2026年9月アーカイブ

【公演延期のお知らせ】
UNCHAIN presents 30th Anniv. "Another VIRUSOUL"

10⽉1⽇(⽊)に予定しておりました本公演につきまして、LACCO TOWERメンバーのインフルエンザ発症により、ご来場いただくお客様ならびに出演者の健康と安全を考慮し、延期させていただくこととなりました。
公演を楽しみにお待ちいただいていた皆様には、このようなご案内となりましたことを⼼よりお詫び申し上げます。

振替公演の⽇程およびチケットの払い戻しにつきましては、詳細が決まり次第、公式HP・各SNSにて改めてお知らせいたします。
お⼿持ちのチケットは、振替公演および払い戻しの際に必要となりますので、⼤切に保管いただきますようお願いいたします。

楽しみにしてくださっていた皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、 何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

「The Novembersは海外でも人気が出ると思う」と勝手に決めつけて
FEVERが行う国内海外でイベント「FEVER TOURS」に
2024年、タイで行ったFEVER TOURSに来てもらった。
手ごたえは抜群。しかもメンバーである小林君が「毎年行きたい」というぐらい
タイの魅力に見事ハマってくれた。ノベンバは自分たちでも香港、中国、台湾なども
行っているので、アジアを回る国が増えて良いきっかけになればと思っていたが
翌年もFEVERの舵取りでタイでのプロモーション等を行ってくれるdessin the world、
会場のblueprint livehouse の三つ巴でバンコクでのライブを決行。
これは本当に毎年定例行事になるのか?と思っていた2026年、またタイはどうですか?と聞いたところ「合奏する、エンジン」という音源の発売があり、「その発売も兼ねてまた是非行きたい」→「韓国に行ってないので是非行きたい」→「香港側から来ませんか?という話があった」→「お手数ですがFEVERでまとめてもらってもいいでしょうか?」と
話が転がってアジア3か国、荷物持ち的にツアー同行をさせていただいた。
英語が話せるわけではないFEVERスタッフ二人をアジアツアーに連れて行ってくれたThe Novembersに改めてお礼を。本当にありがとう。
この文書はもうすでに断片的になっているが改めて見ると本当に素晴らしかった今回のツアーのことを
書いておこうと思う。


2026/07/09

初日香港へ向けて前日入り。朝の便だったので全員半分寝ているような状態で空港に集合。メンバー4名、音響担当とローディー、FEVERの二人の8名が今回のツアークルー。全員大人なので遠足のようなわちゃわちゃ感は薄くチェックインを過ごしたが、おそらく一番はしゃぎ気味だった自分が「足の長いメンバーをより脚長にする写真撮影の仕方」として空港の床に寝転がって下から見上げる写真を撮影する特殊技法を生み出す。この撮影方法はこのツアー各所で行われた。

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自分は初めての香港。機内でチンタオビールをキメてうとうとしていたらすぐに香港到着。楽器類のEXTRA BAGGAGEがなぜか移動式監獄に入っていて渡されるのを待つ結構長めの儀式。
香港は「EXCLAMATION MUSIC」という現地の企画兼プロモーターにお願いしてあり、空港に迎えに来てくれたが、空港に来ていた移動車がなんと30人乗りぐらいの大きなバスだった(驚)
香港、湿度がとんでもなく、本当に水の中にいるよう(雨が降ったせいもあるらしい)
ホテルにチェックインしてからしばし休息。夜はEXCLAMATIONのアテンドで食事に行きましょう、となっていたのでその間にドラム吉木氏とチェックしていたカフェに。香港、犬天国なのかワンちゃん散歩している方、凄く多かった。
夜の食事はローカル色が強い中華。シェフが遅刻していてあまり料理が出せないとのこと(笑)
その後シェフは無事到着したようで料理は全部おいしかった。一番違いがあったのは氷がひきつめてあるお皿の上に酢豚、これは日本では見たことがなかったので少しびっくり。
たらふくビールを呑んで撃沈。
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2026/07/10

