発生する一時的な降り方らしい。
時にはその雨量は「自動車が埋まる程」になる事もあるとか、、、恐ろしい。
なので雨が来てもちょっと雨宿りでもしていれば然程問題は無い様子。

我々が到着する直前にもスコールがあったらしく、降った後は気温が下がり冷やっとした空気になるので、空港を出ての第一印象は「東京より涼しい」だった。

事前にチャーターして頂いていたバンに8人全員で乗り込みホテルに向かう。

現地時間17:30

この時間帯のバンコク市内は日本の帰宅ラッシュの時間帯と同様、交通網に凄まじい混雑が生じるようだ。市街に向かう道路の渋滞は絶望的だった。

基本的にタイの道路の作りは幹線道路が縦横に何本かでそれ以外は狭い路地、
と言ったかなりザックリした設計なようで自ずと車は幹線道路に集中してしまう様子だった。

「ここで右折して右のエリアに入りたいのに」と思っても、1kmくらい先まで走ってUターンして戻って来て左折するしかない、なんて流れを見ていると日本人の感覚では「なんて不便な作りしてんだ」と思ってしまうが、現地ではあまり気にならないのか迂回路や渋滞緩和の対策は特に無い様子。

単純に車の量で言ったら東京の方が多いのだろうが、皆同じ箇所に集結してしまうので自動車密度はタイの方が圧倒的に高い。
ラッシュ時の環八より更に酷い。


余談だが、タイの人たちの運転の荒さは相当なものだ。強引に次ぐ強引でよくもまあ大事故が頻発しないものだと...。実際は起きてるのかもしれないが。
特にバイクなんかは三ケツノーヘル逆走上等ヨロシクな気合いを見せてくれる。
「微笑みの国」とも呼ばれ普段は至って温厚親切なタイの人たちも、ハンドルを握るとその性質が豹変してしまうようだ。タイ在住の人がそう揶揄していたくらいだ。
タクシーの運ちゃんなんかスマホで動画見ながら90kmで一般道を走行してるし。
狭い路地で対面したら、日本ならばまず相手に譲る「思いやり運転」が根付いているが、まぁタイでは譲らない。ガンとして突っ込んで来る。我先にと攻め込んで来る。

こんな言い方ばかりしてるとタイ人の性質をディスってるみたいだが、基本的に路上に出たら変な遠慮してないでガンガン行け!がそこでのルールなのかと。郷に従え、と。そう訓えられた気持ちではあるが、いざ自分がタイで運転する事は避けたいと思った。安全運転第一。


話は戻り、空港を出た時には弾んでいた車内の会話もいつの間にか無くなり進まない道路にすっかり意気消沈し沈黙が続く。飽きて寝てしまう者も。


現地時間19:00.

通常の二倍近くの所要時間をかけなんとかホテル周辺に到着。

が、目前まで来て今度は狭い路地でも渋滞に巻き込まれいつまで経ってもホテルに着けない。

この第一陣で出発した我々、レートの高い換金所で両替する為に空港の換金所などは敢えてスルーしてきた。
日本円しか持たない状態で到着、ホテル近くの高レートで有名な"街の換金所"で換金する事をまず予定していた。

換金所の営業時間は20:00まで。空港を出た時点では「まぁ余裕だろう」と高を括っていた。が、進まぬ渋滞のお陰でそうも言ってられない状況に。既に19:00を超えているのにまだ到着出来ずホテル周辺をウロウロしてる状態。

なんとか到着し急いでチェックイン、ここでも予約した内容と実際の部屋数が間違われる追い討ちトラブル発生。踏んだり蹴ったり。

残り時間20分ほど。換金所までは近いとは言えど不慣れな土地、10分は考えておきたい。

今回出演してくださる演者さん達に僅かな休息も与えることなく、「荷物だけ降ろしたらすぐに下に集合です、良いですか、すぐにです」と指令を下す。

慌ただしく集合し換金所目指し足早に向かう。

ホテルから換金所までは順調に進めば5〜6分程度の距離。ただしその直前には片側三車線=計六車線の大通りが交わる巨大交差点が待ち構えている。絶え間なく車バイクが激流の如く流れる大運河。カオティックな交通量に対し歩行者用の信号は無く、この交差点を渡るのは至難と言っても過言ではない。

が、こちとらケツに火のついた状態。信号が変わった瞬間に「今だ!渡ろう!」とダッシュで向こう岸に渡る。いざとなればやれるものだ。

再び激流が始まる前になんとか渡り切り、振り返る。


、、、あれ?皆んなまだ向こう岸に居る。

、、、あれ?皆んなまだスタート地点に居る。

むしろ自分以外誰も渡ってきてなかった。

オイオイオイ、、、嘘だろう?(涙目)

何してんだよ皆んな、、?

一緒に渡ろうって言ったじゃないか?(言ってないかも)

山でキャンプしてたら大雨による洪水で決壊した川の中洲に取り残された人たち、ってニュースで見たあれですかこの景色?

言うてる場合か。

換金所の閉店までもう時間はない。


詰んだ。


もういっその事皆んなの事は置いといて自分だけでも換金してきて、必要な人にはそこから少しずつ換金して今夜を乗り切ろうか。とさえ思った。

また向こう岸まで戻ることも出来ずに地団駄を踏んでいた。

するとそこに一本の電話が。

なんと対岸で難民状態な皆の元に、このタイ遠征シリーズでは毎度並々ならぬサポートを頂いている現地支部長、タイ在住日本人ginn(ジン)さんが現れたと言う吉報が。今回のタイツアーでもお世話になっている、なる予定だった。

直前まで連絡を取り合っていたginnさんとは換金後に合流する予定だったのだが、
我々の行動があまりに時間ギリギリ過ぎた為に心配になり迎えに来てくれたようだ。

神降臨。震えた。

あまりのタイミングの良さに、ginnさんホントは近くで見ていて皆んながピンチになったらヒーロー張りに出てくるつもりだったんじゃないの?とまで思えるぐらいにバツグンのタイミングで降臨された。

そして対岸に残された迷える仔羊たちを、その対岸側にもある換金所へと導いてくれた。

救世主(メシア)だ。

キン肉マンで言うところのモンゴルマンだ。

結果、自分はそもそも目的としていた換金所へと向かい滑り込みで無事換金成功。この時の達成感たるや。

換金後、改めて連絡しginnさんと久し振りの再会を果たす。
既に皆んなの姿は無く、タクシーに乗せ次なる目的地へ向かわせたとの事。

タイに着きまず最初の食事は、毎度恒例のシーフードレストラン「ソンブーン」へ。

皆んなの待つ卓に、我々は最後の到着。
そこには、今回のイベントには出演しないがすっかりタイでの活動もお馴染みとなりつつある千葉県は柏代表 deepsea drive machine 西さんの姿も。我々より少し早くタイに到着していたようで一緒に出迎えてくれたのだ。こちらも久々に、嬉しい再会。ありがたい。

ソンブーンにて、店の看板とも言える絶品"プーパッポンカリー(蟹のカレー)"を始め、タイと中華のハイブリッド料理で腹を満たす。バンコクに行く事あればここの蟹カレーだけでもお勧めだが、この店のトムヤムクンも実に美味かった。

腹も落ち着いたところで、次はこれまた恒例のホイクワン駅前のパワースポット「ガネーシャ像」へご挨拶に。

ネオン輝く街中に異彩を放つ聖なるエリア、その中央にガネーシャ像が鎮座。観光客も勿論だが、地元の人が多いように見える。タイの人の信仰心の深さを、前回来た時にもこの場所で感じた。

ところで此処のガネーシャ像の一体何が?と言うと、「障害を取り去る」「財産をもたらす」「事業・商業の神」「学問の神」等の謂れから『芸事の成功』を祈願する象徴となっているとか。

音楽を生業とするこのツアー参加者にはうってつけの神様。
明日の公演の成功を祈願する。
備えあれば憂いなしだ。

参拝を終えた後、一行は地下鉄に乗り一つ隣の駅「タイ文化センター駅」へ。そこで下車し巨大ナイトマーケット「タラートロットファイ・ラチャダー」へと移動したのだが、ここがまた金曜の夜と言うこともあってかとにかく人の量と活気が凄い。年末のアメ横ばりに"祭"りだった。

食にショッピングに、はたまたただ地元の若者の溜まり場的なスポットなのか、とにかく人・人・人なこのマーケット。旅行者にも人気らしく、すれ違う何組かの女性グループからは日本語もよく聞こえていた。

初日もまだ到着して間もなくなタイミングだったので土産物を買う気にもなれず、LEOビール片手に広大な広さ(と言うか"広さ"よりも敷地面積に対して店舗多過ぎてその密集度が凄い)マーケットをただブラブラとして過ごした。

各々好きなように過ごし適当な時間でまた集合、本日のプランはこれにて終了、またもや地下鉄に揺られホテルに戻る。

明日の準備をする者、疲れた体を休める者、皆それぞれの時間に入った。

移動の疲れと眠気はありつつも、なんだかまだ一日を終わらすには早く、ホテルに戻ったものの近所の深夜食堂に出向く。FEVER石川、VJロカペニス氏、Ropesアチコ嬢、と言う組み合わせで卓を囲む。

ここで食べたグリーンカレー炒飯?とトムヤムクンが破壊的な辛さを放ちタイを存分に味わう。「軽く一杯」チルモードのつもりで来たが攻撃的な辛さにそこそこのダメージを受けてホテルに戻り、寝落ち。

初日終了。


◼️7月6日(土)

良く寝た。

同室のFEVER石川は既に居ない、早起きして買い物がてら街に出ていたようだ。

早朝に到着した第二陣含めた我々主催チームは、全体の集合時間前に集まり軽く打ち合わせを。とは言え時間は既に昼、本日の出演者陣も既に食事や買い物にと出かけておりそれぞれ行動を開始していた様子。タイトなスケジュールだったのでそこぐらいしか観光するタイミングも無かったのだろう。

会場へと向かう一行とは別に自分は一人ドンムアン空港へ、第三陣で到着予定のMOUSE ON THE KEYS ゲストボーカリスト小林宏衣さんを迎えに向かう。

異国の地で、ましてや「ボッタくり」で有名なタイのタクシーに乗り全くの初対面になる方を迎えに行くという、まだ海外不慣れな自分にはややハードルの高いミッションを与えられた。無事に会えるか心配しかなかった。

とは言えこちらも大人、i-PhoneとWi-Fiさえあれば大抵の事はクリアできるスキルは身に着いているようだ。配車アプリ「Grab」とGoogle MapとLINEを駆使し難なく対面成功。

それにしてもこ「Grab」、これがめちゃめちゃ使える。と言うか助かる。これのお陰でタクシー捕獲に何のストレスも無かった。

事前にマスターオブタイランドginnさんから「ダウンロードしておくように」とのお告げがあったので、とりあえず言われるがままにインストールしておいたのだけど。素晴らしく活用できる、無敵のアプリだ。

ただ初期設定での顔写真登録での読み込みの感度が酷く鈍く、顔が認証されるまでに震えるほど無駄な時間がかかった。40過ぎのオッサンが20分以上もインカメで己にスマホを向けている姿は、周りから見たら「奇妙なヤツ」以外のナニモノでもなかったのではないだろうか。

この顔写真登録さえクリアすれば後は無敵モード、配車無双だ。
アジア圏に旅行に行く方には是非ともこちらをお勧めしたい。

無事の対面を果たし、またタクシーに乗り込み会場である「De Commune(デ コミューン)」へと向かう。

このDe Communeのある場所がまだスゴイ。
例えるならば、郊外にある巨大なショッピングモールを想像して頂きたい。AEONあたりが近いかと。そのモール内、ほとんどが空きテナントでシャッターが閉まっている。4~5階建ての建物、何か営業している様子のテナントは各フロアに2店舗もあるかどうか。人が居ても営業では無く前店舗の解体か掃除してるだけとか。あまりにひと気が無さ過ぎてトイレ入ると本気で恐怖を感じる、ホラーだ。

と思えば、ほとんど閉まっている閑散としたフロアにポツンとコーヒーショップが営業している様なんかは逆に異様、と言うかなんとも現実味が無く異世界感漂う不思議な空間だった。別世界のような。

そんな環境なので「大きな音を出す形態」に向ているのか、De Communeの同フロア―には妙にギラついたクラブがあったり、また一つ下の階にも新しく出来たライブハウスがあったりと、ちょっとした音楽集中商業施設になっていた。

De Communeはその中にある、キャパ150前後のハコ。天井が高く照明も栄え、出音の質も申し分ない、個人的になかなか好きなタイプのライブハウス。

宏衣さんと自分が到着した頃には慌ただしくリハが進行されていた。

会場の外には日本から来てくれたであろうお客さんの姿もチラホラと。旅行も兼ねてお休み取って来て頂いたのだろうか、非常にありがたい事だ。

若干の押しもありつつ、定刻より少し遅れて開場。

いよいよ「FEVER TOURS 2019 in BANGKOK」がスタート。

トップを飾るのはginnさん率いる現地バンド「FAUSTUS」。
これが全く予備知識無しでの初見となったのだが、実にカッコ良かった!
単純に自分の好み、琴線に触れたのだろう。良かった。

二番手はこれまたタイのバンド「ZWEED N' ROLL」。
7.18(木)に今度はFEVERにて行われるこのツアーの日本編、こちらにこのバンドは出演頂けるので是非ともこの機会に観に来て頂きタイ。

三番手は日本から、「Ropes」が。
Vo.アチコさんのイングリッシュMCで会場の雰囲気も和む。アチコさんのあのキャラと言うか持って生まれた個性は世界レベルで通じるんだと、流石でした。

四番手には地元タイの新鋭「INSPIRATIVE」。
流石は地元、支持率の高さが見て取れた。以前に観た時にはginnさんがサポートDr.だったのだが、今回は別の女性ドラマーが加わっていた。

アジア圏でのポストロック/シューゲイザーの支持率の高さは顕著だが、ここタイも例外無くそのシーンの台頭は現地バンドを見ていると如実に感じる。
勿論タイで他にも支持率の高いシーンはあるだろう、自分が行く先がたまたまその手のバンドが多いだけかもしれないのだが。このINSPIRATIVEの人気は確かなものだった。

そして大トリ、我らが「MOUSE ON THE KEYS」。
本番前にマーチが軒並み売り切れる人気っぷり、流石だ。
先に述べたに同じくMOTKのアジア圏での支持率も確かなもの。進行が地味に押し続けた結果、出演は23:30を回ると言うのにお客さんは減っていない。日本でのイベントならばお客さんは(電車等の都合で)まず帰ってしまうであろう致命的な時間帯だ。
が、いざライブが始まったらそんなの問題無し。地元お客さんの熱量も高く、同じ日本人として嬉しく誇らしい気持ちで観ていた。

個人的にかなり久し振りのMOTKのライブ。VJロカペニス氏のビジュアル効果も映えまくり、これまた個人的には初体験の「ボーカルあり曲」でのゲストボーカル宏衣さんの力強く美しい歌声、これ迄に自分が知っていたMOTKの印象を大きく超えてきてとにかく圧倒された。日本を代表する素晴らしいバンドだ。

すっかり日付も変わり夜も深まってきたところで終演。
「FEVER TOURS 2019 in Bangkok」本編終了。

まだ余韻の残る会場で、時間も時間なので撤収を急ぐ。皆で記念撮影して会場を後に。チャーターしていたバンの待つ建物沿いの路地まで機材を運び積み込む。

さぁ打ち上げをしようじゃないか、移動しよう!

でもなんかバンの前にセダンが一台縦列駐車してあるね、
これ移動しないとバン出れないよ、
運転手呼んで動かしてもらおうよ?

バン ドライバー:すいません、この車動かしてください?
駐車場係員:誰が?
バン ドライバー:、、この車の運転手は?
駐車場係員:、、、さぁ?
バン ドライバー:、、この車どかないと出れないんだけど?
駐車場係員:、、、運転手ドコにいるの?
バン ドライバー:いやいや、それをこっちが聞いてんのよ?動かしてよ?
駐車場係員:運転手ドコにいるか知らないよ?ムリだよ!
バン ドライバー:、、、じゃあ出られないじゃん?
駐車場係員:(一応、周囲を探すフリをするも)ドコに行ったか分からないよ!
バン ドライバー:。。。。
※恐らくタイ語でこんなやり取りがされていた。


詰んだ。


いや、むしろ詰まれた方だ。


チェックメイトだ。


このマンモス級にデカいショッピングモールの中、何処にドライバーが入っていったかなんて到底探し出せやしない。

先述したが、このバンコク市内は気性荒めでイケイケなドライバーが多い。そんな中でこのバンのドライバーのおっちゃんはなんとも穏やかな性格で人が好く、道も対向車に譲ってばかりでなかなか進めない非常におっとりとした運転をする人で、それに対し駐車場の係員は声も素振りも大きくいかにもな感じ。なんか逆ギレしてる風。

攻守逆転、どちらが優勢かは明確であった。

時間にして深夜2時を回っていた。
不毛な時間だ。こんなのいつまでも待っていられない。

バンのおっちゃんは車出せないと帰る事も出来ないのでそのまま待機。翌朝の空港に向かう移動でも迎えに来てもらう手配だったのでまたその時に、と。

我々は何組かに別れタクシーで一旦ホテルに。荷物だけ置きまたすぐにタクシーで5分程移動し、ginnさん&西さんの待つ打ち上げの店へと。

この打ち上げで行った場所がまた良かった。

深夜3時だと言うのに明るく活気あるテント村風の作り、「チムチュム」と言うタイ風鍋料理が食べられるお店「ラーンチムチュムスティポン」へ。この鍋の出汁が素晴らしく美味い。日本人も好む味。タイに来て色々食べたけどここのチムチュムが一番美味かった。個人的に。
この出汁が頻繁に鍋に注ぎ足しされるのだが、濁った色味でその出汁の素が何かは不明。その濁り水を指し「池の水みてえだ...」とはマウスKYT氏の言。
だがとにかく美味かった、KYT氏も夢中になってむさぼり喰っていた。
是非ともまたタイに行ったら食べたい。

時間も時間だったので入店から30分程でラストオーダー、1時間を超えたところで閉店の時間に。とは言えもう朝4時、我々もホテルに戻り帰国の準備をしなければならない。またタクシーにてホテルへと帰る。

ホテル横のコンビニでアイス食べたりしながら名残惜しさを感じつつも部屋に帰る。このツアーのメインがこれにて終了。


◼️7月7日(日)

起床。

とは言えさっき寝たばかりな時間だったが。
同室の石川はまた居ない、早起きしてまた何処かへ出掛けていたようだ。
本当は何処で何をしていたのだろうか、、、?深く干渉はしないが、未知だ。

集合時間になり場所に集まると、昨夜閉じ込められていたバンとドライバーのおっちゃんは既に待機してくれていた。あの後、深夜3時過ぎに脱出できたとの話だった。

人も機材も多く一度にバンには乗り切れず、自分含め数人は別タクシーで空港まで移動。空港へ向かうタクシーの車窓、「もう帰るのか。。。」の気持ちでタイの街を眺める。オフ日の無い二泊三日ではアッと言う間過ぎた。日本食が恋しくなる前にまだタイ料理を食べ足りてはいない、むしろ東京帰ったらタイ料理食いに行こうかってぐらいの意地だった。

バンコクに来た金曜日のあの絶望的な渋滞は無く、スムーズにスワンナプーム空港に到着。出航の成田では発生した預け荷物の超過料金も、帰国のスワンナプームでは何故か発生しないと言う謎システムを経由し無事出発。

またもや映画観て寝て起きて飲んで寝て飯食って寝てを繰り返していたら一瞬にして羽田に到着。

ツアー帰りに訪れるあの独特の雰囲気、「帰ってきてしまった」感からくる寂しさと疲労からくる覇気の無い空気。喪失感と言って良いのか、なんとも「シーン...」となるあの空気を感じつつここで解散。各々、家路に向かう。

それにしても日本は7月とは思えない涼しさだった。
Tシャツで帰国したら普通に寒かった...。

小雨の降るなか羽田からはバスで、同じ方面に帰る数人で移動。
そう言えば行きも帰りもバスだったな。


PM22:30、新宿駅到着。

「FEVER TOURS 2019 in Bangkok」、これにて完全終了。

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皆さまお疲れ様でした。楽しかったです。
また明日の「FEVER TOURS 2019 in Tokyo」新代田FEVERにて。

FEVER 駒村

どうも、FEVERスタッフの石川と申します。
行ってきましたー!FEVER TOURS 2019 in Thailand!!
今回は、最近一眼レフを購入したのをきっかけに、
カメラスタッフとして同行させていただきました。
まだ試し撮りばかりでちゃんとした撮影に臨むのは今回が初。
実力不足を補うためのやる気ばかりを胸に秘めながら、いざタイへ!!

今回のタイ公演は、
日本から、mouse on the keysとRopes。
タイから、日本公演にも出演するZweed n' Roll。
昨年のFEVER TOURSにも出演したINSPIRATIVE。
タイ公演の際には、いつもお世話になっているginnさんが参加しているFAUSTUSが出演しました!

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やはり日本に比べると湿気が多くもあーっとした生ぬるい空気でしたが、
雨季の影響かそこまで暑くはなく。想像していたよりも過ごしやすく感じました。
手配していたタクシーに乗り込み、チェックインしにホテルへ。
帰宅ラッシュに巻き込まれ通常の倍くらいの時間がかかり、いきなりグロッキーでした。
チェックイン後はginnさんとdeepseaのnishiさんと合流し閉店時間ぎりぎりで換金。

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プーパッポンカリーで有名なソンブ-ンに行きました。
前回も来ましたが、洗練された味付けで、とても美味しかったです。

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その後は、すぐ近くにある道路交差点に隣接して祀られているガネーシャ像に、
公演の成功をお願いしに行きました。
調べたら、自分の生まれた曜日の色に合ったねずみに囁いてお願いするみたいです。
よくもわからずに、綺麗なロウソクの写真を撮っていました。

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その後は、ナイトマーケットに行きました。
ここはマーケット全体を上から撮影した写真が有名で、
お店が、四角く均一均等に配置されているので、
色鮮やかな屋根と、溢れる光で、
四角い宝石が詰め込まれたような素敵な景色が撮れるのですが、
時間が遅く、それを望めるビルが閉まってしまったようで、
残念ながら写真に収めることができませんでした。
まあ、それはネットにたくさんあるのでそちらをご参照ください。

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活気あるナイトマーケットを撮影してきました!

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いやーやっぱり週末のナイトマーケットは活気ありますね!

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なんかかわいい提灯があったり、

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撮りやすいそれっぽいものがあったり、

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飲食の屋台はぎゅうぎゅうで撮影できないくらいに賑わっていました!!

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いろんなものに目を奪われ写真を撮っていたら
あっという間に集合時間で買い物は一切できませんでした。

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タイのタクシーがギラギラ過ぎて子供がいるとテーマパークみたい。

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ホテルに戻って後は各々明日に備えました。
私は角の食堂に行って腹を満たし気を失うように就寝。
ここの食堂のトムヤムクンは本当に辛かったですが、
スパイスでシンプルにまとまっている感じで美味しかったです!
しかも安い。おすすめです。
一眼レフでご飯を撮影するのにちょっと気が引けて撮れませんでした。

こんばんは
FEVERのウラモト(メンズ)です

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6月頭にタイランドに行ってきました
つってもタイでの滞在時間は38時間という
これまでで最短
北の国からが全24話なので1時間として
スペシャルの冬、夏、初恋、帰郷、巣立ち、秘密、時代
くらいまで見たら最後の遺言を見れずに帰国する感じです 照

つーことで今回も
オデの超高感度スマホ iPhoneゴシーが火を噴きます

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まず今回はスクートっていうLCCで行ってきました
見て下さい、LCCなのにまさかのB787!
因みに往復で2万円ちょっとでした、ウケる

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機内が無駄にチャラい
そして鬼寒い 笑
ブランケット有料!
上着忘れて来て泣きそうでした

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タイに着いてまず空港のセブンイレブンで
新しいお弁当が増えてないかをチェック

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今回は一人なので街までバスで行ってみました
タクシーで高速使って300バーツくらい?
日本円で1000円くらいなんですが
バスだったら街まで30バーツ
BTS モーチット(ウィークエンドマーケットやってるとこ)に着いて
そっから地下鉄MRTで30バーツくらいでホテルのあるラマ9の駅へ
合計で200円くらい 笑
ただ高速をノンシートベルト、立ち乗り有りで行くので
かなりエキサイティング

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ホテルから歩いて20分くらいのところにある
マッカサンの駅

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下には鉄道、上はスワンナプーム空港行きの電車が走っております
この辺で今回の目的地の会場が何処にあるのか迷ってました

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駅の駐車場の車の前に
車が普通に横付けで停められている微笑みの国たいらんど

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きたこれ!

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世界よ、これがCaT Tシャツ6だ!

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Tシャツ売ってる横でライブやってるのか
ライブやってる横でTシャツ売ってるのか

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図面の上がライブスペース
下がTシャツ売ってるとこ
ステージは1個だけどかなり広い
100m前後ありそう

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タイムテーボー

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出店ブース
出演バンドに限らず他のバンドや街のTシャツ屋さんが
鬼のように出店してました
しかも売っているのは基本Tシャツおんりーという縛り

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おお、今年のサマソニにも出る
あのワールドフェイマス STAMPさんが普通にいる 笑

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日本からはスペースシャワーTVさんが
ブースを出展しておりまして
その隣にFEVERでいつもお世話になっている
ginnさんが最近始めたバンド FAUSTUSのブースがありました。

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そのFAUSTUSのブースになんとFEVERトートを置いてもらいました

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価格はなんと20バーツ!60円くらい 笑
Tシャツだけしか置いてはいけないのに
偉い人ごめんなさい。
因みに日本ではFEVERの受付で100円で販売してます!

会場に着いたのが夕方6時くらいで
この日はいろんなことに感動しながら
23時くらいにはホテルへ

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2日目...

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今日も平和なタイランド

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やたらこのロゴのTシャツを着てる人を見かけたので
どんなバンドかと思ってみたら...

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おお、いえす!
負けてらんねー

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こちらも今年のサマソニに出演のTELEx TELEXs
この辺から人が溢れてました

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ジョイディヴィジョンかと思ったら
FLAKE RECORDS のロンT着てる人を発見!
去年FLAKE RECORDSが出店してたから
そこで買ったのを来てきたのかもしんまい!
ってココでオデは思ったのでした
帰りの飛行機が寒いので長袖買わないと死ぬって...

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でもGILDANがブースを出展しててスエットやパーカーも置いてたから
大丈夫だと思って買いに行ったらな、な、な、なんと売り物ではない!と 笑
マジかーウケるー行きつけのラーメン屋に行ったら休みだった時と同じ絶望だ!

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そこからオデの長袖を探す旅が始まりました...
たぶん会場を5周くらいはしたかと思います
前日から気が付いていたけど
タイでは日本語、特にカタカナが書かれたTシャツがやたら売ってました 照

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私の痛みはエーテルによって癒されるって
岩井俊二映画みたいなことを思いながら
引き続き長袖を探し求めました...
だけどココはタイランド
皆半袖
深刻な長袖不足...
あと30分で会場を出ないとって思った
その時であった
ginnさんのブースで座ってて
気づいてしまいました

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えっ...
これは世にいう...NA・GA・SO・DE...!!!
大正デモクラシーなのか灯台下暗しなのか
言葉の意味は分からんが、とにかくすごい自信だ!!

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文明って素晴らしい!
ginnさん、FAUSTUSの皆さん
本当に本当にありがとうございました!

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トリ前の大好きなSafe Planetの頭2曲くらいみて空港へ

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帰りも高速バス!
安定の立ち乗り 笑

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今回38時間という短い滞在期間でしたが
オデの経験上 タイで食べても太らない
の言葉を合言葉に
今回も沢山食べまくりました 照

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Tシャツフェスは本当に考えた人すげいなと思いました
Tシャツ縛りっていうところも気軽で手軽で最高です
日本でやってもできないことはないと思うけど
タイだから面白いっていうのは絶対にあると思いました

つーことで7月6日には僕は行けないけど
"FEVER TOURS 2019 in Bangkok"がございます!
日本からMOUSE ON THE KEYSとRopesが参加します!
タイからはオデのメシアこと FAUSTUSも参加します!
メール予約もやっておりますし
航空券もLCCで行けばビックリ価格!
微笑みの国タイランドでお待ちしてますー!

* Event page:
https://www.facebook.com/events/441874993223078/
 
[ Date ]
6th July (Sat)
 
[ Time ]
Open - 19:00
Start - 19:30

[ Act ]
MOUSE ON THE KEYS(Japan)

Ropes(Japan)

ZWEED N' ROLL(Thai)

INSPIRATIVE(Thai)

FAUSTUS(Thai)
 
[ Ticket ]
Advance - 600 THB
At Door - 800 THB
 
[ Venue ]
de commune (Thong Lor, Liberty Plaza 1st floor)
https://www.facebook.com/decommunebkk/

[ メール予約 ]
fevertoursinbangkok@fever-popo.com

上記のアドレスにお名前(ローマ字表記のフルネーム)、ご希望枚数をご記入の上お送り下さい。
※こちらのメール予約に整理番号はございません。
※当日は会場受付にて予約した際のお名前を仰って下さい。
※入場は前売り券お持ちのお客様の後になります。
※自動返信が届かない場合は携帯の設定でPCからのメール受信を有効にするか、または他のメールアドレスから再送してみて下さい。

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こんばんは
ウラモト(メンズ)です。

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季節は春を迎えようとしてたりしてなかったりなのですが
少し前に いつ行っても夏しか感じないタイランドに
弾丸でサクッと華麗にまんべんなく終始 真剣な眼差しで行ってきました

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今回はこのエセ仮面ライダーみたいな人と行ってきました(恥

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バンドは昨年に引き続きタイ側が"おかわり"を求めてきた
Ryu Matsuyamaに同行しました
Ryu君とジャクソン君と今回もアテンドしてもらったGinnさんです
写ってないけど鶴ちゃんも居ました!

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イベントは昨年も行ったタイのJAM FACTORYという
超絶オサレスポットで行われてる
ART GROUND 04」というイベントに行きました

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こんな感じの誘惑だらけの飲食ゾーンがあったり

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こんな感じでいろんな作家さんの作品を販売してたり

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とくかくオサレ!ふぉとじぇにっく!

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オデ的には昨年死ぬほど食べた
あの桜ソフトクリームの値段が10バーツ値上がりしてた(涙
ってことが衝撃的過ぎて写真もブレちゃいましたね、はい

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なんだ、こいつ

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Ryu Matsuyamaの出番は翌日だったこともあり
お腹ペロペロだったので皆で船に乗って川を渡り街へ向かいました
その途中に映画「地獄の黙示録」の後半に出てくる
マーロン・ブランドが築いた王国みたいなのがありました(震

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んで、信頼と実績の蟹カレー食べた後にデ・コミューンという
悪そうなヤツらがいっぱい居そうなところをチェックしに行きました

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つっても古いデパートの中にある
クラブ営業もしているライブハウス?
ライブハウス営業もしているクラブ?にいきまして
オーナーも凄く気さくでファンキーなタイ人でした

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中はスモークだらけで
オデの名機 iPhone5cでは
エヴァンゲリオンのセカンドインパクトみたいな
崇高な写真しか撮れてませんでした(照

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タイだと頼みもしないのに何でもやってくれました

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翌日

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おされ

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おされ

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わんこ

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あーと

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り☆は

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おされ

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モーニング グローリー!?

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リハが午前中、開場夕方、本番夜だったので
とりまお腹ペロペロだったので
会場近くのマーケットで昨晩に続き蟹カレーを食べました(照

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自由時間に会場の隣に最近できたアメイジングスポットに行ってきました
昨夜見た地獄の黙示録の王国の実体がこれです

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マジ一緒に居て恥ずかしかったです(疲

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デパートの中に小さな運河がありました(驚

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ぱおーん(象

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ツッコミどころは満載なのですが
とにかくそのスケールのデカさに笑いました

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その後 川沿いをこの愉快なパーティで散歩しました(恥

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タイは車が多くて、バイクも多いんですが
チャリンコ乗ってる人がほとんどいません
そんな写真では1㎜もありませんが...(照

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川沿いはあれですね

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のどかでいいですね

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川自体はあまり美しくはないですけどね(照

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川を渡る船の運転が荒いし
添乗員さんがアグレッシブ!

201902_36.jpgSTOONDIOから

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間に 今回3度目の蟹カレー食べに行ってたら
2番手のPLASUI PLASUIが見れなかった...

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ふぁっくおふ!

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3番手 Ginnさんがサポートでドラム叩いているWednesday

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にゃー(猫

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いよいよ、Ryu Matsuyama、最初からクライマックス!

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Ryu Matsuyamaの演奏を
ステージ袖でちっこい子供が偉そうに見てるのが
日本ではありえないし
タイっぽくて素晴らしいというか
良いイベント感を表してました

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続いてZWEED N' ROLL
ここがMAXな人の多さで
人が人のようでした(人

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トリはFEVER TOURSにも出演してもらい
オデと大阪から車で一緒に東京まできた
INSPIRATIVE!!!

実はライブ前にINSPIRATIVEのメンバーに
隣のマーケットで会ったのですが
オデの顔を覚えててくれたことが
超絶ビックリで(笑
5月に東京来るんで宜しくお願いします!

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そんなこんなでタイで関係者にプレゼントした
FEVERトートバッグを早速使ってくれてる!
FEVERの受付で100円で販売しておりますので
是非 買って下さい(照

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えっと アイスクリームは今回2日間で4つ食べました
あんまり来るので最終的には59バーツを50バーツにオマケしてくれました(笑
さやぴー!

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翌朝 帰国だったのですがナルオが寝坊しました(呆
たぶん、この写真とかナルオのブログに勝手に盗用されてると思うんですよね...

そんかこんなで話は最初の画像に戻り
行きも帰りも「ガラスの仮面」を読みながらの空の旅
スーパーハイパーロリコン速水さんが
ピロピロ笛を吹くシーンは圧巻すぎて飛行機が揺れました
こんな面白い漫画 タイでも出版すればいいのに




デジャヴ...

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バンコク 4 - BLOG - LIVE HOUSE FEVER | PoPo


4度目のタイ、バンコクのジャム工場跡地にて開催される「ART GROUND」というフェスに出演する
Ryu MatsuyamaチームにFEVER浦本と二人で同行してきました。
のでまたざっと滞在記書きます、極寒の日本から灼熱のタイへ二泊三日!


■2/2(土)
0:00
節分前倒しで恵方巻。

恵方巻.JPG

5:00
下高井戸-新宿-馬喰横山-空港第2ビル
と電車乗り継いで成田空港。浦本と2号車で合流。

ホーム.JPG

スカイアクセス線初めて乗った。


7:00
Ryu Matsuyamaチームと合流。
出国して搭乗口まで進んでいくと平成ライダーの特大写真が。

平成ライダー.JPG

平成ライダーならアギト、クウガ、555の順で大好きです。


9:15
成田発。
すぐトイレ行きたくなるので嬉しい通路側。
別々に取ったはずの浦本が隣の隣、そしてその間は空席というミラクルでした。
ダウンロードしていた映画2本見て寝て到着。スリービルボード良かった。

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14:00
バンコク・ドンムアン空港到着。
毎度、そして今回もお世話になりますジンさんと合流。
入国して皆で真っ先に向かったのはセブンイレブン。
ポテチやらホットサンドやら飲み物やら
各々以前の来タイ時に気に入ったものを購入して移動車待ち。
と思いきや待っても全く来ない&別場所に到着してた&最終的に全員乗れなくて別々で移動。タイっぽい。
今タイは大気汚染が過去最悪レベルらしいので常時マスク。


15:30
Ryuさんチームは今回主催者側から用意していただいた会場近くのヒルトンにチェックイン。
我々FEVERチーム2人はそこから徒歩15分ほどのホテルにチェックイン。

ホテル室内.JPG

部屋の扉開けたら15階なのにゴキブリがいた。
ベランダの柵がひざ下くらいに低い&残念なことに近くにセブンイレブンがない。

ホテル下.JPG


17:00
大きい川沿いのART GROUND会場(ex:ジャム工場)にて再合流。
到着日のこの日はイベント2日目。入場無料。

ART1日目.JPG

だいぶ涼しくなって会場内うろつきつつライブ見つつ。
ライブやるとこは一か所で、絵や衣類やフードの出店がずらっと100件くらい。

ART物販3.JPG

タイでのステージは照明が終始ど派手なイメージだけどART GROUNDはすごくシンプルで穏やか。
会場のすぐそばにタイっぽいマーケット、屋台エリアもある。
場外の屋台街に比べるとART GROUNDに来てるお客さんはリッチでおしゃれな感じ。

ART物販2.JPG

ART猫1.JPG


FEVERの元スタッフのM先輩が偶然タイ滞在中で会場で再会。

ノーカントリーのやつ。

ノーカントリ.JPG


19:00
太っ腹のヒルトンが無料でだしてる船で対岸へ渡ってタクシー。
行き交う船が大体チャラい。船上から見る川沿いの建物も大体チャラい。

夜景.JPG

対岸上陸してタイで3度目のブーパッポンカレー(カニカレー)の名店へ。
トムヤムクンむちゃくちゃ美味い。

トムヤムクン.JPG


21:00
Ryuさんチームと別れて近郊のクラブ、ライブハウスを見に。
コミューンという場所が営業中で見に行ったらDJイベント中。
場所は日本で言う閉店後のイトーヨーカドーの一角でライブハウス営業中みたいな面白い空間。

コミューン.JPG


コミューン2.JPG


23:00
ホテル戻り。またゴキブリいた。
浦本が以前より絶賛しているセブンイレブンのレンチンのお弁当にありつけた。

セブン弁当1.JPG

めちゃくちゃ美味い。
セブンカフェ的なアイスコーヒーも大きくて安くて素晴らしい。
いろいろ食べてみたけどカップ麺は日本のほうがおいしい。

この海苔巻き味のポテチ一番好き。

ポテチ.JPG


■2/3(日)

10:00
ART GROUND会場でRyuさんリハーサル、
を覗きつつ近くのフードマーケットの食堂で昼食。

ARTリハ2.JPG

ARTリハ.JPG


13:00
微妙に時間が空いてあまり遠出もできないので会場近くにできた高島屋へ。

高島屋.JPG

現在タイで最先端の場所らしく唯一のアップルストアもできたらしい。
中国っぽいゾーン、日本ぽいゾーン、ジャングルぽいゾーンなど
とにかく馬鹿でかいエリアが続いていて面白い。

高島屋中.JPG

マスクをホテルに忘れてしまったので薬局に行ってみるものの完売状態。


14:00
浦本と二人徒歩で川沿いをひたすら北上。
橋渡って船乗って南下して会場戻り。

船.JPG

昨年のFEVER TOURSでもおなじみINSPIRATIVE が入口付近のマーケットで酒盛りしてる。

JamFac.JPG

ART猫2.JPG


ライブスタート。

ART本番.JPG

17:00-17:40 STOONDIO
17:50-18:20 PLASUI PLASUI
18:30-19:00 Wednesday
19:10-19:50 Ryu Matsuyama
20:00-20:40 ZWEED N' ROLL
20:50-21:30 INSPIRATIVE

徐々にお客さんが集まってきてジンさんがDrumを担当するWednesday、Ryuさん時にはかなりの人数&盛り上がり。

ART本番2.JPG

そのあとのZWEED N' ROLLでは黄色い歓声も飛び交い、大トリINSPIRATIVEまで大盛況。
Ryuさん終わりで物販も結構売れていたようですごく良い雰囲気で終了。

ART物販.JPG


前に行ったTシャツフェスやFOODフェスもそうで、とにかく転換時間が短い。
フェスで転換10分てすごい。よくハチャメチャに押しているけど。

ART犬.JPG

近くでやっていた海鮮系食堂にて乾杯。
Ryuさんチームは翌日プロモーションデイ。
お疲れ様でした。

ビール.JPG

解散して浦本とセブンイレブンに行き弁当を買ってホテル戻り。
意地の2個食い。また食べたい。

セブン弁当2.JPG

■2/4(月)

7:00
ホテルロビー集合。浦本寝坊。タクシー捕まらない。

朝焼け.JPG


やっと捕まえたタクシーが高速の降り口2回間違えて劇的に遠回り。

10:00
バーガーキング食べて無事出国。

『グエムル 漢江の怪物』見た。

グエムル.jpg


19:00
成田着。
そのままバス乗って電車に乗り換えて真っ先に向かった仙川店。
麺半分、からめ。

仙川二郎.JPG


ありがとうございました。

成尾

FEVERがオープンして2019年で10歳になります。

東京のはじっこではないけど明らかにネームバリューは無く、本当に環七とラーメン屋と数えられるぐらいの数店舗しかなかった街、むしろ街の名前ですらない新代田で10年。

10年前のオープン時期は「新代田FEVER」と名乗ることを意識して避けていた。ほとんどの人が新代田を知らないので意味がない上にマイナスプロモーションとなる、と考えていたからだ。当時、一般的に大多数の皆様はこう考えていたと思う「新代田ってどこ?遠そうだな」

新代田でライブハウスをやると100人に相談して1000人に「やめたほうがいい」と言われたのは今となっては個人的に鉄板ネタであるが、10年前は本当にそんな感じだった。

10年、本当に長かった。この10年はかっこいいことばかりだけではなかった。色々なことで頭を抱えて悩みまくったし、冷静に考えたら大変なことばかりな気さえする。オープンした10年前、暇すぎてスタッフと仙台まで牛タンを食べに行った事があったぐらいだ(笑)

それぐらい大変だったのに、自分はどこか頭のネジが外れているのか「いいお店で来たんだから大丈夫っしょ」とかなり能天気が爆発していた。焦ってなかったわけではない。ただ、ここが絶対的に素晴らしいライブハウスだといい切れる自信があった。早く日本が誇るライブハウスにならないかなーぐらい思っていた。本気で。

いつぞやかいろんなフライヤーや情報サイトなどで「新代田FEVER」と見ることが多くなり、

10年前に思っていた「新代田」がマイナスプロモーションになることがどこかで逆転していた。

自分でも「新代田FEVER」と言うこともあり、新代田がマイナスイメージになることは自分の中でも完全に消えて、それはおそらくアーティストやお客さんにも同タイミングで伝わっていたように思う。

先日、とある時に音楽関係者ではなく、新代田の引っ越してきた若い方と話す機会があった。

「地元の友人に「新代田に引っ越す」と言ったら「有名なライブハウスのある街だね」と言われて調べたらすごく有名なライブハウスがあるんですね!まだ行けてないですけど引っ越した街にかっこいいライブハウスがあるなんて嬉しいです!まだ行ったことなんですけどね笑」

なんか、報われた。泣きやしなかったが、心はどうしようもないぐらい号泣だった。

新代田プライドがあるわけではない。新代田を盛り上げようとして始めたお店でもない。

ただ、10年目に突入する今、異様に新代田という場所に愛着があり、大切にしたい場所となった。

10年目を迎えるFEVER、自分がやったことは些細なことで、素晴らしいのは勿論演奏しているアーティストであるし、それに応えるオーディエンスだと思う。ただ、本当に頭が上がらないのはFEVERのスタッフだ。FEVERには優秀なスタッフしかいない。偶然でしかないかもしれないが、面白くて、頼りになって、優秀なスタッフばかりしかいない。本当にありがたい。今のスタッフがいなかったらこんなに続く前に閉店していたはずだ。毎日お疲れ様。本当にありがとう。

10周年は1年かけて賑わえるように仕掛けている。

その最初に、新代田駅にFEVERの看板ができた(爆笑)

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「新代田から世界へ 羽根木から宇宙へ」10年前にポロッとできたキャッチフレーズが本当になってきたることは

自分が一番ビックリしている。初めて一緒に宇宙でライブをしに行けるバンドは誰になるんだろう...