本番初日。入り時間は午後だったので午前中は食事も兼ねて近くのカフェへ。香港は日本よりカフェが多いかも。エリアによって違うのかも?
繁華街銅鑼灣(コーズウェイベイ / Causeway Bay)というエリアまで歩いて行ってみる。感覚的には新宿駅前のような都会感。駅ビル感のある高い建物やStüssy、PALACEなどのショップやレコード店などあって人も多い。
香港で見るチャウチャウは可愛かった。
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会場はMOM livehouse。ライブがない時はレストランとして営業しているそう。以前も一緒にやって、ツアーでFEVERにも来てくれたことがある地元香港のバンドTYNTが今回のゲスト。MOMはTYNTのメンバーがオーナーでもあるそうです。
海外だとコンセント形状や電圧の問題があるのですが香港は問題なくスムーズにリハーサルは行われた(と思う)物販も企画側が行ってくれるのでFEVERの二人は撮影係に専念。TYNTはメンバーチェンジ後の初ライブだったそうですがリハーサルも問題なく終了。
開場前に会場外も出てみたらもうすでにたくさんのお客さんが待機中。どこで見てもこの光景は嬉しいものですね。
TYNTはノベンバにあこがれて結成された経緯もあり、ロック感、ニューウェーブ感、オルタナ感のバランスがまとまっていてまた是非日本にも来てもらいたい。
ノベンバは日本でツアーが終わってからだったのか、かなり出来上がっている状況でのライブ。
「合奏する、エンジン」は4曲入りEPなのでおのずとオールタイムベスト的な選曲。後半に完全に優勝状態に持っていく圧巻のライブは流石の一言。引いてから押すロック感はここ近年で磨かれてもはや名刀の域に達したと感じる。
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アゲにアゲまくったライブ後、日本でもあったお客様に直接CDを渡す会があり、疲労困憊なメンバーが全く嫌な顔もせずにお客さんに声をかけ、来場者の方々が喜んでいる会場を見て「来れて良かった、また来たいな」と心底思いながら撤収作業。
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打ち上げは日本式居酒屋。やはり安心してしまい呑み過ぎた(爆)

2026/07/11

移動日。フライトまで少し時間があったので再度吉木氏とカフェでお茶。香港のコーヒーレベルの高さよ...
あと、ホテルのテレビで「パンダTV」というチャンネルがあったのですが、まったくパンダが映ってない、風で笹が動いているだけでパンダが映ってもまったく動かないという最高なチャンネルがあったので宣伝しておきます(笑)
EXCLAMATIONチームに空港まで送っていただく(バスで)本当にお世話になりました。また来たいです。
FEVERが一番お世話になっている国、タイへ向かう。イミグレーションが大変だという噂は聞いていたが確かに人だらけ!とはいえ思ったより体感時間短くタイへ入国。マイメンのジンさん(Faustus/dessin the world)が空港まで迎えに来てくれて、チャーターしたバンに機材積み込んでバンコクへ出発。帰ってきた感あり。到着後のソンブーンというタイ料理レストランでパパイヤにもち米と練乳がかかったデザートで全員が昇天する(美味)
小林マツモト吉木の3名と自分は夜にアジアツアーを行っていたDIIVのライブへ向かう。日本だけ来なかった(来られなかった?)のでとても楽しみにしていた。会場到着後、メンバーは「明日のライブ行くよ!」というファンに写真をお願いされていた(嬉)DIIVはバンコクでも大人気でマーチは全て完売。いいものが見ることができてホテルに戻る。「俺たちの食堂」と勝手に名付けているホテル前の食堂で一杯ひっかける。