この文章を書いているとき、あんなことやこんなことを思い出していろいろと書きたいところではあるが、

長くなるので2019年内にあれこれ面白い話をブログで書き出したいと思っているのでお楽しみに。

なにはともあれ10周年も含めて「新代田LIVE HOUSE FEVER」を今後共宜しくお願い致します。

代表 西村仁志

こんにちは。
FEVERのウラモト(メンズ)です。

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昨年も行ったタイのCAT EXPOというフェスに
日本からはFIVE NEW OLD(初日)、cinema staff(2日目)
が出演したので西村とワイワイしてきました
気温30度オーバーのタイランド11月下旬の出来事です

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初日、到着して皆で晩御飯を食べに行った後
ナイトマーケットに行きがてら
今回もアテンドしてくれたginnさんが
映えスポットに連れてってくれました
ネットでみたことある!と興奮したけど
オデの名機iPhone5cたんでは上手く撮れませんでした 照


2日目

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夜 ginnさんが企画したイベントの入り前に時間があったので
以前タイで見っけたけどお金足りずに買えなかったゾウの置物を
1人川沿いまで買いに行きました
家宝にしま!

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午後からプレイヤードへ
FIVE NEW OLDも出演したginnさん企画のイベントでした

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その頃 南シナ海ではウサギが誕生しました

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1組目 Plastic Plastic

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2組目 Moving and Cut

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3組目 Safeplanet

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4組目 FIVE NEW OLD

タイのバンドも素晴らしかったけど
中でも2月に「The Jam Mag presents ART GROUND 03」に見た
Safeplanetがやっぱり圧倒的に素晴らしすぎた
FIVE NEW OLDは何度かタイ来ているだけあって
お客さんからリクエストとかあってかなり熱狂的でした
個人的に「Gateway」が好きで、聞けなかったけど
「高輪ゲートウェイ」が発表された今となっては
やっぱり「Gateway」聞きたかったなぁと思い出しました


3日目

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午前中どっか行ったような気もするけど
記憶もなければ写真もない 照

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午後はCAT EXPOの会場に行き
FIVE NEW OLDがリハを行いました
CAT EXPOの会場はバンコクの北の方にある
1度も使われなかった遊園地に
ステージ5個作って行われました
昨年よりも飲食ゾーンが増えてて
個人的には昨年よりも快適でした

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リハ前に楽屋テントにきたアイスクリーム屋さん
FIVE NEW OLDチームが食べてた
ドリアンアイスを一口もらったのですが
マジで衝撃的というか絶望的でした...※個人の感想です

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リハの後 CAT EXPOを主催するCAT RADIOに
FIVE NEW OLDが収録に行きました
CAT EXPOのCATって猫だってココに行くと思い出します

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夜はginnさんオススメのお店で
マッシュポテト食べました。
特に芋好きではないオデの人生で
マッシュポテトをオカワリする日がくるなんて...


4日目

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午前中時間があったし
土曜日だったのでウィークエンドマーケットに行きました

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つっても以前タイで買ったTシャツを
自宅で探してなかったのでまた買いました
オフィシャルのパロディTシャツです 照
150バーツでした 500円くらいです

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16時CAT EXPO 5が開場しました
昨年より開場開演が遅くなった気がしますが
気候的にはちょうどよかったです

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最初は前々日に見たSafeplanetから観ました
この日初の音源(CD)物販で販売するってことで
超大行列できてました

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他にもTEMP.とかginnさんがドラムでサポートしているWednesday
3月のFEVER Toursにも出演してくれたINSPIRATIVEや初めて見るバンドも含め本当に沢山バンドみましたが
中でも3、4、5年前に1度FEVERにも出演したことのあるYellow Fang
凄く良かったです、何か鳥肌たっちゃいました

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FIVE NEW OLDも素晴らしいライブでした
タイのお客さんは日本のお客さんより自由に踊るし自由に歌うし
FIVE NEW OLDを見てたお客さんも凄く自由に盛り上がってました
HIROSHI君の流暢な英語も惚れそうになりました 照
途中タイランドの超人気スター Stampさんが客演で出演し
Good Lifeを生で しかも野外できけて感無量でした


5日目

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この日もいろいろ見て回りましたが
個人的には初日の方が面白いバンドも多く
あとこの日は最高に疲れも溜まっていて
何かよく食べてた気がします 照

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でもD GERRARDというラッパーのライブだけは足を止めてずっと見ちゃったんですが
生バンドに乗せてのライブが凄く良かったです

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cinema staffは進撃の巨人がタイでも放送されていたらしく凄く盛り上がりました
飯田君が一生懸命タイ語で伝えようとしているのが印象的でした
あと辻君が INSPIRATIVE のTシャツ来てて素晴らしいなと思いました
飯田くん喉 焦らず治して欲しいです

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FIVE NEW OLDとcinema staffともう1つ
MASTER 8 というピックのメーカーがブースを出していて
そこのくじ引き?でポール・ギルバート モデルのギターが当たるという
夢の企画があり当たったタイの女の子です
ギター始めようと思ってたらしく
このギターで次か次の次のCAT EXPOに出てたら熱いなぁと思いました

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あとCAT EXPOでは非常にアグレッシブなソフトクリームが売ってました
普通のソフトクリームのコーンの部分がその味の素材になっていて
果肉もソフトクリームの中に入っているという
夢のようなソフトクリームでした
味は左のパイナップルが最強に美味しかったですが
真ん中のコーンはコーンポタージュのアイス食べているみたいでした
右のスイカはスイカを水で薄めたような味がしました 照

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最後に皆大好きセブンイレブン
タイにはセブンもローソンもファミマもあるけど
圧倒的にセブンが多い気がします
そんなセブンのお弁当が安くておいしいんですが
毎晩どんなにお腹いっぱいでも1種類お弁当食べました
1番左のガパオが美味しいのは知ってたんですが
ベスト1は右から2番目のカオマンガイみたいなヤツです
これが本当に美味しかった!
毎日これ食べればよかったくらい美味しかった!
値段は35バーツくらいだったような
たぶん120円くらいです
皆さんもタイに行ったら屋台もいいけどセブンも堪能して下さい

つー感じで帰りの飛行機も引っ越しの時に見っけた
ガラスの仮面(最初の写真)を読みながら帰りました
月影先生はSNS時代に生きていけないだろうなぁって思いながら

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バンコク 3 - BLOG - LIVE HOUSE FEVER | PoPo


まさかの三度目、タイ・バンコク滞在雑記です。


一度目はFEVER姉妹店のコーヒースタンドRRのフードフェス出店お手伝い、
二度目はスタッフみんなでFEVERツアーズ、
そして三度目の今回はラジオ局主催の名物Tシャツフェスに出演・出店する
大阪のDENIMS&FLAKE RECORDSチームにぬるっと同行、です!

街犬2.jpeg

■6/1(金)
5:00下高井戸出発、現地時間15:00頃バンコク・ドンムアン空港着。
時差2時間、家からおよそ12時間でバンコクです。
機内ではダウンロードしておいた「ハングオーバー2(バンコク舞台)」を見つつ少しテンションあがってくる。

雨季ど真ん中?のタイですが意外にも晴れ。
暑いのは相変わらず(35度くらい)、エアコン効きすぎのタクシーを捕まえていつものホテルに移動。
ここ最近だと実家より多く来ているのでさすがに慣れてきた。。


ホテル付近に着いてすぐにいい感じの両替所で両替。
先日のFEVERツアーズ諸々の精算もミッションのひとつでした。

ホテルチェックイン前に近くの街の食堂(前回のFEVERツアーズでスタッフみんなで食べまくった場所)でトムヤムチャーハン(イカ入り)。

トムヤムチャーハン.jpeg


お隣のホテルに滞在している、これまたお世話になりっぱなしのジンさんと合流。握手。安心。今回もよろしくお願いします。

ジンさんと明日からのフェス会場にパスもらいに行きつつバンコクの渋谷的繁華街のサイアムに移動。
ジンさん案内のもと巨大なショッピングモールでタイっぽいiPhoneケース購入したり
アートセンター内を見たり喫茶店でお茶したり、映画館も入っているモールのフードコートでご飯食べたり
まるで高校生のデートのようにジンさんとサイアムを練り歩きました。

昔ながらの映画館「スカラ」、ここで以前toeがライブやったとか!
スカラ映画館.jpeg


その後もジンさんの完全バックアップ・付き添いのもと
過去2回の滞在時には行けなかった、ネオンがどぎついバンコク繁華街へ。。。
たらふくビール飲んで終了。


■6/2(土)
セブンのコーヒー、安くてでかい。
ちなみに弁当のガパオめちゃくちゃ美味い。
お土産選びもセブンでかなり揃う。調味料とかお菓子とか。

セブンコーヒー.jpeg


タイのラジオ局「CAT RADIO」が主催する、Tシャツ販売をメインとする音楽フェス「CAT T SHIRT 5 (5回目っぽい)」へ。2日間開催の初日です。

CATT.jpeg

CATT2.jpeg

バンドT、パロディT、街のTシャツ屋さん、GILDANのオフィシャル出店、バンド関係者によるオリジナルTシャツなどなど、
Tシャツなら何でもござれの特殊な音楽フェス。
会場は駅構内〜駐車場をまるっと使っての不思議な空間。
以前FEVER姉妹店RRのコーヒー出店お手伝いで来た会場と同会場。ちょっと懐かしい。


日本からDENIMS&FLAKE RECORDSダワさんチームと合流。
ブース.jpeg

DENIMS出演は開催2日目だったものの、バンコクのお客さんはしっかりチェックしていたようで
初日に用意していた日本語デニムスTシャツはなんと即完!!!
事前アナウンス・宣伝されてなかったFLAKE RECORDSグッズも驚異の売れ行き。
日本語デニムスTシャツ、現地の業者さんに緊急追加発注する事態。すごい!!!間に合うのか???

並んでたオアシスT
CATT4.jpeg


終演後みんなと別れ会場を後にしてバンコク有数の遊び場?であるRCAエリアへ。
どデカイクラブがいくつも建ち並ぶとにかくチャラい特異なエリアでエネルギッシュで面白い。

翌々日からFEVER主催でジャパンツアー予定のMETZ(from Canada)がRCA近郊でライブだったので遊びに行ってきました。チケット代は約3000円くらい。
ちなみに日本(FEVER)でのMETZのライブは入れ違いで見れてません。。泣

METZ横.jpeg

NOMAという酒場の会場は半野外のほぼフロアライブ。扇風機が数台設置されてるだけでメンバーもお客さんも汗だく&ぐちゃぐちゃ。扇風機の設置場所が低いので髪の毛巻き込まれてるお客さん多数。カオス。

METZ前.jpeg

最強最高のライブでした。
バンコクではマイノリティなハードコア・パンク系のイベントがよく開催されている会場らしい。
汗かき過ぎて水分補給がてら10分に1杯ビール飲んでました。

METZ後ろ.jpeg


夜中ホテル近くのカオマンガイ屋でシメ。揚げと蒸しのダブル。うまい!
カオマン.jpeg


■6/3(日)
CAT T SHIRTフェスDENIMS出演日。
現地にて緊急追加発注した日本語デニムスTシャツも出番終了直前に到着!!これまたすごいタイミング!!

デニムスLIVE.jpeg

DENIMS、素晴らしいライブでした。感動でした。
タイのお客さんの反応も盛り上がりも凄かった。
特殊な環境でしたが音も良くて文句なしです。練習していたタイ語MCもいい感じだったと思います。笑

デニムスLIVE2.jpeg

その後の物販・Tシャツは言うまでもなく即完。アメージングタイランド。
DENIMSチームはこの日〜翌日まで同行カメラマンのモトさんと映像撮影していた様子。完成が楽しみです。


日本のUFOキャッチャーで全然取れないスライムが150円くらいで売ってた。持って帰れないので買えない。
CATT5.jpeg


トレインスポッティング、、
CATT3.jpeg


タイの法律もあるようでこちらのフェスは17:00以降からお酒の販売が開始されてました。
ビールはなんと協賛のバドワイザーのみ!タイでは氷入れてビール飲むのが通常なのでバドワイザー的なビールはタイに合いそうです。

打ち上げはFEVERツアーズでも皆で訪れた蟹カレー屋さん。
その後は皆でバンコクのネオン街に出動。お疲れ様でした&おやすみなさい。


■6/4(月)
特に何もないOFF日。
FEVERスタッフも訪れていたアユタヤに行ってみたくて、タイ国鉄の三等車に乗って1時間半かけて移動。

タイ国鉄.jpeg

エアコンも無い灼熱の車内、車窓から見える異国の田園風景がたまりませんでした。
列車内.jpeg

車窓.jpeg

そしてバンコク〜アユタヤ間の三等車の料金は15バーツ(約50円)!!!


アユタヤ駅到着。暑い。車内で飲んでいた水がお湯。
下車してすぐ船で川を渡ってセブンイレブンで水分補給。
マーケットを練り歩いた後に遺跡方面へ。暑い。35度くらい。日差しがとにかくキツイ。
レンタサイクルがおすすめと聞いてたので近くのホステル窓口にて格安に自転車レンタルしたところ
貸し出されたチャリは日本のどこかの農業高校のステッカーが貼られた第2の人生を歩み始めたオンボロのママチャリ。

チャリ遺跡2.jpeg

後ろブレーキ全く効かないしギィギィ騒音が半端じゃない。
時期的に?人が少ない静かな遺跡エリアにママチャリの騒音が響く。。

アユタヤ.jpeg

ギィギィと騒音たてながら神聖なアユタヤ遺跡エリアを徘徊。地元民も観光客も全然居ない。静か。ゾウが車道を軽快に歩いている。

チャリ遺跡.jpeg

雨季のはずなのにはちゃめちゃに晴れ渡っていて日光がエゲツない。ホントに危険!

象歩道.jpeg

近場の食堂で水分補給(ビール)してチャリ返却。名前のわからない椀子そば的な椀子フォーみたいなモノで昼食。辛い。
相乗りバン(ロットゥーと言う)でバンコクまで戻る。エアコン効いてるだけで幸い、60バーツ(200円くらい)。車内で気づいたら爆睡してました。約1時間で到着。

戻り途中にまた食堂。イカのスパイシー炒め。せんべろ。
イカ炒め.jpeg

ホテル戻ってジンさんと再び合流。
アソーク駅近郊に美味しい窯焼きピザが食べれるイタリア料理店があるとのことで同行。
「ベラ・ナポリ」というお店。
ベラナポリ.jpeg

ペペロンチーノとマルゲリータを注文。

ベラナポリ2.jpeg

うまい。めちゃくちゃ美味い。
高校時代イタリアンのお店で少しバイトしてたけどそこの賄いを思い出す感じに美味い。
また食べに来たい。


■6/5(火)
帰国。
まっすぐ帰宅。


ほとんど食レポみたいですみません!!!
ありがとうございました!!!


思えば遠くへ来たもんだ...と誰が言ってましたが(海援隊でした)まさかここまでタイとの縁ができるとは思っていなかった。タイと柏に住んでいる重要人物に導かれて面白い話に乗っかっているだけというのが正直な話ではあるのですが。

なにはともあれ、我らがFEVERはタイでイベントを行ってきた。「FEVERが各地に出張する」という不可思議なコンセプトであるFEVER TOURSの初の海外公演。ここ3年でもう10回以上はタイへ行っていたFEVERと西村個人的な集大成でもあった。もちろん先程述べた重要人物でもあるタイ在住dessin the world主宰じんさんとparaborica records主宰でdeepsea drive machineのベーシスト西さんがいなかったら出来なかったこのイベント、三つ巴で構想約1年、2018年3月4日にタイはバンコク、音楽学校であるROCKADEMYにてFEVER TOURS in Thailand 2018は決行された。出演はFEVERがタイへ一番最初に行く際に来てもらったthe band apart、日本の宝であるLOSTAGE、そしてこのバンドがいなかったら海外案件は考えていなかったかもしれないdeepsea drive machine。タイのバンド(かっこいいバンドが沢山います!)の中でも知名度、実力共にトップレベルでなにかあるごとにお世話になっていたINSPIRATIVEの4バンドが出演。

結果、最高でした。こちらはFEVERという看板をプラプラと持参してカッコいいバンドに出演してもらってビール飲みながらギャーギャー騒ぐという贅沢の極み的な立ち位置でしかないのですが、なんというかチーム感というかすべてを包み込むグルーブと言うか何をしたかと言われると特に自分は何をやっていたわけではないのですが(スタッフはちゃんと仕事をしています)やってよかったな、またやりたいなという気持ちにさせてくれる、そんな不思議なイベントでした。タイ最高。

自分はRRというFEVER隣のコーヒー屋のフードフェスにも出店してたこともあり、
西村から見たFEVER TOURSという珍道中を簡単に明記しておく。

3/1

珍しく羽田から出発。今回FEVERもお休みにして大所帯でのタイ行きだったのでスタッフがちゃんと羽田に集合しているか不安でしたが缶ビール片手に待つスタッフもいて既にテンションは高まっていた。

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3/1はタイで宗教上の関係でお酒の販売が出来ない日であった。もしかしたらあそこで...もしかしたらあのお店なら...と期待していたのですが流石にNG。じんさんと合流してカニカレーで有名なソンブーンにて食事、有名なガネーシャ像に挨拶、近くの夜市を探索してホテルへ。同ホテルに宿泊するLOSTAGEが到着したと連絡が入ったのでメンバーと「俺たちの食堂」としている毎回訪れる食堂にて夜食(ビールなし)明日へ備える。

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3/2

2月にタイへ来てお世話になったJAM FACTRYへ再度視察しに行き、The Never Ending Summerにて食事。やっとビールにありつける。その後スタッフと集合時間に大遅刻。
すいませんでした。

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FEVER TOURSの前哨戦「FEVER TOURS IN HAPPENING SHOP NANO CONCERT」と題して大きなアートスペースビルであるbaccにて弾き語りイベント本番。スタッフとじんさんが機材をピックアップしてbaccへ到着後セットアップ。HAPPENING SHOPというのはbacc内にあるお洒落な雑貨やCDを販売しているセレクトショップで、その前のロビーにて弾き語りイベントを行う。日本人のみでのイベント、しかも弾き語りなのはおそらくbacc内でもはじめてのことだと思う。

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かなり穏やかなムードのかな先行はバンアパ荒井氏弾き語りに木暮氏カホンで参加。
お客さんも集まりながら行き交う人々が見ていってくれるのは日本でもインストアイベントやデパートなどでの催し物でよくある風景かもしれないが、いかんせんここはタイ。しかもエスカレーターが目の前(笑)