2026/07/12

洗濯からの朝ごはんカオマンガイ、お昼はカオソーイ。ホテルロビー集合からバンで会場へ。
バンコクはライブハウスが増えてきていて、その中でもblueprintは店長(オーナー)NEW君が日本に来た際にもご飯に行ったりするぐらいの仲がいいナイスガイ。blueprintもタイのアーティストはもちろん海外からのバンドの出演も増えてきていて認知度が高まっているライブハウス。FEVERも毎回お世話になっています。バーカウンター付近に大量のFEVERうちわが貼ってありますので是非チェックを。
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バンコク公演、ゲストはTHE WHITESTCROW。スケールの大きなROCK感もありつつ独自のオルタナフレーバーがある4人組。キャリアも長く、ライブはかなりしっかりした演奏で見ごたえあり。
ノベンバはもう3回目のblueprint。お店のスピーカーが上手下手のステージ下に置いてあり、演奏者は高台としてそこに乗って演奏することが多々あるのだが、フロント3人がベストなタイミングでそこに乗って煽るのはやはりテンションが上がる。バンコク、ソウル公演は特にCDお渡し会開催はなかったが、熱心なファンがメンバーと話してサインと写真を撮りたいとタイのファン、海外のファン多数が最後までいてくれて今日も優勝だった。確実にタイのファンベースが厚くなっている。
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打ち上げはタイへ行くと毎回行っているぐらい美味しい「チムチュム スティホン」へ。チムチュムはタイ北部イサーンの鍋。小林氏が「水筒に入れて持って帰りたい」という極上のスープ。しかもほぼ野外でシチュエーションが最高。絶対また行く(絆)打ち上げでへべれけになってしまうのを最年長者として毎回押さえようと思っているが毎回へべれけになってしまうのはバンドが毎回いいライブをかましてくれるからバンドのせいということにする。今日もへべれけでした。

2026/07/13

今日は「リスニング」といわれる新しい音源の関係者向けの視聴会をバンコクで行う。高松氏と音響、ローディーの3名は音楽仕事で先に離脱するので空港まで送迎。チェックインもスムーズに終了して空港でバイバイ。比較的新しい路線(だと思っている)で空港からホテルへ戻り、イカとバジル炒めと白米を近所の食堂でオーダー。「ノンスパイシー」で十分辛いタイの食堂、最高。メンバー3名とタクシーで会場の「GOOD SPACE」へ。その昔、ATATAとバンコクでライブをした場所で基本はコワーキングスペース。
関係者はさすがのジンさん、30名ほど集まって音源を聴き、質疑応答。質問等があまり出てこなかったらいい塩梅で終了予定でしたが、来てくれた関係者はノベンバのファンといっても過言ではない具合でかなりの数の質問などを対応して終了。こういう会、次につながるからいいなと思ったのですがすべてジンさんがバンコクで活動してくれていることに乗っかっているだけなのでどれだけ感謝してもしきれない。
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小林氏、締め切りが迫っていた音楽仕事があり深夜便にて帰国。残留組は翌日夕方着で帰国予定だったが、空港会社からのリスケがあり明日深夜便に変更(強制)前向きにバンコクを楽しもうというポジティブマインド発動。

2026/07/14

帰国日。でも深夜便。少しゆっくり寝てから気になっていたハンバーガー屋へ。名前ド忘れしたが、今まで食べたハンバーガーの中で一番おいしかったかも。ASOK近くです。
カフェ2件をハシゴして夕方に残留組とジンさんで晩餐。今回も大変お世話になりました。
深夜便なので乗ったらすぐ寝るようにハンバーガーをビールで流し込んで即寝。

2026/07/15

早朝帰国から凄く仕事した気がするが記憶がない(塩)

2026/07/16

タイから韓国まで日本に帰国しないほうがよかったんじゃないか説ありましたが、日本での仕事なども考えるとベストはどうだったのだろうと行程に関して考えながら韓国へ向かう。今回は夕方便。ノベンバ、初韓国ライブ。楽しみしかない。
お世話になる世界のコーキヤハタ(韓国と日本のバンドシーン懸け橋の超重要人物。日本人)が空港に迎えに来てくれていて大型バンで市内へ。ソウルのライブハウスシーン中心の街であるホンデは日本でいう下北沢的な街でノベンバが明日行うサンサンマダンもホンデの中心にある老舗。晩御飯はポッサムを中心に韓国料理。チャミスル飲みすぎ注意。