バンアパ大ファンの若い男の子が食い入るようにみているのが印象的でした。バンアパは海外でも人気ありますね。

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後攻LOSTAGE五味氏。日本からのお客さんも多く「FEVERスタッフもいるしタイじゃなくて新代田みたいだね」とスタッフと話しながらみていたのだが、確かにタイにいながらタイではなかった。五味氏が始まる前に「奈良美智さんが今タイにいるらしい」と話していたが、そこにピンときたのかbloodthirsty butchers「サラバ世界君主」をカバー。タイでブッチャーズの曲が聞けていることに歓喜し、色んな事が頭をよぎって少し泣けた。

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打ち上げは「俺たちの食堂」ビールも解禁、ddmも到着して決起集会的な状況になり貸切状態。この食堂にこれだけの日本人がいたのは初めてだったと思う。本当に小さな食堂で、街の方々も頼りにしている場所だと思うので大変申し訳無い気持ちにもなったが、年に一回あるかなかなのでほんとうにすいません、という気持ち氷入りでビールを飲む(自分はシンハー派)

3/3

お世話になっているラジオ局Cat Radio主宰の「Cat Foodival」にRRが出店。ライブも行われるのだが、タイでは大人気アーティストばかり揃ってる中、日本代表でdeepsea drive machineが出演。音響関係はFEVERチーム+LOSTAGE音響KC氏、ステージはバンアパの名物ローディーでもあるユキオ氏がまとめてくれて完璧な布陣。

SHOW DC OASIS ARENAという大きな野外会場にて行われるので暑さ対策でオープンは夕方(3月タイの昼は約30度)RRはホットのブレンドコーヒーとミントコーヒー、アイスのミントミルクティーという野外イベントらしからぬホットドリンク押しでしたが、ハンドドリップ(細口のポットからゆっくり少しづつお湯を落として丁寧にドリップする方法)が珍しいのか動画撮影者が続出して賑わいました。FEVERスタッフも買い出しなど手伝ってくれて、スタッフ成尾はコーヒー好きということもありブースに立って手伝ってくれたが(昨年もRRは出店して成尾も同行)タイの女子から「写真撮らせて下さい」と言われるほど人気に(笑)

deepsea drive machine、日本でもなかなかないぐらいの大きなステージで圧巻のライブ。大勢のタイ人を踊らせていた。このバンドがいなかったら今自分はここにいなかったと思うと感慨深いものがあり、初めて見たお客さんも多かったと思うが、それでこの盛り上がりであればタイの音楽環境は今後も伸びていくはずだと確信が持てた。

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3/4

大本番当日。会場のROCKADEMYは音楽学校で、二階部分がイベントホールになっているのだが音響や照明システムの常備がなく、一からセットアップしてく必要がある。その辺は全てじんさんにおんぶにだっこ。細かいところまで仕切ってくれていたので本当に助かった。しかも照明担当はタイ在住の日本人ゴウさんで、こちらもストレスなく進めてくれた。

このイベント、受付、ドリンクなども含めてFEVERスタッフがやることになっており、本当に「FEVERが各地に出張する」ということをやってみた。5周年時のFEVER TOURSは日本国内を廻ったのだが、流石にスタッフ全員で動くことはなかったので、この大所帯が動くライブハウスクラス規模の海外イベントは日本の歴史上で今までなかったんじゃないかと思う。なので、よくFEVERにご来店してくれるお客さんがタイまで来てくれた時に受付でホッとする顔が印象的であり、やってよかった瞬間でもあった。

deepsea drive machine / LOSTAGE / INSPIRATIVE / the band apartの出演順は自分が決めたのだが大成果だっと思う。トップのddmから最後のバンアパまで来ていたお客さんはすべて楽しめていたように見えたし、どのバンドも物販は売れていたのが嬉しかった。

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FEVERのバックドロップ、わざわざ持っていってよかった。FEVERが出張する際にお店の後ろに吊らせてもらうのだが、やはりあのロゴがステージの後ろにあると安心感が出るのは自分だけだろうか?

FEVERスタッフは(自分もだが)お店にいる際にはバンドと一緒に写真を撮ることはほとんどない。適度な距離感があるというのはやりやすい反面寂しさもあるのだが、海外でこのような写真を撮れるのは本当に嬉しいことだ。特にツカモン平塚(今回同行したFEVER一番の若手)は奈良出身ということもあり、LOSTAGEはレジェンドクラスだと思うが兄貴と肩を組んでの集合写真は一生忘れられないでしょ?(しかも初海外だったそうです)

集合00001.jpg

打ち上げはもちろん「俺たちの食堂」近所の方々、ご迷惑おかけしました!

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3/5

帰国日。ddmとLOSTAGEはかなり朝早い便だったようだ。FEVERチームはそこそこ早起き、空港へ向かう。東京に戻るとまた日常になり、みんなで写真を撮ることもあまりないので最後に空港で。

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dessin the worldのじんさん、deepsea drive machineの西さんへの感謝の念を長文で書くことも出来るのだが、これが始まりかと思うと感謝仕切るのはまだまだ先にもあるような気がしているので割愛。というよりこの数日後にはFEVER TOURSの大阪/東京編があり、その辺はまた後日明記したいと思う。

【総括】タイは最高だった。

FEVER代表 西村等

「FEVER TOURS in Thailand 2018」と題し、FEVERスタッフほぼ総出で4泊5日のタイ紀行に
若干時間が空いてしまったが、色々と回想しながら綴りたいと思う


【2.28(wed) - 出発前夜】

FEVER TOURとRRの出店、って事で必要な荷物がなかなかに多く
また翌朝は通勤ラッシュアワー直撃での出発になる為、だったらもう前夜の内に空港に運んでロッカーにぶち込んでおきゃ良いじゃん?の結論に

新代田-羽田間なんて混んでなければ20〜30分程度
その日の仕事が落ち着いた頃、荷物を積み込み助手席に音響スタッフY崎を乗せ環七を湾岸方面へ

夜中の羽田空港は閑散としたものだった
が、その静けさとは逆に、明日の出発を間近に感じ我々のテンションは完全に上昇していた

ハッキリ言って、2人とも既に浮かれてた

荷物をロッカーにぶち込み空港内を軽く散策
逸る気持ちを抑え、土砂降りの雨のなか新代田へと車を走らせた

その帰り道、運転しながら色々と考える
これから帰って準備してお風呂入ってあれこれして、、、ほとんど寝れないな、、、あっ!!
「だったらもうこのまま寝ずに始発で空港入りしちゃえばイイじゃない」
と言うわけで帰宅後、早速荷物まとめて始発で向かう準備を

【3.1(thu) - 出発〜in タイランド】

予定通り始発にて、一向に弱まらぬ雨のなか羽田空港へ向かう
流石に電車はガラガラ、我ながらこの決断は英断だったと確信

am6:00 - 羽田空港国際線ビル着
とりあえずベンチに座り、売店で買った缶チューハイを流し込む
空港内のベンチ・ソファーは、終電で空港入りして朝のフライト待ちであろう人達が寝ている
流石に静かなもんだ

集合時間まではまだまだ時間がある
不眠での酒は効きが良く、一本飲み終えた頃にほろ酔いで小腹も減ってきた
レストランフロアを探索しつつリーズナブルな寿司屋を見つけ入る
軽くのつもりがpopoY島が加わりそれなりに飲んでしまった
3時間後の集合時間には完全に仕上がっていた
良いスタートだ

良いスタートだと思いきや、こういう時にこそ落とし穴が
登場前に寄ったトイレにパスポートを置き忘れ、そのパスポートケースに見覚えのあったFEVERスタッフN尾が自分の後でトイレに入り
「...もしや、これ、、、?」と察し、中身を確認し、確保すると言う超ファインプレー

まだ出発前の大チョンボ

あのフォローが無ければ私のFEVER TOURSは羽田空港で終わってた

登場時間になり機内に乗り込み座席に座り一安心
眠気と酒酔いで離陸する前に既に寝落ちしていた

いつの間にか飛行機は飛び立っていた
機内食のタイミングで目が覚め、とりあえず食事と酒を頼みまた飲み始める
この辺になってくるともうただの意地

飲んだり映画観たりアレコレしてたら、タイはスワンナプーム空港へと到着
せいぜい6時間程度の空旅なので意外とすぐ着いてしまう

アルコールと寝不足でフラフラしながらも無事に入国
館外に出て人生初のタイの空気を吸う

、、、蒸す!

なんかスゴイ蒸す!

これがタイの第一印象 (なんかすいません)

皆揃ったところでタクシーに乗りホテルへと移動
車窓から眺める風景に異国の地を感じ、心踊り眠気もすっかり消え去る

それにしてもタイの路面はなかなかにエキサイティングだった
ちょいちょい「ドウンッ」てなった

若干ゲットーを感じる裏路地へ入り、我々がこれから5日間お世話になるちょっとリゾートを感じさせるホテルに到着

部屋に荷物を置き街に出て、換金所探しながら街中を散策

市街地の交通量は凄い
所謂「東南アジア」を感じる

とにかくバイクが多い

しかも3ケツとかしてっけど良いのアレ?

対向車線走ってっけど良いのアレ?

中学生みたいなのがノーヘル4ケツしてっけど良いのアレ?

タイの交通事情はブルータルだ

間も無くして、今回のツアーで全面的にお世話になり、INSPIRATIVEのDrとして出演もされるジン氏と皆揃ってご対面
地下鉄に乗り会食の場へと移動する我ら一行

タイの電車乗車券は斬新
券売機にて運賃を支払うとプラスティックのコイン型の何か(オセロの駒の黒とほぼ同じ大きさ形)が出てくる
これを乗車時にはセンサーに当て、降車時には投入口に入れる
まさかこんなオセロの駒みたいなのにICチップが入ってるとは思わなんだ

二駅ほど離れた場所で降車
雑な説明になるが、なんかめちゃめちゃ流行ってる中華料理屋で皆で会食
マ◯ィアみたいなカンロクあるオジサン達が綺麗なチャンネー連れて次から次へと入って来た
そこで軽く食事をしてまた街に出る

次に訪れたのは「芸事の神」の謂れを持つ"ガネーシャ"像が祭られる、混沌とした市街地内では異質感を放つパワースポットへ
然程広くはない敷地にかなりの人が密集する人気スポットらしく、ちょっとしたイベント会場のような様子だったが、そこに集まる殆どが現地の若者だったように見えた
その現地の若者であろう人達が当たり前の様に行う神前作法に、タイの人達の信仰心の強さが見て取れ、いかに宗教と人とが密接な国なのかを感じさせられた
こうした伝統的な儀礼を大切にする姿勢は素敵だなと思った

そのまま夜市的なストリートをウロウロし、各々琴線に触れた店に入ったりしてバンコクの夜を楽しむ

自分もN尾と、なんの料理だか分からないがなんとなく気になった店に入ってみた
メニュー読めないので店先で調理されてる鍋を「指差し注文」して席に着く
さぁ!食べよう!
と思ったけど、あれ、お金払ってないけどこれどういうシステム、、、?

とりあえずホールにいた店員にまだお金払ってない旨を告げる

、、え?、、ああ、、、
じゃあ、、40バーツ、、、

なんとも「支払いなんてどうでも良さそう」な大らかな様子で一応精算

なんかスッゲー辛くて汗ダクダクになったけど、スッゲー美味かった!

夜市の屋台で飲み歩きを
と期待していたのだが、なんとこの日は宗教的にスペシャルな日で、一切「アルコール禁止」と言う絶対的な掟のタイミング
ひたすらPEPSIかミネラルウォーター飲んでた

日付変わったら飲めんじゃね?

と期待し一度ホテルに戻る
軽く休憩したらまた夜の街に繰り出そうと意気込むも、ベッドにちょっと横になったらそのまま撃沈

pm23:30 - 終了

【3.2(fri) - タイランド2日目】

前晩が「寝落ち」と言う不甲斐ない結果に終わった為、そこそこ早くに目覚める
結果的に観光らしい観光を出来たのはこの日だけだったのだが、起きてからとりあえず観光プランを立てようとY崎、N尾とプチ会議

忘れかけていたがその昔に話を聞いて凄く惹かれていた場所、
シリラートの医学博物館こと通称「死体博物館」に行きたいと私

昼過ぎにはまた戻ってこなれけばならないので素早く身支度をしいざ外へ

朝一でいきなり死体ってのもあれだし、折角なのでタイを感じる名所にも、って事で
数多くの寺院が点在するバンコク市内で"ビッグ3"のひとつと謂れる「ワットアルン」へまず向かう

激流とも言うべき激しい交通量の大通りに出てとりあえずタクシーを拾う

タイのタクシーは要注意

タイ経験者からこの情報と対策を得ていたので、軽く警戒しながら運転手に接触
相場よりも大幅に高い額をふっかけられる、聞いていた通りの洗礼だ
こちらは負けじと相場の額を提示
意外とあっさりOK、交渉成立

この「相場」だが、凄いものでGoogleマップでルート検索するとちゃんとタクシー料金が表示される
こちらはこれを頼りにタクシーに乗る際には提示し続けた
なんとも頼もしい
Googleマップ最強

30分かからず目的地周辺に到着
「ワットアルン」へ行くにはチャオプラヤ川を渡らなければならない

川を渡る舟乗り場へ
3バーツの渡し舟に乗り対岸へ

対岸に渡るだけなのでわずか3分程度の乗船なのだが、このチャオプラヤ川がなかなか激しい
ディズニーランド「カリブの海賊」のコーナーでガンガンなってるとこよりも数段に激しい

間も無くして対岸に着船
今度は入場料を払い「ワットアルン」へ

これが神々しく圧巻の佇まい

空にそびえる くろがねの城

元々、城や寺院など歴史的建造物が好きな性分でもあるので、その佇まいに無条件でアガった
タイ然りその周辺国、インドに関しては言わずもがな、仏教の色濃いアジア圏の寺院や仏像は色彩が鮮やかで装飾も煌びやか、なんとも絢爛豪華でファンタスティック
異国を感じるのだが、日本人にはシンパシーを感じる部分も多いはず

時間に限りがあるのでグルっと一周して「ワットアルン」を後にする
また荒波高しチャオプラヤ川を舟で渡る、往路以上に激しい気がした

そしていよいよシリラートの「死体博物館」を目指し、徒歩30分程度なので飯処を探しつつ歩く

特に観光地でも無い路を歩くのは楽しい、異国情緒満載だ

路上にはとにかく犬の糞が多い、異国情緒満載だ

途中、なんとなく良いヴァイブスを感じた屋台に惹かれ入ってみる
思いがけずここが美味かった、大当たりと言っても良い
現地の人がよく食べてる姿を見る、なんか気になってた感じ麺類だった
(メニューが読めないので名称は不明)

食事は軽く済ませ、また目的地目指し歩く

纏わりつくような暑さの中、それなりに歩いて目的地周辺に着く
が、地図で見た場所に向かっている筈なのだが一向に着かない
博物館はコチラ、的な標識もあったのに何故か一向に着かない

博物館とは言っても、ただそれだけが存在している訳ではなく
広大な敷地の中に大学病院・医科大学・その他施設などが集合する中の1つ
特別な施設と言うよりは研究用の資料館の一つと、言った具合の場所だった

迷い、そこら辺の人に聞き、なんとか辿り着いた
いよいよ待望の「死体博物館」へ!
なんかそう言うと悪趣味の極みみたいですが、、、

これがまぁ、なんとも

まぁ、なんと言いますかね

人がいっぱい居るけど、「全部死体」なワケですよ

うーん、、、

あまりここで特筆すべき内容でも無いが、なんともエキセントリックな館だった

館内は当然写真撮影NG
気になる方は「タイ 死体博物館」で検索して頂ければと
ただ、閲覧にはご注意を

なんとも言えぬ気分のまま、ホテルに戻るべくタクシーを拾う
ここでもまた相場を遥かに超えるワイルドな金額を吹っかけられる、洗礼だ
だがまたも金額交渉はすんなりいき、行き先を告げる

走り出し程なくして、タクシーの運ちゃんがおもむろに1つの冊子を我々に差し出す
大きさで言うとちょうど、フリーペーパーの「JUNGLE LIFE」と同じサイズ

その手渡された冊子は、日本人の殿方に向けたナイトスポット(完全ピンク)の案内本だった
システムや料金案内などが全て日本語で説明書きされている

我々はそれを見てブチアガる

大のオトナが3人、大ハシャギだ

運ちゃんはしたり顔でご満悦な様子

はしゃぐ我々に運ちゃんも「パンパーン!パンパーン!」と呼応

パンパンの意味は不明だがこの時、日タイの漢同士、国を越えた真の交流が生まれた瞬間だった

「この冊子、もらって良いのかな?」
「でもなんかよく見ると何度も使い古された教科書のようだけど?」
「日本人の客乗せたら見せてあげてんじゃない?」
「じゃあとりあえず返しておくか」
「そう言えばこのオッちゃん、良い人だけどスケベそうな顔してんなぁ」

なんて内々の会話も挟みつつ、オッちゃんの自慢の一品を奪う訳にもいかないので
大事なページだけ写真撮って返却する

心からの「コップンカー」

そしたらまた別の冊子出てきた(猛爆)

オッちゃんのエロさに車内は一気に沸き、なんとも楽しい帰り道となった

と思ったのも束の間

なんか目的地とは雰囲気の違う所に入って行く
大きなビルの駐車場フロアみたいな場所をクネクネ走っていたのだ

、、、何これ?

我々は軽くザワつき始め、車内は一転して不穏な空気が漂い始めた
「もしかしてこれ、近道なのかな?」
「ヘイ、オッちゃん!ショートカット?」

オッちゃんは得意げにうなづき何かを説明していたがヒアリング不可能
と思ったら建物周りをグルっと一周した所でタクシーは停まった

その巨大なビルの従業員入り口みたいなとこの前で停まった

その入り口前にはパイプ椅子に座った爺さんやオッさんオバさんなど、4名程が待機していた
彼らは我々を見て嬉しそうに招き入れようと、熱烈に歓迎している様子だった

タクシーのオッちゃんも「後はあの人達に任せとけ」とでも言ってるかのように
実に満足気な顔をしているし、それ以上運転する気は無さそうだった

そこで気付いた

どうやら我々はオッちゃんお勧めの風俗店に送られたようだ

オッちゃん違うよ、そうじゃない

それはまだ、今じゃない

オッちゃんの差し出した夜の案内本で沸いた我々を見て、オッちゃんなりに気を遣ってくれたみたいだ

改めて行き先を(強めに)伝えオッちゃんに再出発してもらう

あの時のオッちゃんの顔、どことなく少し寂しそうに見えた

日本人観光客で男性のグループなんて皆んなそこに行く筈
そんな日本人観光客を今迄に何人も乗せてきたんだろうなオッちゃん

良かれと思って送り付けた感が否めなかったので、なんとなく申し訳無くて降車時にチップを

とは言え、行き先ちゃんと告げてるのに勝手に変更するなんて困ったもんだ

タイには「白(シロ)タク」というものが存在するが、我々の乗ったあれは「エロタク」だ

「地球の歩き方」にも「白タクには要注意」と書いてあったらが、あの「エロタク」にも要注意だ

そんなこんなでなんとかホテルに到着

タイでは深夜0時以降はコンビニなどでお酒が買えなくなる(飲食店は別)との事だったので、宿近くのセブンイレブンにて酒を買い溜め部屋の冷蔵庫へ

休む間も無く本日のライブ会場へと移動

この日のライブ会場は、ライブと言ってもアンプラグド
会場と言っても大きなデパートメントのエスカレーター踊り場(でも広い)でのパフォーマンス

出演は、the band apartより荒井氏&木暮氏によるアコギとカホンのアコースティックset
LOSTAGEより五味氏(兄)による引き語り

ただでさえアーティストの地力を試される環境でもあるのに、それがまた「異国」と言うハードル
正直、始まる前は「これはキツいなぁ、、」と慄いてしまったが、出演した2組は流石の一言だった

そして驚いたのは、たまたま買い物でその場を通りかかったであろう現地の人達が、その時が曲の終わったタイミングだったら一緒に拍手をしてからその場を通り過ぎて行く姿
ベビーカーに赤ちゃんを載せていたお父さんがその場で立ち止まり、我が子の手を取り一緒にその音楽を楽しんでいる姿
時間を追うごとに、館内警備員の方々の視線が厳しくなっていったのが気になってしまったが(向こうもお仕事なので仕方ないのですが)、あの光景はなんとも良い雰囲気だった

ライブも終わり急ぎ足で撤収を

スピーカーやミキサーなどを提供してくれた某会場に、その機材を返却しに自分も同行した
その移動中、ジン氏からタイのライブハウスシーンについて氏の知っている話を色々と聞かせて頂いた

間も無くして返却場所である会場に着く
街灯も少なく仄暗い路地裏に突如として存在するなんだかオシャレな空間
昨年、ATATAがここでライブをやった話をジン氏から聞く
自分はその時その場には居なかったが、ATATAがここでライブをやってる様が想像できた
ここでライブやったら自然と熱量高めのライブが出来そうな空気を何となく感じ、すんなり想像出来た
そして、なんだったら自分もここでライブしたいと憧れた

ジン氏曰く、この場所は「以前、"タイで唯一、ライブハウスらしいライブハウス"を経営していたオーナー」が新しく始めた場所なんだ、と

、、、ん?俺、その人、、、知ってるかも?