2026/07/17

会場入りは昼過ぎ。午前中はチェックしていたカフェで朝食。ソウルは日本語を話せる方も多く、行ったカフェでも日本語で対応してくれた(優)
サンサンマダン到着、リハーサルにケンゴマツモトにトラブル。エフェクターのアダプターがNGになってしまい、さて困ったあの曲出来る?別の曲?電気街に行ったらあるかな?などリハーサル進行しながら困っていたらヤハタさんと会場の方が近所の別会場のスタッフさんがアダプター持っているかも?連絡して待っていたら神様降臨。特殊なアダプターであること自体が奇跡なのに持ってきてくれました!
ソウル公演ゲストはParannoul。Parannoulはアジアでメキメキ人気が出てきていて日本でも人気が高い若手有望株。インタビューでノベンバが好きですと言ってくれていて今回の対バンとなりました。
自分は途中抜け出してお世話になっている「雨乃日珈琲店」へ。日本人ご夫妻がやっている最高のカフェ。かなり混んでいたのですがすぐに戻らないといけないこともあり、サクッとコーヒーを頂いてすぐに会場へ戻る。ここでまた空港会社リスケの連絡。こんなに飛行機ってリスケある???と何事も勉強だと各所確認して飛行機取り直し。明日の飛行機なので流石に焦ったっす...
Parannoul、シューゲイズ中心オルタナ感満載でとにかく出音がデカい!シーケンス音源出力PCを何故か床に直置きで音が大きすぎてステージ微動でPCフリーズにならないかと心配しましたが無事終了。
アジアツアー最終日、初韓国のノベンバは最初っから気合いが入っていて韓国のオーディエンスも待ってました感あり。後半グイグイ盛り上げていく今回のツアー、ソウル公演は特に高松氏がガツンとオーディエンスに喰らわせていて本当に目が離せなかった...どの国もトランス状態で盛り上がりすぎるが韓国は一番アッパーなお客さんが多かったのか異常な盛り上がりで終了。確実に爪痕は残せたのではないか。
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打ち上げはサムギョプサル。あんなに厚い豚肉は日本では見かけないぐらいの厚さ。そしてビールと焼酎。あれだけいいライブをしてくれたので速攻で記憶がない(困)

2026/07/18

なんと小林高松吉木の3名、音楽仕事の為、朝イチ東京戻りでほぼ寝ずに空港へ。自分もどうにか起きられてロビーでタクシーへ乗ったところでバイバイしたが、本当にタフだなぁ...
残留チーム、飛行機変更あったがほぼ変わらない時間で帰国。空港に向かうバンの天井は一面LEDで完璧なカラオケセットあり。歌わなかったですが(照)

総括:The Novembersは素晴らしいバンドだ。いろんなジャンルの音楽がバランスよく織り交ざっていながらなんとなくな楽曲にならず、各楽曲の色が薄れないでノベンバ色になっているのはコンポーザーであろう小林祐介のソングライティングはもちろん、ケンゴマツモトの新しさと古さを備えた破壊力、高松浩史の天才的で絶対的な奥行きの美学、吉木諒祐はドラムの突破力とバンドに必要な人間力がある。バンドは各メンバーのセンスの集合体だと思うがそこにいろんな意味での美しさとどこにも負けないバンド力、20代から一緒にいて青春感が薄れてない奇跡。とんでもないバンド、それがThe Novembersだと思う。

ツアー後、ふとした時に頭の中で流れるフレーズで"遥か彼方"の「人生はあっという間さ」という歌詞が何度も何度もリピートされる。
人間40年ぐらいやって、バンドも20年以上やっているバンドが歌うこの歌詞。音楽活動、プライベートな出来事など、全てを全力でやっているメンバー全員が思っていることだと思う。
「僕らの時間は少しだけ その全てが愛しくて 一つ一つ束ねてきたんだ」
自分もこのバンドと少しでも共に時間を過ごせて、その全てが愛おしかった。
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FEVER:西村仁志

【The Novembers ライブ情報】
UKP時代の楽曲を中心に演奏するツアー!!

TOUR "Your November" 2007-2013

11月20日東京・Spotify O-EAST
11月25日愛知・伏見JAMMIN'
11月26日大阪・ Music Club JANUS

ぴあ / ローソンチケット / e+ 発売中!

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