ま「もしかしてそれって、○○君ですか?」
ジ「そうです!知ってましたか?」

ビンゴだった

そのオーナーとは、以前にFEVERにも出演した事があるWednesdayことプット氏だった
そのFEVER出演時に"タイで唯一、ライブハウスらしいライブハウス"をやっている人だ、と紹介された
しかもプット氏はそれ以前にも一度FEVERに遊びに来ていた事があり、奇しくもその時に出演していた自分のバンドのCDを購入していってくださった神のような方だ
その当時、プット氏が経営していたその"タイで唯一、ライブハウスらしいライブハウス"であった「ハーモニカ」にて、購入していってくれた我がバンドのCDをBGM的によく流してくれていたという神のような方だ

プ「是非、タイにライブしに来てください」
ま「是非!その際にはヨロシクお願いします」

名刺を交換し握手を交わしたあの時
彼が帰国した後にメールを送り改めて挨拶とお礼をしたのだが、その何年後かにはその"タイで唯一、ライブハウスらしいライブハウス"をたたんでしまったとの悲報を耳にした

あれからどうしているのだろうか、と気にはなっていたが
こんな最高の空間を作り動いていたのかと感動

実は今回のタイでプット氏に会えないかな、、、?と淡い期待を持っており
その後にリリースした我がバンドのCDとDVDをお土産として用意してきていた

生憎、その機材返却時にプット氏は不在だったのだが、
ジン氏の話しによると「明後日のイベントに遊びに来る」と

このタイ渡航にて、個人的な目標の一つが達成目前となった

機材を返却しホテルに戻る
ホテル目の前の小さな深夜食堂にて打ち上げの運びに

店の規模に対して我ら一行があまりに大人数過ぎた為座りきれず、
自分を含め数名のFEVERスタッフはその数100m離れた別のこれまた深夜食堂へ

この食堂がまた良かった、、、

ビールが嫌いな自分もここではガンガンにタイのビールを飲んでた
タイ・マジック
何食っても上手いし、この夜のこの場所は本当に良い時間が流れていた

その後、宿に戻り軽く部屋飲みするも疲れもありそこそこで就寝

am2:00 - 2日目終了

ここまでこのブログ書いて思ったけど、まだこれで「2日目」、、、長くてすみません

【3.3(sat) - タイランド3日目】

am10:00 - 起床

昨日の疲れからか、特にアクティヴに観光に出かける訳でも無く、宿近くの店で簡単に食事を済ませる
またここでもタイの生活を感じられる露店風テラスにてそれっぽい料理を

時間になり一同集合し、またタクシーに乗り本日のイベント会場OASIS ARENAへ
"音楽"と"食"の祭典『CAT FOODIVAL』へと向かう
こちらではRRが"食"で出展、"音楽"ではdeepsea drive machine(以下ddm)が日本代表出演
会場や周辺の雰囲気は、お台場辺りの埋め立て地での屋外イベントを彷彿とさせる環境と規模感

日中はとにかく暑かった、普通に日本の夏の陽気
避暑対策にすぐ近くにあった巨大ショッピングモールへと一時避難

ここで入った「マクドナルド」というハンバーガーショップが実に美味かった

向かいの会場で出店中のRRから買い物要請などもあり、しばらくその巨大モール内を散策

うだるような暑さの会場も、夕方ともなると良い感じのチルタイムへ
しかしこの日はひたすらに飲んでたが、汗かくから全然酔わないと言う燃費の悪い1日だった

完全に陽が落ち、照明が本領を発揮した頃、日本代表ddm登場
イケイケのライティングと相まってギュンギュンのステージだった
西氏(Ba)による流暢な英語でのMC、やはり英語喋れるのは強いと痛感
ddmはタイでのライブは過去にも経験済み、終演後の物販には現地の人も多数集まっていた

余談だが
ddmセッティング中、西氏(Ba)がCOCOBATの「SKIMEN」のフレーズ弾いてサウンドチェックしてたのを私は聞き逃さなかった

日本の野外イベントではあまり無いことだと思うのだが、この日のイベントはとことん押してた
転換中のメインMCによる出演者を交えたトークなんて、盛り上がったらそのままとことんいってたし
音止め時間とか大丈夫なのかな?と心配になったが
そこはお国柄なのか、それに対してピリピリした様子は無かった

予定よりだいぶ押してのイベント終盤、RRも落ち着いた頃にブースを片付け我々も帰宅の準備を

実はこの頃から我がお腹に「異常警報」が鳴り始めていたのを感じた

ホテルに戻った頃、その「異常警報」は「異常事態発生」のシグナルへと変わっていた

時間も遅かったのでまたホテル近くの食堂にて飯を済ませ部屋へ戻る
明日の準備をし、腹の調子も悪いので早々に就寝

am1:00 - 3日目終了

寝ている間に何度もこの「異常事態」の警報に起こされる羽目になるとは、、、

【3.4(sun) - タイランド4日目】

腹に大型爆弾を抱えたままの起床

寝てる間に何度もトイレに行かされ、脱水症状までいかないが体力消耗による疲労感が否めない起床

本当はこの日、チャトゥチャックにて毎週開催されるという超大規模な市場「ウィークエンドマーケット」に行きたくその予定で居た
が、思いのほかその日のイベントの入り時間が早く、時間的にどうやっても厳しい状況で断念
その前日に早起きして行ってたスタッフも数名居たので、一緒に行けば良かったと後悔

ま、いつか観光で行きゃいっか

そんなことよりお腹が何ものかにSEEK&DESTROYされててそれどころじゃなかったし
とりあえず集合時間にホテルロビーへ
準備の良いスタッフKリンが用意していた「正露丸」を頂き、とりあえず飲む

ここで今回のタイ渡航のタイトルでもある「FEVER TOURS in Thailand 2018」の会場、
音楽学校でもある「ROCKADEMY(ロカデミー)」へと移動

その会場周辺の雰囲気は、それまでの宿周辺やこれまで訪れていた所謂「タイ」の色が薄く、
ビバリーヒルズを感じさせる(行った事は無い)高級住宅地と言った場所だった
実際、外資系の企業・ショップが多く立ち並ぶ、駐在員の多いハイソな地域との事だった

ライブハウス施設では無いので、その学校の中ホール程の一室に音響・照明を組むところから始まる
受付はエントランス入り口に設置可能、バーカウンターなどは存在しないのでフロア入り口に"どぶづけ"でビール/ミネラルウォーターを用意する
「用意する」は良いが、その物自体が無いので会場すぐ近くのコストコみたいなマンモス級スーパーへ買い出し
「買い出し」は良いが、あまりに大量に買い込み過ぎてとてもじゃないが運べない、、、
「運べない」じゃどうしようも無いのでとりあえず、
その巨大なスーパーのこれまた巨大なカートをお借りして会場まで運ぶことに
急いで会場に運び入れ、またカートを戻しにスーパーへ

それにしてもこの日は暑かった
タイに来て常に感じていたムンムンと息苦しいほどの湿気
この日ばかりはその湿気よりも、真夏級の暑さにとにかく参ってしまった

準備に追われていたその頃、正露丸の効果が効いてきたのか我がお腹は平穏を取り戻し始めていた

外が暗くなってきた頃、会場周辺も少しずつ賑やかになってきた

pm19:00 - いよいよメーンイベント開場

自分はホール入り口でゲートチェックしていたので、入ってくるそのほとんどの人を視認していた
現地の人、現地に住む邦人、日本からこの為に来た人、等々、色んな人が来場してくれた

予定時間より若干押して、いよいよ開演

この日の出演は
deepsea drive mashine (Japan)
LOSTAGE (Japan)
INSPIRATIVE (Thailand)
the band apart (Japan)
の4組

当日、自分はホール入り口でゲートチェック担当だった為、
ずっと中でライブを観ているって訳にもいかずたまに様子を見る程度しか出来なかったが
でも全バンド良いステージで盛り上がった様子で何より!もっとジックリ観たかったが仕方ない!

先にジン氏より情報もらっていたので、待ち望んだプット氏も探し出し数年振りの対面を果たす
プット氏は日本語をそれなりに話せるので、また会えた喜び、会いたかった旨をこちらも伝える
そして日本から持って来たお土産(CD&DVD)を手渡すことに成功
「今度はタイにライブで来たい」と告げ、また握手を交わせた

後日、この「FEVER TOURS in Thailand」の新代田公演の際、プット氏の別バンドの音源をジン氏を介して受け取った、コップンカー!

イベントも終盤、ぼちぼち片付け作業にも手を付けようと行動開始

会場にお借りしたもの(テーブル、イス等)をあった場所へ返そうと運び始めると、
その会場のスタッフさん(現地人)が駆け寄ってきて「いいよ、いいよ」と受け取り戻してくれる
こちらから元の状態へ原状復帰させるのが当然なのに、なんと心優しいことか

そう言えばイベント中も、ここROCKADEMYのスタッフさん達は皆ちゃんとライブを観に来てくれていた
結局、その後の片付けも色々と手伝って頂くことに、なんと協力的なことか

なんと優しい国民性なことか

「タイの人たちは優しい」と感じていたが、この最終日に改めて痛感した

お客さんもハケ、祭りの後の空気が漂い出した頃、TOUR関係者全員での記念撮影

グランドキャビンクラスのタクシー数台に皆それぞれ乗り込み、帰宅

ホテルに着いた頃にはもうそこそこの時間だったが、またもホテル目の前の深夜食堂にて打ち上げを
出演者、全スタッフ入り交じり、最後の晩餐を

軽く飲んだ後、部屋に戻りまた部屋飲みを、と思ったが
前夜の激しい「異常事態」のおかげで寝不足もあり、またも早々に就寝

am3:00 - 最終日終了

【3.5(mon) - 帰国】

am7:00 - 起床

慌ただしく帰る準備をし、ホテルロビーへ

ハッキリ言ってこの頃、タイ料理に完全に飽きていた

いや、凄く美味しかったんだけど習慣じゃないからそう毎日は食べられないよね
なんだかんだ日本食が恋しくなってくる頃合いだよね
って意味で

揃ったところでタクシーにて移動、来た時と同じくスワンナプーム空港へ

搭乗手続きし、混み合っていたので早々に出発ロビーへ入る
手元に残ったバーツも使い切りたいし、腹も減っていたのでとりあえず料理店に入る
タイ料理に食傷気味だったので、迷うことなく「カツカレー」を注文
が、これがまた実に微妙なお味だった、、、

それでもまだ残ったバーツを使いたく売店でお菓子を買ったりブラブラしてたり
なんて事したら時間ギリギリになってしまい、搭乗ゲート手前まで迎えにきたCAさんに急かされ慌てて搭乗

長かったのか短かったのか分からないタイ紀行、病人・怪我人も無く無事終了

まだタイに居たい未練と早く帰りたい要求と、複雑な気持ちのまま離陸

行きと違って帰る時なんて呆気ないものだ
何が違うってテンションが全く違う

行きの飛行機内で観かけたが途中で寝てしまった映画をまた続きから見る
が、また寝る、起きて見る、が、また寝る、の繰り返し、犬が自分の尻尾追っかけてるようだ

そんなこんなしてたらもう羽田空港着

旅の帰りって何故だか一同に口数が減るものだ

なかなか出てこない荷物をレーンで待ち続ける

各々の荷物を確認し、ここで解散

これにて「FEVER TOURS in Thailand 2018」終了

帰宅の方法は皆それぞれ、タクシーを使う者、電車を使う者、バスを使う者
自分は方向の同じY崎、N尾と、売店で酒を買いバスへ乗ることに

静まり返ったバスの中、この旅の回想に耽る

あの「エロタク」の件が、やはり一番パンチあった

バスは目的地に予定通りに到着、当たり前だが日本はタイより断然に寒い
出発前夜と同じく、雨が降っていた

なんとなくまだ帰宅したくなかった我々は、とりあえず焼き鳥屋に入り日本を感じる事にする
まだ俺たちのツアーは終わっちゃいない
久しぶりに飲む酎ハイ、久しぶりに食べる焼き鳥、実に美味かった

軽く飲んで店を後に、流石にもう帰宅しようと電車に乗る

ここまで来るともう早く家に帰りたくて仕方ない、心変わりなんて早いもんだ

家に着き、荷物をおろし、近所の銭湯に行ってチルアウト

タイ、良い国だった
絶対にまた行きたい
今度は自分でもライブしてみたい
観光で行きたい

色んな思いを胸に、これにてブログも終了


追伸
でもやっぱ日本最高だ
帰国し羽田空港のトイレと、帰宅後の銭湯で心底感じた


FEVER TOURS 2018 in Thailand


約9ヶ月ぶり、二度目のタイへ行ってきました成尾です。


前回はFEVER姉妹店であるコーヒースタンド「RR」のフードフェス出店お手伝い、でしたが
今回はFEVER企画のライブツアーに同行です。
日本から the band apart、LOSTAGE、deepsea drive machine、加えてFEVER在籍スタッフ約10名も同行の大ツアー。
とはいえ3日目のフードフェス(Cat foodival)にRRも出店していたので前回のタイぶりにコーヒーをドリップしたりもしてます。
とにかくあつかった。。。。

交差点0001.jpg


【1日目】
どしゃぶり豪雨の世田谷から電車で羽田へ。
家を出た30秒後にはもう靴&靴下がぐしょ濡れ。
千葉県は成田市生まれなもので羽田に来るのはこれが初でした。
羽田の一つ手前の京急線・天空橋駅付近には特に何の用も無く一度来たことがあったんですが
のんびりとしていて水場が近く、晴れた日にはとても良いぶらぶらスポットです。
歩いて行ける隣駅の穴守稲荷駅近くにある「」という焼き肉屋さんがとても美味しかった記憶です。


羽田から約6時間、機内で2本映画を見つつバンコクはスワンナプーム空港到着。
靴と靴下乾きました。夕方くらい。

以前来たときはバンコクのもう一つの空港 ドンムアン空港(日本で言う成田空港)に着いたんですが
今回のスワンナプーム空港(羽田的)は市街地に近い!レンタルのバンで約20〜30分でホテル着。
こちらも以前滞在したホテル、の隣のホテル。ロビーに強烈なエアコン効いてて涼しい。


日本は5℃くらいでしたがこちらバンコクは35℃。
この気温差が二日目以降に響いてくるとは。。。


前回のタイ滞在時と同じく今回もこの旅を力強くバックアップしてくれるタイ在住のジンさんと合流。
ジンさん、deepseaの西さんと以前のCat foodivalで一緒にRRコーヒーをドリップしていたのが少し懐かしい。。


少し歩けば汗だくだくの真夏日和とくれば夕方になるともちろん飲みたくなるビールですが
タイは時間帯によってお酒が買えない時間帯があることを思い出しまたあとで買おうかと思っていたら衝撃の事実、
本日3/1はタイでも年に4、5回あるという完全禁酒デー。。。
チェーン店はもちろん町の食堂、屋台、コンビニやスーパー、酒屋で一切お酒の販売がされない。

こればっかりはどうしようもないので到着初日はノンアルコールで夜ゴハン食べつつ終了。。
タイのゴハンはどこで何を食べてもだいたいおいしい&猛烈にビールが飲みたくなる味付けのものが多いのでやはり寂しい。。


と、ベッドの上でくつろいでいたらいつの間にか日付が変わっている。。


もしや。。。と、
ノドを渇かした男4人、ぞろぞろと隣のセブン、深夜営業中の町の食堂に出向いてみるものの
「No Beer」「明日じゃないとダメ」「何考えてるんだ」とやはり完全NG

「日付変わったしいけるだろう」という浅はかな考えの我々は
せっかくお風呂に入ったのにまた汗だくになりながらホテル周辺を歩きながら戻ることに。

タイはほんとにどこにでも食堂や屋台があって歩いているといくつもの食堂街にあたり
ホテル近郊の通りをまたしばらく歩いていると
とある食堂のテーブルに「LEO」とかかれた茶色い瓶が見えた気が。。

いや、確かにLEOビールをグラスに注いでいる中年男性が見える。。

おそるおそる近寄り、「Beer OK?Now?」と尋ねると
なんとなく「ん〜まあ仕方ないから2本くらいなら良いよ。。?」
的な感じでなんとついにタイにて初ビール。

ビール0001.jpg


もちろんタイ恒例のグラスにどっさり氷入りのビール。
美味かった。。
就寝。


【2日目】
集合時間の14時まで自由時間。
思い返せばこのツアー唯一?の自由時間がここでした。

各々行きたい場所にバラバラと分かれていったわけですが
とりあえず集まった3人でホテルからワットポー付近までタクシーで。
とにかくツアー団体客がわんさかでにぎやかなワットポー周辺。
ワットポーを横目に船着き場から対岸へ(4バーツ/約15円で船に乗れる!)

船着き場0001.jpg


対岸のワットアルンへ。ワットポー側よりおとなしく落ち着いている。
思えばタイで初めて観光地っぽいところ。

近くでゴハン食べつつ大通りを2〜30分ほど歩いてシリラート死体博物館へ。
食後に死体博物館という。
まさかの病院内に併設されている説得力抜群の博物館でした。
汗だくの身に冷房がきつすぎる。。。

コーラ0001.jpg


船でまた戻り、通りでタクシーをつかまえてホテルに。

ここで正直よくわからないのですが我々日本男児3人がとにかくスケベそうに見えたのか
ニコニコの運転手さんはホテルへのルートを微妙にはずれ、
目的地のホテルとはほど遠い外観の廃墟ビル入口にタクシーが停まり
運転手さんの手には日本人向けタイ風俗情報誌が握られ
その本を指さし満面の笑みで「パンパン!パンパン!(にっこり)」と言っている。
「さあ行ってこい」と言わんばかりの笑みで我々を送り出そうとしている。
中が全く見えない扉の前にはガラの悪そうな男性が数人立っている。
どうやら真昼間から営業している風俗店。
「いやいやいやいや。。。今じゃないでしょ。。」

良かれと思って連れてきたであろうニコニコだった運転手さんも
「なんだ。。。。 違ったのかぁ。。。。」と非常に残念そうな表情。

正直かなり怖かったものの無事ホテル着。
念のためセブンでビール買い溜め。
集合時間。


アート0001.jpg


サヤーム駅近郊、バンコクアートセンター内ハプニングショップにて
五味さん荒井さん木暮さんアコースティックライブ。
アートセンターの独特な造り、吹き抜けのナチュラルリバーブも相まってゆったりととても穏やかな空間でした。


しかし、
汗だく→超冷房→汗だく→超冷房 がここにきて効いたのか
ここで発熱によりダウン。。。
ご飯食べて薬飲んで早寝。

【3日目】

フェス外昼0001.jpg

フードフェスCat Foodival当日。RR出店。お手伝い。野外、灼熱の炎天下。
これはほんとにやばいかもしれない。。。
前回開催は冷房の効いた室内だったのに。。

この炎天下の中、意外にもホットコーヒーが出る。すごい。
さすがに帽子がないと危なかったので買い出しスタッフチームに帽子をお願いしたところコレが。。!

帽子0001.jpg

ありがとうございます。頑張れました。

夜になってようやく涼しい風が吹き始めたころにメインステージでdeepsea drive machineスタート。
タイ、基本的に照明がとても派手。なので夜の野外などとてもきれいでした。
RRブースとなりのディープシー物販スペースにもタイのお客さんがよく来てました。

そしてFEVERに何度も出演しているタイの国民的ミュージシャンSTAMPさんの出番。
圧倒的人気、スゴイ。

フェス外夜0001.jpg


【4日目】

ロカデミー0001.jpg

FEVER TOURSメインイベント。
会場はプロンポン駅近郊の専門学校兼ライブスペースのロカデミーというきれいな場所。

1Fは吹き抜けのロビー、ドリンクカウンター併設、
スタジオルームが10部屋くらい。スタジオ内はどこも人で溢れてて賑やか。

プロンポンは日本人街があったりするのでやはり近郊も日本語を多く見かける。
ロカデミーの隣はまさかの健康ランド的銭湯でした。

近くに巨大なショッピングモールがあったりリゾートマンション?がいくつもあったり
街行く人もどことなく小綺麗なイメージ。

スーパー0001.jpg


販売用のビール、水をスーパーで大量に仕入れ。

合間にタイでよく見るアマゾンカフェでアイスコーヒー。
タイでブラックコーヒーを頼むと大体甘いので「Noシュガー、Noミルク」と言えばブラックコーヒーが飲めました。
で、ライブ前もライブ中も何度もこの巨大なスーパーに買い出しにきてたのでその都度ここでアイスコーヒー補給。
やはりでかくて美味しい!


そして何度も買い出しに出たり戻ったり、で肝心のライブをほとんど見れず。。。
タイの皆さん本当によくビール飲みますね。。。

フロア内でシャカリキにビールを売り捌いてくれたスタッフストー&ツカモンコンビによれば
ライブは全組最高&最高だったそうです。ですよね。


バンド集合0001.jpg


搬出&撤収。
ホテルに戻り食堂で打ち上げ。お疲れさまでした。
浴びるようにビールを飲みたかったもののどうしても熱が下がらずで早々にリタイア。。
思えばこのタイツアー体調があまりよろしくなかったです。。
残念無念。。
またあの食堂で打ち上げしたいです。


同部屋のイシカワトシキパイセンが
寝ている僕にそっと冷えピタを貼ってくれてました。。

ありがとうございました。
帰国。

NARUO


FEVER TOURS 2018 in Thailand
2018年3月1日~2018年3月5日の4泊5日。
FEVERを閉めてスタッフ12名で行ってきましたー!!
個人的には初めてのタイ・バンコク、
古本屋で手に入れた10年前のガイドブック片手に堪能してきました。

初日は9時に羽田空港集合。6時間飛行機に乗って現地時間15時頃にタイ到着。
湿気を多く含んだ生温かい熱気に迎えられ、2台のタクシーでホテルへ。

日本と同じ左車線だったこともあり、初めは海外に来た感覚に乏しかったのですが、タクシーの運転ですぐに洗礼を受けました。下道でも高速道路並みのスピード、車間距離も狭い。なぜ事故らないのか不思議で仕方ない交通事情でした。4人乗りの原付もみました。


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この日、イベントは無かったので、
FEVER TOURSの共同企画者ジンさんと合流して、おすすめの飲食店を教えてもらったり、夜のタイの街を一緒に歩いたりしました。

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日が沈んでも露店が賑わっており、お祭りでもやっているかのような町。
この時はたまたまそういう場所に来ただけだと思っていたけれど、どこを訪れても露店が多く、日本にはない活気があったのが印象的でした。

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ちょうどタイのマカブーチャという禁酒日で、コンビニや小さい料理店であっても酒類の販売が全面的に禁止されていて、移動と暑さの疲れを是非ビールで癒したいと思った数名は、日付が変わってから見知らぬ土地をさまよい歩きました。
タイは禁酒日でなくてもコンビニ等で酒類を買える時間が決まっていて(11時~14時,17時~24時)、一応コンビニもチェックしつつ小さい料理店をひたすら当たりました。
ホテル周辺を一通り周って諦めかけた頃に、現地の方がビールを飲む姿を発見しすぐに突撃、ようやく待望のビールにありつくことが出来ました。苦労した甲斐もあってか格別に美味しかったです。

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2日目は、Bangkok Art and Culture Centre (BACC)のhappening shop前にて、荒井岳史さん(the band apart)と五味岳久さん(LOSTAGE)の弾き語りフリーイベントでした!

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BACCは円形で吹き抜けの建物だったので音が各階に響きわたり、タイのアート空間に日本の音楽が流れるユニークなイベントとなりました。

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この日の午前中は自由時間があったので、生肉にハエがとまっている市場内のローカルな食堂で朝食を食べた後、有名なワット・ポーに行きました。

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朝食は2品おかずを選んで60B(約200円)だったと思います。基本的にどれも辛かったですが、画像のスープは優しい味で、煮込まれた出汁が美味しかったです。

ワット・ポーまでは、プララーム9駅から最寄り駅のフアランボーン駅まで地下鉄に乗り、
そこから3キロほどの距離は歩いていきました。トゥクトゥクの熱烈な勧誘を押しのけ中華街など寄り道しながら歩きましたが、33度の日照りの中、勝手の違う道を歩くのは思っていたより大変で、かなり体力を消耗しました。

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帰りはさすがに疲れたのでタクシーで最寄り駅まで乗って帰ったのですが、暑さと疲れと知識の無さから、交渉せず言い値で乗って盛大にボラれたのが、いい思い出です。

3日目は、FEVERにも置いてあるSTRONGBOWとCAT RADIO主催のCAT FOODIVALに、新代田コーヒースタンドRR出店とdeepsea drive machine出演でした。

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ShowDC Oasis Outdoor Arenaで行われた野外イベントで、食と音楽の祭典。大勢の人々が、音楽を聴きながら料理を楽しむ素敵なイベントでした。

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タイの野外でお寿司が販売されていたり、ミニパンケーキをアイドルグループが販売する店舗の行列が凄かったり、言葉はわからずとも観ているだけで面白かったです。

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ライブは照明がとても派手だったのが印象的で、タイ音楽シーンの熱気を感じることが出来て楽しいイベントでした。

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会場近くにバケツが売ってなくて、なんとかトイザラスで見つけた季節外れのパンプキンと、シロップ探し歩いた際に会場から少し離れただけの位置にあった建物です。

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道を外れてはいけないことを学んだ日でした。

この日の午前中も時間があったので、
私は有名なWeekend marketに行きました。15000店舗も密集した大規模マーケットで、本当に驚くべき数の品物が並べられておりました。

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特にお目当ての品があった訳ではなく、あまりに物が多すぎて物欲が失せるくらいだったので、ぶらぶら歩いただけで終了してしまいましたが、恐ろしいほど詰め込まれた陳列を見ながら周っているだけで充分楽しめました。

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道を外れてしまって、ペットショップゾーンに入ったことが、この旅で一番衝撃を受けたことかもしれません。タイの詰め込む陳列に例外はないということです。


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4日目は、FEVER TOURSのメインイベント!!
Rockademyという音楽学校内のライブスペースで、日本のthe band apart / LOSTAGE / deepsea drive mahineと、タイのINSPIRATIVEでのライブイベントでした!!


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私は受付で、覗くくらいしかライブを観ていないので、本編の内容は詳しく語りませんが、176人の方々が観に来てくれました。

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やはり照明がパワフルで綺麗でした!

Advance:700B設定で、日本円だと2400円くらいの価格設定でしたが、
タイのコンビニバイト時給は40B程度らしく、3日目にあったCAT FOODIVALの入場料が300Bだったのを考えると、なかなかいいお値段だったと思います。
それでもこんなに多くの方々が日本のバンドを観に来てくれたことは、素晴らしくありがたいことだとしみじみ思いました。

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フロア内で販売していたビールもたくさん出たようで、日本の音楽を充分に楽しんでいただけたと思います。

終演も遅く、ホテル前のいつものご飯屋さんに着いた頃には日付が変わってしばらく経っていましたが、メンバー・スタッフで朝近くまで打ち上がりました。

最終日は朝10時頃発の飛行機だったので、ほぼ徹夜状態で飛行機に乗り悪天候ながらも無事に東京に到着。

羽田からFEVERまでは、タイとは違う安全第一なタクシーの運転に、帰国したことを実感しながら帰ってきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

雑記ばかりで恐縮です。
本編の詳細は他スタッフのブログで語られると思いますので、
是非、読んでいただけましたら幸いです。

これからも面白いイベントを作れるように、一スタッフとして精進致します。

新代田FEVER
石川 俊樹

こんはんば。
FEVERのウラモト(メンズ)です。

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2月に行ったJAM FACTORYのイベントに続き
今回はFEVER TOURSでタイに行ってきました。

まず、2月末に風邪をこじらせてしまい
いろんな方々にご迷惑をかけてしまいまして...。
何とか出発日前日には熱が下がり体調も回復しつつで
その日が自分の企画だったこともあり意地でも出勤したかったのですが
出演者やお客さんに移して迷惑かけては元も子もないので
お休みさせて頂きました...。
ホントすみませんでした...。


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1日目 出発日

病み上がりの反動で浮かれていたのかもしれません...。
自宅安静の4日間されマズい飯を食べ続けたオデは
空港のご飯に興奮し食べ終わった時に気づきました。
財布がないことに...(照

乗ってきたリムジンバスの会社に電話してすぐ見つかったのですが
集合時間に安定の遅刻...。
そこから旅は始まったのでした。

タイに到着すると
ちょうど1ヶ月前に来た時とは
比べ物にならないほどの湿気でした。
30度越えで湿度90%超えで晴天って意味がわかりませんが
どうやらそれがタイランドの実態でした(真顔
でも乾燥肌のオデには恵みの湿気!

今回のスケジュールは
1日目 タイ到着
2日目 タイのBangkokArt & Culture CenterのHappening Shop にて
荒井さんと木暮さん(the band apart)&五味さん(LOSTAGE)の弾き語りライブ   
3日目 タイのラジオ局Cat radio 主催の CAT FOODIVAL にRRが出店、deepsea drive machineがライブ
4日目 タイのRockademyにてFEVER TOURS in Thailand 2018を開催
5日目 帰国、解散

というのがタイランドの流れでした。

オデは
2月頭にタイランドに行き
2月中旬に北海道にある日本一寒い町で摂氏26度を経験し
2月末に風邪で熱がMAX38度9分でて
3月頭にまた湿気満載のタイランド
というカオスな寒暖差(笑)に
身体が笑っていましたね、ええ。

初日の移動日は飛行機で将棋してスタッフSに圧勝したこと
皆の両替についてったワイワイ楽しかったこと
カオマンガイが辛かったこと
深夜にみたラスパルマス対バルサで我がバルサが引き分けたこと
くらいしか記憶にありませんオデ。

んで2日目が14時ロビー集合と聞いて
今までのタイは基本正午前後だったので
14時まで時間ありゃアユタヤ行ける!


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つーことで2日目

朝6時にホテル出てスタッフLと電車でGOしてきました。
バンコクからアユタヤまで電車で2時間。
電車賃が1番安い三等席で18バーツ(真顔
日本円で50円ちょっと!
バンコクの地下鉄(MRT)が2駅先(所要時間3分~5分)で19バーツ...
世の中には理屈では解明できないことがあるのだなぁと...

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三等席ときいて北斗の拳の世界みたいなスラム感を想像していたのですが
エアコンなしで窓全開で涼しかったですし
窓から見るタイランドの景色もツッコミどころ満載で楽しかったです。

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アユタヤのなんちゃらかんちゃら。
ここは衝撃的で着いた瞬間ぞわぞわっとしました。

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ストⅡのサガットが戦うところ
ってことにバンコクに帰ってくるまで気づきませんでしたオデ...

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チャリできた!
たった2時間のアユタヤだったけど
レンタル チャリで爆走しましたよ。
ブレーキはほぼ効かないし
ペダルは歪んでいるし
チェーンは緩くて2度外れましたが
スピードの向こう側を見れた気がします(うる覚え

バンコクに帰りBangkokArt & Culture Centerへ
タクシーの渋滞がゴイスーでしたね。
タクシーのイカした運転手が
「バンコクの渋滞はホント糞だぜ」みたいなことを
笑顔で言ってたくらい車動きませんでしたね(白目

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荒井さんと木暮さん(the band apart)

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五味さん(LOSTAGE)と今回もアテンドして頂いたginnさん

BACCは過去に2度行こうとして2度休み(確か月曜休み)で
やっと行けたのですが綺麗で大きな空間でした。
日本の美術館のような堅苦しさもなくて面白い施設でした。


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灼熱の3日目

バンコクのSHOW DC OASIS ARENAというだだっ広いところで行われる
Cat radio 主催の CAT FOODIVALというお腹空いてたら楽しいだろうなぁという
イベントにRRとdeepsea drive machineのライブがあったので行きました。
オデは風邪からなのかタイクオリティなのか空心菜のニンニクからなのか
この旅は終始ポンポン ペインであまりタイご飯は食べれませんでした(赤面

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この日の日中はホントに暑かった記憶
スタッフSとスタッフN様の太陽のように眩しい写真を撮りました。
デジカメじゃなくて現像写真だったら燃やしていたところです(照

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deepsea drive machine

タイランドはオデの中では音の無法地帯といいますか
後ろマンションとかなのに平然と23時くらいまでガンガン音出てて
こういうのお国柄とでも言うのでしょうか?
違うと思いますが素晴らしいですね。

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CAT FOODIVALは街のど真ん中で行われるフェスで
昨年行った廃墟の遊園地で行われるCAT EXPOの派生版みたいな感じがしました。
ステージは1つだけど半分以上がご飯やドリンクエリアみたいになっていて
ほとんどアイスクリームしか食べてないけどいろいろ楽しめるイベントでした。
CAT EXPO同様 素晴らしくタイムテーブル押してましたけど
むしろキッチリしようとしているのは日本だけなのかな?と思っちゃいました。

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グワシ


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そして伝説へ(4日目)...

いよいろFEVER TOURS in Thailand 2018
タイのRockademyという専門学校の多目的ホールみたいなところで開催しました。

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オデの前日CAT FOODIVALで自ら水被ってレンズがボヤけている
名機 iPhone5Cのハイクオリティ画像では全然伝わらないと思うんですが
ステージも音響も照明もしっかりと仕込んで頂き
凄く良い空間になりました。

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1バンド目deepsea drive machine

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2バンド目LOSTAGE

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3バンド目INSPIRATIVE (from タイランド)

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トリthe band apart

ライブ中オデは買い出しに行ったりで全ては観れなかったんですが
なかなかこんなチャラチャラの照明の中で観るLOSTAGEもなかったり
バンアパはリハの時からオデの好きな曲やっていたので
興奮のあまりウンコ漏らしそうだったりと良い夜でした!
2日目のBACCでの弾き語りもですが
このRockademyにも日本からも多くのみたことあるお客様や
聞いたことある笑い声(ゲラゲラ)が轟いて
FEVERスタッフもいっぱいいるし
設備もしっかりとしていて東京にいるのかと思いまいした。
もちろん大多数はタイのお客さんで
チケットを買って観に来て頂いて本当に有難かったです。

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4周年目の夏に初めてFEVER TOURSで大阪Pangeaでイベントをやって
5周年目にFEVER TOURSで日本を縦断して
9周年目で海外で初めてイベントを行いましたFEVER。
もちろんそれまでに新代田にて日々楽しく激しく熱いイベントを重ね
ここまでたどり着きました。
来年は10周年、はて、どうなるんでしょうか??(白目

お客さん
出演バンドの皆さん
スタッフの皆さん
アテンドして頂いたginnさん
バンコクのスタッフの皆さん
本当にありがとうございました!


翌日東京に戻り
その翌日FEVER出勤し
ローソン100に行ったら
メーカー品が並んでて大興奮という日常に戻るのでした(涙

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こんにちは。
FEVERのウラモト(メンズ)です。

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2月2日~4日にかけてタイのJAM FACTORYという
すごーくオサレなところで行われた
The Jam Mag presents ART GROUND 03」という
フリーイベントに日本からRopesRyu Matsuyamaが出演したので
西村とオデで行ってきました。
現地のレポートつーかリポートつーかレポートを
オデの名機 iPhone5cによる超高画質(笑)画像と駄文でお届けします。でへへ。

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西村は2月2日にROPESチームと出発し
オデは2月3日にRyu Matsuyamaチームと出発しました。

Ryu Matsuyamaチームは超スーパー珍道中(割愛)を経て
何とかJAM FACTORYに到着した頃には暗くなり
Ropesが始まってました。

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Ropes

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JAM FACTORYはチャオプラヤー川沿いにある
元ジャム工場を使って雑貨店や、カフェ、本屋、デザイン事務所などなど
いろいろあってその中庭みたいなところに生えている大きな木の下に
ステージを組んでのライブでRopesはこのシチュエーションにピッタリでした。
というか翌日のRyu Matsuyamaもそうなんですが
出順も真ん中くらい時間も19時くらいの凄くいい時間帯に
ライブさせてART GROUNDとアテンドのginnさんに本当に感謝です。

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ART GROUNDというイベントは今回で3回目みたいで
他にも個人でイラストや雑貨なども出店していていたり
ショートムービーの映像作品もずっと上映されていていたりで
その中の1つに上記のシチュエーションでステージがあって
ライブも楽しめるという面白い空間でした。
僕らが行った2日ともイベント全体で
たぶんお客さん1000人くらい(オデ調べ)は
いたんじゃないかと思います。

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アテンドして頂いたginnさんが
ドラムでサポートしていて
3月のFEVER TOURSにも出演する
地元タイのINSPIRATIVEの時が
2日間通して1番お客さんが溢れていたと思うし
圧巻のパフォーマンスでした。

Ropesを見たタイのお客さんも満足そうで
ライブ終了後は物販でCDが完売して
メンバーはタイの人達とコミュニケーション取っていて
すごく素敵な光景でした。

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会場からトゥクトゥクに乗ってホテルに帰ったRopesチーム


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そして2日目へ
※イベントは3日目

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朝 Ropesチームは帰国し
Ryuチームはお昼ごろリハーサルへ
2日目はリハーサルから観ることができました。
音響システムも立派なモノで
Ryu Matsuyamaのメンバーが現地の音響さんと
流暢な英語でのやり取りしているのを
観て好きになっちゃいそうでした(照

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リハの後に皆でチャオプラヤー川を渡ってみました。
舟は5分~10分に1本くらい居て
5バーツくらい(日本円で15円くらい)だったかと思います。
Ryu君とオデは釣り好きなので時折ボイルする川に興奮してました。
でっていう話なのですが。

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Ryu Matsuyama

ではここでオデの iPhone5cのへっぽこストレージ
フルスロットルで撮影した映像美をご覧ください。

おわかりいただけただろうか?
オデの駄文より100倍わかりやすい映像という魔力を。

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Ryu Matsuyamaの物販のCDをリュックに詰め込んで
ライブを見終え速攻物販を並べる頃には
ワッショイ人が来ちゃってオデ コンフューズcん23る8gfqw・・・
お釣り(タイバーツ)がなくて困っていたところに
最初にバラし終えたドラムのジャクソン君が来てくれて
流暢な英語で話してくれてまた好きになっちゃいそうでした(照

タイの人は若い人は特に英語も流暢で
自分の語学力の乏しさを軽蔑し
おしっこ漏らしそうでした。

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3日間のトリを務めたSafeplanet
観るのは2度目なのですが
すごく聴きやすくて心地よかったですね、はい。
音楽に国境はないって誰が言ったかしりませんが
考えた人にお礼を言いたいレベルです。

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終演後はRyuチームもRopes同様
トゥクトゥクでホテルへ

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前日同様打上はホテルの近くのタイ料理屋さんへ
ローズ可愛かったなぁローズ


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タイ3日目

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Ryu Matsuyama チームも帰り
西村と二人まずはお腹空いたので
朝からつーか昼から豚足を食べにここに行ってきました。
豚足とか食べれるのかな?と思ってたんですが
柔らかくて味がしっかりついていて
オデみたいな舌バカにはピッタリでした。

その後 次の打ち合わせまで
3時間ほど時間があったので
西村と別行動しました。
初めてタイ行った時は最終日1人で
ここまで象に乗りに行って
スーパーエキサイティングな時間を過ごしたんですが
3時間では何していいかもわからずに
とりあえずチットローとかサアイムの辺りをブラブラしてたら
タイの一風堂にまだ行ったことないことを思い出しました。

さて、大変お待たせいたしました。
全国1億2千万人の一風堂ファンの皆様
タイ1号店となったセントラル エンバシーの一風堂 赤丸です!

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あのアップルストアや
あの無印良品などと同じフロアにありました。
3階の角のところです。

過去に台湾→香港→明大前の一風堂を
3日でハシゴしたことでお馴染みのオデですが
タイが1番美味しかった気がします(真顔

ただサービス料とかを別途取られて
1杯辺りでいうと日本より高いかもです。

その後 3月のFEVER TOURSの
打ち合わせをginnと西村と行い
夕食はプロンポンにあるginnさんオススメの
日本料理屋"キッチン新潟"へ

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ここも結構衝撃的でしたね。
メニューもガッツリ日本語つーか
タイ語も英語も見当たらないし
何よりも味が日本風とかじゃなくて
普通に日本の定食屋さんの味で
味噌汁やお新香なんかも普通に美味しかったです。
まぁ生姜焼きと梅酒以外の写真は取ってないんですがね(照

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今回もアテンドしてくれたginnさんと
ファンキーヘッドになった西村。
タクシーを止めております。

今回もお世話になりました。
3月も宜しくお願い致します。

つーことで今回も楽しいアメージング タイランドでした。
だいたい旅に行ったときは
その旅で1番のパンチライン(1番美味しかったモノ)を決めるんですが
今回は間違いなくこちらです。

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ART GROUNDで売っていたチョコレート味のソフトクリーム
2日で5本食べました。
こんな美味しいモノねーからッ!

そんなこんなで皆さまもアメージング タイランド
何ならFEVER TOURS in タイランドいかがでしょうか??

でへへ

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タイ・バンコク滞在レポ
(2017.06/29 - 07/03)

タイのラジオ局「Cat Radio」が主催する飲食をフィーチャーした音楽フェス「Cat Foodival」へ、FEVERの姉妹店でもある新代田のコーヒースタンド「RR」が "RR by LIVE HOUSE JAPAN FEVER" として出店してきました。


「Cat Foodival」というフェスはタイのミュージシャン・音楽家、音楽関係者がその日は得意料理などをこしらえて飲食ブースに出店する、大雑把に言うとこんな感じで飲食店店舗も出店しているものの、「○○(料理名) by △△△(バンド名)」という屋号をブースごとに掲げてあり、約60店舗がズラーっと出店。メインステージではバンドの演奏も。
店長・西村のお手伝いとしてFEVERスタッフ成尾が同行してきました。地球の歩き方を片手に初のタイ・バンコクです。


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■1日目 6/29 木曜日

成田から約6時間、バンコク・ドンムアン空港に15:00頃到着。手続きを終えていざ外へ出るとエアコン室外機の前に立たされたかのような熱風に焦りつつも空港が手配・契約しているタクシー(所謂ぼったくりが無い)に乗ってホテルへ。めちゃくちゃ暑いがまだマシな方らしい。時差2時間。


バンコクには2つ空港があって、中心部から近いスワンナプーム空港と中心部からちょっと遠いドンムアン空港。羽田と成田くらいの差、っぽい。
道中街を見ていると昨年崩御された国王の大きな写真や看板が至る所に。


道は車とバイクの交通量がとんでもなく多くハラハラでしたが無事ホテル着。
今年2月にLOSTAGEがタイ・ツアーでバンコクに来た際に滞在していたホテルと同じとのこと。

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ホテルで休憩、近くの食堂でタイでの初ごはん(安くて美味しい!)、少し近辺を散策してから最寄駅「プララーム9駅」(在タイ日本人はプラ9と呼ぶそう)から地下鉄に乗って移動。ほんとにいろんなところに屋台・食堂があり、外食が基本で自炊する文化が薄いらしくキッチンの無いアパートも普通だとか。


バンコクの電車・路線は多くないものの日本でいうSuicaみたいなのがあまり普及していないのか、切符(コイン)を買うのにも時間帯によってはかなり並ぶことがあったり。


夜、FEVERにも出演したことのあるタイのポストロックバンド「Wednesday」のプットさんが営む「GOOD SPACE」という場所へ(チャトチャックという駅近郊)。ビル3階分ほどある開放的な広いスペースで様々なオフィスが入っていたり、スタジオ、本屋、住居、カフェがあったり。一階の大ロビー的な所ではバンド演奏・ライブイベントもたまにやっているそう。

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ここで今回のタイ滞在〜フェス出店の諸々の手続きなどをサポートしていただいたタイ在住日本人のジンさんと合流。aire、INSPIRATIVEというバンドのドラマーとしても活躍するミュージシャンでもあります。


ジンさん、西村・成尾でホテル近くの賑やかなナイトマーケットへ行きビールを飲んで明日以降へ備えます。タイではビールに氷を入れて飲むのが普通で、軽やかでいくらでも飲めそうです。

■2日目

ホテルの隣にはセブンイレブンがあって部屋での食べ物・飲み物は全てココで補給してました。500mlの水は6バーツ(約20円)、セブンカフェ的な大きいアイスコーヒー30バーツ(約100円)などコンビニでもかなり安い。カップ麺買ったらフォークや箸がついてなくてどうしようかと思ったらカップの中に折りたたみフォークが入ってておお!となりました。(海外だと普通みたいですね)


この日もプラ9から地下鉄に乗ってスクンヴィット駅周辺へ。ここらへんは日本でいうとこの新宿とかに近い乗り換え駅みたいで、駅前には巨大デパートがいくつも並んでいて日本企業もよく目に入る。デパート内は基本的に日本と全く変わらないお店・値段。コンビニや食堂しか行ってなかったので急にお高く感じます。
気のせいか「OSAKA」と書かれたロゴTシャツを着た現地の人が多い。。

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スクンヴィット通り~プロンポン駅周辺などを回ってホテルに戻り出店用機材を持って翌日の会場に搬入。


会場はマッカサン・エアポートリンク・ステーションという駅の広々としたロビー〜構内。こんなところでフェスがあるのかと思ったら1番奥のほうにちゃんと大きなステージが組まれてました。会場にて日本からdeepsea drive machine の西さんとも合流し、ジンさん西さん西村・成尾の計4人でざっと搬入・設営。西さんはタイをはじめとする国外のミュージシャンの招聘・リリースをされていて、ジンさんと同じく心強い助っ人です。

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夜、観光地であるチャイナタウンへ移動して打ち合わせ~夕飯。
バックパッカーの聖地と言われるカオサン通り(どこも凄い人と猛烈なディスコサウンド)を一度歩いて抜けてその先の静かな通りにあるジャズバー的な飲み屋さんへ行くと8畳くらいのスペースで即興の演奏だったりお客さんが飛び入り参加で歌っていたり。よく見るとそんなお店がその通りに何軒も連なっていました。

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■3日目

Cat Foodival 当日。
11:00〜21:00頃まで、波はあったものの4人入れ替わり立ち替わりでRRのハンドドリップコーヒーを淹れておりました。

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まさかこんなに暑いタイのお客さんがホットコーヒーを飲むとは。


タイの国民的ミュージシャンSTAMPさん(Twitterのフォロワーが300万人くらいいる!)が以前FEVERに出演したこともあり、「STAMPを見にFEVER行ったよ」とか話しかけてくれたり、ハンドドリップが珍しいのか唯一の日本人の出店がウケたのか結果的に大盛況・大成功でした。

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半野外メインステージでは13時からずっとバンドが演奏していて、演奏〜転換(ラジオDJがおしゃべり)〜演奏〜という流れだったんですがとにかく転換が早い。


出店ブースを色々と回ってみるものの全部が全部美味しそうでビールが飲みたくなるモノばかりだったんですが、このフェス、アルコールが一切販売されてないってことで割り切れました。

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終了〜搬出。
タクシーがまったく捕まらず、やっと捕まえた人生初のトゥクトゥクでホテルへ戻り、ホテル前の食堂(3日連続)で打ち上げ。氷入りビールにも慣れてきた。

■4日目

オフ日、昼頃から単独行動です。
駅前デパートにあるケンタッキーでタイに来てからずっと気になっていたタイ限定メニュー「レッドパスタ」を食べてみたもののミートソース味のデロ麺スパゲッティでした。。


週末限定でチャトチャックにて行われているウィークエンドマーケットへ地下鉄に乗って移動。
このウィークエンドマーケットはとにかく果てし無く人が多く賑わう有名なマーケットで、海外から買付け・仕入れにくる人も多いとか。佐川急便の支店もあった。ただここを攻略するにはあと5回くらい来ないと無理でした。古着Tシャツがめちゃくちゃ安い。

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地下鉄ではなくモノレールっぽい路線の電車に乗ってサイアムという駅へ移動。サイアムはたくさんの若者で賑わうタイの渋谷と言われる街だそう。


そんな渋谷的繁華街のサイアム駅から徒歩20分ほどのところにある「ロイヤル・バンコク・スポーツ・クラブ」という場所へ。ここはゴルフ場、プール、テニスコート、競馬場が都会のど真ん中の大きな敷地にまとまってある所謂スポーツクラブで、週末は競馬で賑わっているとの情報を得てやって来ました。

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スポーツクラブ会員は冷房の効いた上階エリア、50バーツだとゴールから離れたスタンド、100バーツだとゴール前付近スタンド、という具合に支払う金額で入れる競馬場内のエリアが変わってくる。


ここには若者で賑わうサイアムとは対極にいるようなくわえタバコのおじさん達が大騒ぎしている観光客皆無の場所で、冷房なども無く、日本の競馬場みたいに親子連れでも楽しめるようなそんな要素は1ミリも無く、正直今回の滞在で1番治安が悪く熱気に溢れたところでした笑。 下を見てないと何を踏むかわからないしレース中には火のついたタバコが飛んできたり、とにかくガラが悪い。笑
めちゃくちゃ面白かったですが。。

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お腹が空いたので恐る恐る場内にある灼熱の食堂でごはんを頼んでみたら、トロトロのチャーシューが乗った煮卵付きのごはんプレート(150円くらい)が出てきて、タイはどこの食堂でごはんを食べても美味しかったけどここが1位でした。また食べたいです。

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夕方になりナショナル・スタジアム駅前(サイアムの隣駅)にあるバンコクアートカルチャーセンターに集合。


「ハプニング・ショップ」というタイのインディーズ・バンドのCDやレコード、Tシャツなどグッズ、本を取り扱うアートセンターらしい品揃えのお店に。ここでもアコースティックなインストアライブを定期的に開催していたり、ここのお店が発行している新聞のような大きなフリーペーパーが人気・話題だそうです。CDコーナーはDEERHOOFとMOGWAIが異様に揃ってた。笑

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続いてサイアムの中心にある屋台のようなレコ屋「DJ SIAM」にも。パッと見、移動式レコ屋みたいで面白い作り。日本のバンドのCDもいくつも置かれてました。


ホテル前の食堂(4日連続)で最後の晩御飯。最後まで名前もわからない食堂でしたがお世話になりました。また来ます。

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■5日目 (帰国日)

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朝一でドンムアン空港へ。帰国。
トイレに関してはやっぱり空港が1番最高ですね。。


ジンさん、西さん、お世話になりました。この場を借りて改めて感謝です。

ここ5年程知人友人親しいバンドマンにはSNSなどを通して情報を出しているのだが

「アジアによく行ってるね」と言われるようになった。

実際近年、タイを中心としたアジアには頻繁に行っている。遊んでいないとは言い切
れないが(笑)

事実音楽関係コミニティを広げる旅に出かけている。

きっかけをくれたのはoffshoreの山本さんだ。


当時山本さんとは会った事はなかったのだが、メールにて「香港のライブハウスのドキュメンタリー映画上映があり、

香港側来日もあるので日本と香港のライブハウス事情をトークイベント的にディス
カッションしたく出演出来ませんか?」ということだった。

まだアジアのライブハウスということにさほど興味が無かった自分であったが,なに
か「ピン」と来るものがあり出演許諾。

(UPLINK EVENT PAGE https://www.uplink.co.jp/event/2012/3384

音楽をやる場所なのは変わりないのだが、場所や国が違うとあれこれ勝手も変わって
くるものだな、と興味が湧いた瞬間だったと記憶している。

山本さんとの交流はその後も親密になり、山本さんが持ってくるアジアネットワーク
はいつも刺激的だった。

日本には無いハングリーさと自由度があり、FEVERも出演者や来場するお客さんも増
えて来てありがたい事に営業的にも安定して来た事も相まって

なにか面白い事が他にも出来ないかとうっすら考えるようになっていた。

細かいタイミングを忘れてしまったが、

タイ在住のバンドマンでありドラマーのじんさん


千葉在住のエレクトロニカダンスロックバンドdeepsea drive machineベーシストの
西さん


この二人がとあるタイミングでコンタクトを取ってくれた。

「タイにはライブハウスという場所が事実上無い。日本でもライブハウスを個人で作
り上げて営業することはあまり無いと思うが、

どうやって FEVERをスタートさせたのかを聞きたい」とのことで三人で呑みながら話
したのももう3年以上前だと思う。

タイにはメジャーもインディーもレーベルが多々あり、バンド数に関しても日本と変
わらないぐらいバンドが活動しているが、

ライブハウス(Venue)が無いという事はかなり衝撃的だった。

バンドもレーベルもあるのに演奏する活動場所が無いって意味分からないですよね?
(笑)

細かいことを明記するのはかなり文字数になるので割愛するが、さらっと説明すると
カフェやバーなどで演奏は出来るし、

むしろ場所にこだわらなければ日本より簡単にライブ演奏は出来るのだが設備や環境
が整っている場所が無い、ということだった。なるほど。

「タイの事情は全部理解出来た訳では無いですがなんとなく分かりました。

んで自分がライブハウスを造ったのはうんうんかんぬんああやってこうやってあれこ
れあれこれあれこれ」

実際、この時にはまだタイに感じての興味が薄かった記憶がある(爆笑)

時間軸が前後している可能性大だが、山本さんもタイのバンドシーンをチェックして
いて、

当時タイインディーレーベルの三本指に入るSO::ON Dry Flowerというレーベルのボ
スが日本人清水さんがやっているということもあり、

当時も現在も不動に人気を誇るSO:ON所属タイインディーバンド「desktop error」の
来日公演を山本さんが企画する事になり、


その数年後にはSO:ON若手のホープ「Two Million Thanks」の来日公演も決行。


(残念なニュースだが清水さんは今年SO:ONのレーベル停止を発表)

desktop errorがFEVERでライブを行った際にsgt.がサポート、その流れで後日sgt.が
タイでのライブ(desktop errorのレコ発)に参加、大成功となった。


この辺りで「FEVERがアジアネットワークのハブとして動く事は出来ないかな?」と
考えだしていた。

ただ、まだ行った事の無い異国のイメージを広げても何も進まないからとりあえず
行ってみる+友人を増やしてコミニケーションを取って行けば

なにか出来るはずだ、とかなり幼稚な考えで行動しだしたが、おそらく一番重要な事
だと今でも思っている。

アジアといえども的を絞ろうと考えた際に出て来たのが韓国、台湾、そしてタイの三
か国だった。理由は単純。旅費が安いから(結構重要)

台湾はもう既に日本人バンドはかなりライブをしに行っていたので、

自分で掘る作業ではなくいろんな人から情報を聞かせてもらって進めて行くことにし
た際に

the wallというライブハウスが調子がいい、と聞いていたのでコンタクトを取って遊
びに行かせてもらった。

韓国に関しては国が近いし、ライブハウスも多数あるとは聞いていたのだがここでま
たキーマン(キーウーマン)山本さんが

「韓国のライブハウスが集中するホンデ地区の土地開発と絡めた若いバンドマン達の
ドキュメント映画があり、日本での上映関係を取り仕切る」とのことで

その映画「パーティー51」を観賞後、韓国のライブハウス視察をしに行った。

Party51 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=T-1ExBbLK28

その中でも結局一番行ってる国がタイだ。

タイへ行く度にじんさんがいろんなバンドマンや関係者を紹介してくれた。

その中で一番大きかったのがタイのラジオ局「Cat Radio」のスタッフを紹介してく
れて仲良くさせてもらえていることだ。

(個人的感覚で言うと、東京でいうInter FMに近いラジオ局。

メジャーはもちろんだがインディーのアーティストにも力を入れているタイの若者に
人気のラジオ局)


Cat Radioはタイでも有名な音楽フェス「Cat Expo」を開催しており、その中で日本
のバンドを入れたいと出演枠をおさえてくれている。

じんさんがタイに根を下ろして約10年、Cat Radio側との信頼関係を築き上げてくれ
たところに

日本人のバンドはかなり知っている西村が日本側で声をかけるといういい流れが出来
た。

本当に仁さんには感謝している。

このプランで最初にタイでのライブを成功させたのがthe band apartだ。


この時には同志である西さんのバンドdeepsea drive machineもタイへ向かった。

タイの中でも一番設備が整っているplayyardでのイベントがほぼSOLD OUT、

翌日のCat Expoへの出演も両バンド共に素晴らしいライブで拍手喝采。物販も売れま
くっていた。

(ちなみにCat Expoは二日間開催され、来場者は両日合わせて三万人)

翌年はsawagiDenimshow to count one to ten
タイでのインディーミュージックの祭典

stone free music festival」HP に参加予定が

開催数日前にイベントが中止(涙)そこでじんさんが凄かった。なんと別の音楽フェ
ス「Grass Tone Sound music festival」へその3バンドをねじ込んでくれた。

playyardともう一カ所(お店は既にクローズしたそうです)でのイベントも成功。3
バンドの3カ所でのライブは素晴らしいものだった。

昨年2016年11月にCat Expoが開催予定だったがタイ国王様が逝去、中止か延期、との
ことだったが今年2017年2月に開催。

LOSTAGEChub Duが日本から向かい、

playyardでの前夜祭、Cat Expoでもどちらも大成功となった。

こう聞くと毎回成功で行けばどうにかなるんじゃないか、と思ってしまうが、

日本でも変わらない事だが誰も知らないバンドがなにも宣伝せずに異国でライブをし
に行ったところで

大勢の人前では演奏出来ないし、サインは求められないだろう。

タイに関してはあくまでじんさんのサポートと人並み外れたプロモーションがあって
こその偉業であることは声を大にして言っておきたい。

つらつらと書いてしまったが、現状西村はこうやって面白い事とカッコいいバンドを
求めて時折アジアへ出向いている。

ここ5年程知人友人親しいバンドマンにはSNSなどを通して情報を出しているのだが

「アジアによく行ってるね」と言われるようになった。

実際近年、タイを中心としたアジアには頻繁に行っている。遊んでいないとは言い切
れないが(笑)

事実音楽関係コミニティを広げる旅に出かけている。

きっかけをくれたのはoffshoreの山本さんだ。


当時山本さんとは会った事はなかったのだが、メールにて「香港のライブハウスのドキュメンタリー映画上映があり、

香港側来日もあるので日本と香港のライブハウス事情をトークイベント的にディス
カッションしたく出演出来ませんか?」ということだった。

まだアジアのライブハウスということにさほど興味が無かった自分であったが,なに
か「ピン」と来るものがあり出演許諾。

(UPLINK EVENT PAGE https://www.uplink.co.jp/event/2012/3384

音楽をやる場所なのは変わりないのだが、場所や国が違うとあれこれ勝手も変わって
くるものだな、と興味が湧いた瞬間だったと記憶している。

山本さんとの交流はその後も親密になり、山本さんが持ってくるアジアネットワーク
はいつも刺激的だった。

日本には無いハングリーさと自由度があり、FEVERも出演者や来場するお客さんも増
えて来てありがたい事に営業的にも安定して来た事も相まって

なにか面白い事が他にも出来ないかとうっすら考えるようになっていた。

細かいタイミングを忘れてしまったが、

タイ在住のバンドマンでありドラマーのじんさん


千葉在住のエレクトロニカダンスロックバンドdeepsea drive machineベーシストの
西さん


この二人がとあるタイミングでコンタクトを取ってくれた。

「タイにはライブハウスという場所が事実上無い。日本でもライブハウスを個人で作
り上げて営業することはあまり無いと思うが、

どうやって FEVERをスタートさせたのかを聞きたい」とのことで三人で呑みながら話
したのももう3年以上前だと思う。

タイにはメジャーもインディーもレーベルが多々あり、バンド数に関しても日本と変
わらないぐらいバンドが活動しているが、

ライブハウス(Venue)が無いという事はかなり衝撃的だった。

バンドもレーベルもあるのに演奏する活動場所が無いって意味分からないですよね?
(笑)

細かいことを明記するのはかなり文字数になるので割愛するが、さらっと説明すると
カフェやバーなどで演奏は出来るし、

むしろ場所にこだわらなければ日本より簡単にライブ演奏は出来るのだが設備や環境
が整っている場所が無い、ということだった。なるほど。

「タイの事情は全部理解出来た訳では無いですがなんとなく分かりました。

んで自分がライブハウスを造ったのはうんうんかんぬんああやってこうやってあれこ
れあれこれあれこれ」

実際、この時にはまだタイに感じての興味が薄かった記憶がある(爆笑)

時間軸が前後している可能性大だが、山本さんもタイのバンドシーンをチェックして
いて、

当時タイインディーレーベルの三本指に入るSO::ON Dry Flowerというレーベルのボ
スが日本人清水さんがやっているということもあり、

当時も現在も不動に人気を誇るSO:ON所属タイインディーバンド「desktop error」の
来日公演を山本さんが企画する事になり、


その数年後にはSO:ON若手のホープ「Two Million Thanks」の来日公演も決行。


(残念なニュースだが清水さんは今年SO:ONのレーベル停止を発表)

desktop errorがFEVERでライブを行った際にsgt.がサポート、その流れで後日sgt.が
タイでのライブ(desktop errorのレコ発)に参加、大成功となった。


この辺りで「FEVERがアジアネットワークのハブとして動く事は出来ないかな?」と
考えだしていた。

ただ、まだ行った事の無い異国のイメージを広げても何も進まないからとりあえず
行ってみる+友人を増やしてコミニケーションを取って行けば

なにか出来るはずだ、とかなり幼稚な考えで行動しだしたが、おそらく一番重要な事
だと今でも思っている。

アジアといえども的を絞ろうと考えた際に出て来たのが韓国、台湾、そしてタイの三
か国だった。理由は単純。旅費が安いから(結構重要)

台湾はもう既に日本人バンドはかなりライブをしに行っていたので、

自分で掘る作業ではなくいろんな人から情報を聞かせてもらって進めて行くことにし
た際に

the wallというライブハウスが調子がいい、と聞いていたのでコンタクトを取って遊
びに行かせてもらった。

韓国に関しては国が近いし、ライブハウスも多数あるとは聞いていたのだがここでま
たキーマン(キーウーマン)山本さんが

「韓国のライブハウスが集中するホンデ地区の土地開発と絡めた若いバンドマン達の
ドキュメント映画があり、日本での上映関係を取り仕切る」とのことで

その映画「パーティー51」を観賞後、韓国のライブハウス視察をしに行った。

Party51 予告編 https://www.youtube.com/watch?v=T-1ExBbLK28

その中でも結局一番行ってる国がタイだ。

タイへ行く度にじんさんがいろんなバンドマンや関係者を紹介してくれた。

その中で一番大きかったのがタイのラジオ局「Cat Radio」のスタッフを紹介してく
れて仲良くさせてもらえていることだ。

(個人的感覚で言うと、東京でいうInter FMに近いラジオ局。

メジャーはもちろんだがインディーのアーティストにも力を入れているタイの若者に
人気のラジオ局)


Cat Radioはタイでも有名な音楽フェス「Cat Expo」を開催しており、その中で日本
のバンドを入れたいと出演枠をおさえてくれている。

じんさんがタイに根を下ろして約10年、Cat Radio側との信頼関係を築き上げてくれ
たところに

日本人のバンドはかなり知っている西村が日本側で声をかけるといういい流れが出来
た。

本当に仁さんには感謝している。

このプランで最初にタイでのライブを成功させたのがthe band apartだ。


この時には同志である西さんのバンドdeepsea drive machineもタイへ向かった。

タイの中でも一番設備が整っているplayyardでのイベントがほぼSOLD OUT、

翌日のCat Expoへの出演も両バンド共に素晴らしいライブで拍手喝采。物販も売れま
くっていた。

(ちなみにCat Expoは二日間開催され、来場者は両日合わせて三万人)

翌年はsawagiDenimshow to count one to ten
タイでのインディーミュージックの祭典

stone free music festival」HP に参加予定が

開催数日前にイベントが中止(涙)そこでじんさんが凄かった。なんと別の音楽フェ
ス「Grass Tone Sound music festival」へその3バンドをねじ込んでくれた。

playyardともう一カ所(お店は既にクローズしたそうです)でのイベントも成功。3
バンドの3カ所でのライブは素晴らしいものだった。

昨年2016年11月にCat Expoが開催予定だったがタイ国王様が逝去、中止か延期、との
ことだったが今年2017年2月に開催。

LOSTAGEChub Duが日本から向かい、

playyardでの前夜祭、Cat Expoでもどちらも大成功となった。

こう聞くと毎回成功で行けばどうにかなるんじゃないか、と思ってしまうが、

日本でも変わらない事だが誰も知らないバンドがなにも宣伝せずに異国でライブをし
に行ったところで

大勢の人前では演奏出来ないし、サインは求められないだろう。

タイに関してはあくまでじんさんのサポートと人並み外れたプロモーションがあって
こその偉業であることは声を大にして言っておきたい。

つらつらと書いてしまったが、現状西村はこうやって面白い事とカッコいいバンドを
求めて時折アジアへ出向いている。

最近、面白いことや悩めることが幾つか出てきているので珍しくブログに書き留めて
みました。

――

近年、世界的にみてもアジアというキーワードはかなり重要になってきているのは明
白です。

日本もアジアですが、やはりなにか違う気がします。アジアには経済はもちろん音楽
や絵画、ストリートも含めたARTの可能性も十二分にあり、アジアでも国によってト
ピックスが違うというのも面白いかと。例えば某国では渋谷系がやたらと流行ってた
りします。

そんなアジアのどの国に目を向けるか?自分はタイだったようです。とりあえず現時
点ではタイ。タイに興味関心が出てきているのは明らかなキーマンがいます。

offshore / 山本佳奈子

deepsea drive machine / 西信也

aire / Ginn Sentaro

(敬称略)

時間軸が複雑になりすぎて詳しいことは省略しますが、上記3名のおかげで今年タイ
に4回行くことが決定、11/14にthe band apartと一緒にタイで万人規模の音楽フェス
Cat expoに参戦。バンアパはかなりいい感じのライブでタイ人の心を鷲掴みに成功し
ました。

タイ在住日本人+タイ人の混合バンドaireのドラマーGinnさんのアテンドによりCat
expoに参加する日本アーティストthe band apart / deepsea drive machine / 2090
はタイには日本のようなライブハウスが現在ないのですが、音響システムがありライ
ブができるバンコクでは一番の場所とされているPlay yardにてaire主催のイベント
に参加(11/12)関係者約20名、動員230名で平日で約250人が熱狂した一夜は歴史に
刻まれる夜となりました。

12月にはタイでもなかなか出演できないと言われているSTONE FREEというフェスに
SAWAGIHOW TO COUNT ONE TO TEN、大阪FLAKE RECORDSDAWAさん推薦DENIMSの3バ
ンドがタイに行きます。数回バンコクでのローカルショウもある予定なのでまた楽し
い日々になるに違いない!

今後もタイの動きにはいろいろとチェックが必要そうです。

――

12月初頭より入場時に頂くドリンク代が¥600となります。前に発表した時もいろん
なご意見ありましたが、お客様からお金を頂きますので、失礼のない以上により良い
サービス、より良い内容(LIVE)、より良い環境を目指してスタッフ一同精進しようと
思っておりますので何卒宜しくお願い致します。

正直申し上げると、¥600にすると発表した時はかなりマイナスイメージになるだろ
うと思ってました。だって値上げですからね。ですが、発表してから思った以上に賛
同のご意見が多かったのがびっくり。もちろんマイナスなご意見もあったのですが、
それ以上に「FEVERだから良し」とするお客様が多いことが嬉しかったです。すべて
のメニュー、ドリンクカップの大きさは変更はありません。ドリンクチケットが使え
るドリンクの種類が増えます。焼酎、トマトジュースやミルクを使ったメニューなど
など。12月以降来店時に是非チェックして下さい!これからも美味しいビールを提供
するように頑張ります。

――

秋冬は別れの季節とは思ってなかったのですが、FEVERの一員としてブッキングも頑
張ってくれた栃木県北部からやってきたスタッフが華麗なる電撃移籍をすることにな
りまして。寂しくなりますが、移籍先が下北沢のレーベル件音楽事務所ですのでいつ
でも会えるでしょ、ということで。どこまで頑張れるかは彼次第だと思いますが、ぜ
ひとも一人前のスタッフへ成長してもらいたい、と新代田から応援しようと思ってま
す。がんばれーがんばれー。

なので雑用や力仕事など多数ですがアルバイトを募集します。

受付やドリンクもちろんトイレ掃除やダイブセキュリティなどもありますので相当ラ
イブハウスという環境が好きな方でないと務まらないお仕事ですが、我こそは!とい
う方がいましたら是非履歴書を郵送かメールでFEVERまで送ってくださいませ。


どんな仕事を身につけるかは貴方のスキル次第です。

宜しくどーぞ!!

FEVER:西村等

悲しいお知らせです。

11歳になった頃に体調が悪くなり、8月中旬からFEVERにも行けなくなっていたのですが

9/1の夜、リーバは夜空へ遠い散歩に出かけてしまいました。

今までリーバを可愛がっていただいてありがとうございました。

人が大好きで、FEVERの受付でいっぱい遊んでもらえたリーバは幸せ者でした。

どんなに有名な犬でも、あれほど沢山の方に頭を撫でてもらえる犬もなかなかいないと思います。

家でのお留守番を嫌がるリーバは自分がFEVERに行こうとすると玄関で待機。「あたしもFEVERいくから!」という顔でこっちを見つめるのでした。可愛かった...

知ってる方も少ないと思いますが、FEVERを作るコンセプトの中でリーバは重要でした。

ライブハウスの受付に犬がいるなんて最高だと思っていたのですが、FEVERが出来た時にその夢は実現しました。

犬が苦手な方もいるのですが、リーバだけはさわれるという方も出てきて本当に嬉しかった。

受付で寝ていて、

頭を撫でられて、

他の犬に喧嘩を売って、

コンビニ袋の音に反応して、

ドッグランでも走らなくて、

環七の真ん中を歩きたがって、

お客さんの顔をベロベロなめて、

時々吠えて、

警戒心もなくおなか丸出しで、

ぶんぶん尻尾を振り回して看板犬していたリーバはFEVER最高の自慢でした。

IMG_2409.JPG

あっちでいっぱい走っていっぱいご飯とお菓子を食べていい子にしててね。

ありがとうリーバ。どうもありがとう。

FEVER:西村仁志

皆様こんにちは。FEVERの店長西村と申します。

4/21早朝にFEVER/POPOのガラス自動ドアが割られていた件ですが、正直びっくりして
おります。

オフィシャルの方ではないツイートのリツート回数に(笑)

笑うべきところではないと思っております。

割られたのは私たちですし、当初発見時の「誰だよどうすんだこれ」という怒りと悲
しみで...

前日24:00ぐらいにはスタッフ仕事終了でFEVERを出て、情報として入ったのは27時
(3時)頃は異常はなかったということです。

スタッフがお弁当散乱しているのやガラスの割れているのを片付けて、警察呼んで被
害届出して。

IMG_1629.JPG

ここからが変な話なのですが、自分も(きっと)スタッフもそんなに凹んでなかった
んですよ。偶然にも片付けてる時にツバメがロビーに舞い込んでくるアクシデントも
あったり(PA阿○がトイレにてがっちりキャッチ、井の頭線上空に放たれました)
ワーワーやってるうちに怒りも悲しみも薄くなっちゃんですねきっと。

そんな中、PA○相と近所のお化けの名前なローディーさんがツイッターで投稿。こち
らは全く気にも留めてなかったのですが、夜になったあたりにスタッフが「なんかQ
太○さんのツイートが凄いことになってますよ」と言われてチェック。2000リツイー
ト以上いってました。同時に知人友人からも「ガラス、大丈夫?」と心配のメール
が。調べてみたら新代田FEVER系のボーカルさんや11月バンドさん、他にも凄い人数
がツイートしてくれてリツイート数合わせたらすごい数になってる、と。

FACEBOOK上でも皆様凄い人数が拡散してみんな怒りと心配が混ざりこんでカオス状態
で。

なんというか、もう割れただなんだがどっかいっちゃいましたね。

これだけの方がFEVERを心配してくれてるんだと思うと嬉しい気持ちのほうが勝っ
ちゃって。

もちろん犯人がでてきたら説教したいし、反省してもらいたいですが皆様の気持ちで
十二分です。

心配してくれて本当にありがとうございます。

あわせてビル側と相談してビル側が保険でガラスドアの復旧をしてくれることになり
ました。

ちなみにワイヤーが入ってるガラスで内部侵入はありませんでした。

FEVER受付にてゴロゴロしているリーバ(大きい方)とチロル(小さい方)は夜は自
宅に帰るので怖い思いはしてませんのでファンの方々はご安心ください(どちらも番
犬には不向きです)

今Q○郎さんのツイートを見返したら3595リツイート。本人もびっくりでしょう。
こっちもびっくりw

FEVERのオフィシャルではなにも出ていなかったので感謝の気持ちで書いてみまし
た。

心配していただいた皆様、本当にありがとうございました。

FEVERは大丈夫そうです。

image1.JPG

新代田から世界へ

羽根木から宇宙へ

皆様、今後ともFEVER / POPOを宜しくお願い致します。

FEVER代表 西村等

リーバ通信 - BLOG - LIVE HOUSE FEVER | PoPo

めっきり秋になって過ごしやすい季節になりました。
人間も過ごしやすいってことは犬も過ごしやすいと思ってるのですがどうやらリーバ部長もそのようで最近はグースカグースカと寝てることが多いです(受付でも自宅でも)

そんななか、残念ニュースです。

リーバ部長も今年で10歳になり(ゴールデンなど大型犬だと人間年齢で75歳前後だと思われます)初老という言葉に引っかかる年齢になってきました。でも実際よく食べるは良く寝るはよく甘えるはではつらつ元気!ではあるのですが困ってることがりまして、よく吠えるんですよ。「リーバいつもおとなしいですね!」と言っていただくことも多数なのですが、いつぞやからか吠えるんですよ。いろいろ聞いてみた結果、やはり「年齢」ということが当てはまりそうで。人間もそうですが、高齢になるとわがままになったりするんですよね。犬もそのようで、うちのリーバちゃまがそんなお婆ちゃんなんて言いたくはないですがやはり10歳の壁を越えたこともあり、いろんな方にかまってもらうのも嬉しい反面ちょっとお疲れでご乱心か?ということもありまして。なのでいつもFEVERの受付で尻尾をブンブン振り回したり、「撫でて!」とおなかを出していたリーバですがお休みやバンドのリハーサル中に帰宅することも今後増えそうなのです。バンドの方々やご来場してくれるお客様にもリーバファンが多々いることは重々承知ですが、居ない時には「おなか出して自宅で寝てるんだろうな」と思っていただければ幸いです。来なくなるわけではないので居る時にはワシワシと撫でてあげて下さい。喜びますので。チロルは相変わらず隠れキャラ的に時々受付でキャンキャンしております。

そんなリーバ部長グッズ、トートバックはSOLD OUT。Tシャツは残り少なくなってきました。一番人気のキーホルダーはまだ余裕があります。通販の予定はないのでお土産などに是非。


と、全くFEVERやLIVEに関することを書かなかったのですが1つだけご連絡です。
アルバイトスタッフを募集します。ただ仕事が偏ってまして...

*週末中心で入れる方(学生、社会人、フリーターは問いませんが週末をFEVERの仕事にあてられる方)

*力仕事が得意な方(ダイブセキュリティなど)

この2つがマストです。詳しくはFEVER店内に募集要項が書いてある書類を近日ぺろっと貼っておきますので是非チェックをお願い致します。嬉しい悲鳴で忙しいんですよ、今年も年末まで(塩)

FEVER:西村等

130703l.jpg

FEVER TOURSと題して「LIVE HOUSEが自分たちのお店でない場所でイベントを行う」という一風変わったイベントをやっていくことにしました。どうも、店長の西村です。

「どっかで聞いたことあるイベントタイトルだな」とおっしゃる方も多数いるかと思いますがそのへんは笑ってごまかせということで...実は前にもやったことがあるんですよ、前に居座ったライブハウスで「LIVE HOUSEが自分たちのお店でない場所でイベントを行う」ってやつを。普通は自分たちのお店に愛着があり、プライドがあり、経営があるので他でやるっていうのはこの業界ではあまりない傾向でして(そんなに暇じゃねえっていうこともあり)あんまし出張や別店にいくってことがない職種(東京のライブハウスだけですか??)なのですが、7,8年前ほどでしょうか「俺もツアーとかいって地方の美味しいもの食べたいな」とか明らかにバンドがツアーをしている意味合いを間違えてとらえまして、んじゃあお店が出張して他のお店を自分色に染めてしまえばいいじゃんとまた大きな勘違いを...そして始まったLIVE HOUSEが大好きなバンドに声をかけて地方のLIVE HOUSEをツアーするという珍道中が楽しすぎたのは既に過去。

ワタクシもまだまだひよっこではございますがライブハウス業界に携わって地味に長くなってきましてざっくり19年。FEVERを立ち上げて早4年。有名なのは環七とラーメンしかなかった「新代田」という場所から音楽を発信していくのにもっとFEVERを全国に宣伝したい→
あ、東京ではない場所でイベントやってみよう→
あ、前にやったツアー楽しかったな→
あ、いっぱいイベントやっていきたいな→ 
ということでイベントタイトルである「FEVER TOURS」は現在は単発ですが今後はツアー形式で進めたいという野望があったりします。ちなみに来年はFEVERが5周年という節目でございまして...

「LIVE HOUSEは平日でもいい感じ」というテーマもあり、
第一回目は7/3(水)大阪心斎橋Pangeaにて。
MO'SOME TONEBENDER / HINTO / SuiseiNoboAz
という最高で最強の3バンドにて。
大阪在住でないお客さんもいい機会なので大阪に遊びにきてたこ焼き食べながらTIME BOMBやFLAKE RECORDSとか行ってみては??絶対かっこいい音楽に出会えますよ。

さて第二回はどこでやって誰を誘おうかなー。

FEVER:西村等

(遅くなりましたが」)2013年がやって参りました。
今年も諸々と宜しくお願い致します。

新年だしなにか書いておこうと思ったのですが、実際書きたい内容がある訳では無いことが判明してまどろんでおります(珍しく原宿にて)

なので年始早々、まったくとりとめの無いことを明記しますのでスルーしてください...

2012年はいいこと、悪いこと、どっちもいっぱいありました(毎年そうなんですけど)でも問題はそこのバランスかと。良いこともあれば悪いこともあるんじゃないかなって昔から思ってたりします。宗教を信仰したりやバイオグラフなどは今現在信頼している訳ではないのですが(どうなるか分かんないのが人生ですよねー)「あれー今日はついてないな」って時は結構ある。自分が物心ついた時からのそういう時の対応法は「じっとしてる」です。時が経つのを待つ。もちろん勉強や部活、遊びも仕事もしないといけないのでちゃんとするんですが、心を「無」にします。実際はスッゲーあれこれ考えてますし、正確に言うと「無」としながら「いいことこっちにこい」と思ったりしてます(笑)凹んでる訳ではないのがポイント。「失敗した、下手こいた」のではないので凹む必要がないと思うのです(こういうの俺だけ?)
精気(英気)を養うってあるじゃないですか、温泉行ったとかペットと戯れたとか。自分が「無」になっているのはそんな感覚に近い。もっといったら座禅とか「無我」って世界にいくんでしょうね。こちらはもっとライトな感覚。
自分はきっと忙しい方が良いんですよね。何かやっている自分のほうがいいみたいで、「あー忙しい」とか言ってる方が気持ち的にも落ち着くようです(でもFEVERを作っているときは本当に忙しすぎてほっぽりだしたくなってましたけど。時々泣いてたし...)忙しい日々、逆に忙しくしている自分への心のケアが「無」になるということだと昔から思っていたのですが、改めてこんなところで書き留めてみました。なんでだろ?www

さて、まったく意味の無いことをFEVERのblogに書いてもしょうがないので...

2013年、FEVERはちょっとばっかり動き出す予定です。
音楽業界の片隅ですが、音楽のクリエイティビティっていうやつを活発にさせたい気持ちはすっごくあります。レーベル、マネージメント、紙媒体、電波、イベント作成、スタジオ経営、楽器販売、著作権業務などなど...そういえば昨年はアジアでの音楽状況に凄く惹かれる1年でもありました。offshoreのトークイベントは楽しかった。音楽に関するお仕事って本当にいっぱいあるのですがいままで他の手を出しませんでした。なんで?と良く聞かれましたが「ぶれてしまう自分が嫌になりそうだから」と答えてました。自分はライブハウスしかできない、と。ただ興味だけは昔からありまして。溶けるはずの無い氷がうっすら溶け始めた感覚が分かったのが昨年の秋頃。別にきっかけがあった訳ではないのですが「なんかやろうかなー楽しいかもなー」と。
具体的になにをするとかこれやりますというインフォメーションは未定、またライブハウス作るか、とか言い出すかもしれないし。ただ、自分が(FEVERが)動き出すことによって少ない人数かもしれませんが「良かった」とか「嬉しい」「助かる」などプラスの感覚になってくれる人が増えてくれると幸いだなーと思っております。乞うご期待。

そんなことしてたら心を「無」にする暇もなかったなー2013年は、とか2014年初頭に言ってたいですねwww

今年もFEVERとPOPO、リーバを宜しくお願い致します。

FEVER:西村等

良いも悪い最近は政治ネタがいろんな意味で飛び交ってますね。
実際問題今後の日本を左右する大事な時であることはどれだけ関心がない方々でも少しは感じてるような気がしますがどうなんでしょうか?
といっても最近は毎日情報が変わりすぎて複雑すぎる(こういう人いっぱいいると思う)
全然追いついてない自分がいます。勉強中。

BREKfASTというハードコアパンクバンド(SKATE PUNK 日本代表←勝手に決定)に「VOTE」という曲があります。激爆なテンポのこの曲はLIVEでやると盛り上がれずにはいられない有名な曲であり、VOTE=投票に関する歌なのです。

無駄足じゃないぜ唯一のチャンスだ! 
許された権利を使わなければ 俺達はもう黙るしかないんだ 
たとえ声が届かなくてもそれは 無駄足じゃないぜ唯一のチャンスだ 
あまりにも小さなその一票は 俺なりに考えた結果なんだ 
無関心でなんかいられる訳ねぇだろ!
権利を VOTE!!

日本の、みんなの、あなたの、俺の未来はさてどっちだ?
みんながそれぞれ考えて、みんながそれぞれ行動しないとね。

FEVER:西村等

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