LOW IQ 01 x OLEDICKFOGGY 001
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERSとOLEDICKFOGGY、2月1日、2MAN LIVEがいよいよ近づいてきました!
昨年、7thアルバム『Stories Noticed』をリリース。THE RHYTH MAKERS、THE RHYTHM MAKERS+と2つのバンドを始動させ、精力的に活動するLOW IQ 01。MVも話題、ダンスチューンのシングル「KUNG FU VACATION」に続き3月7日にニューアルバム『Gerato』のリリースを控えるOLEDICKFOGGY。この必見のライヴを前に、LOW IQ 01とオールディック伊藤雄和の初の対談を決行!ボーカリストならではの話が聞けました。対談スタート!
Interview:遠藤妙子 Photo:Chabo
----2人の出会いは?
LOW IQ 01(以下01):名前はずっと知ってて、初めて会ったのは京都大作戦(2012年)。その時、TAKUMA(10-FEET)が「僕、オールディック大好きなんですよ」って言ってきて。
伊藤雄和(以下伊藤):あのイベントは緊張しました。僕らの出番は朝の11時ぐらいで、朝8時ぐらいには会場に入ったんですよ。緊張してるし飲んじゃおうって思ったら、まだ楽屋裏のビール置いてるとこも開いてなくて、開けてくださいって頼んで(笑)。
01:緊張してたの?凄い堂々としてたよ。ライヴの前って飲むの?
伊藤:昔は飲んでたんですけど、最近は飲まないようになりました。
01:僕も昔は飲んでましたね。べろんべろんじゃないと始まらないと思ってたから。べろんべろんになってやっとスタートラインに立てるなって。
----01さんも緊張してたんですか?
01:昔は緊張してました。飲むのもプレッシャーから逃げてただけです。
----見えないですよね。
伊藤:僕は今でも緊張してます。
01:見えないよね。
----ボーカルって真ん中に立つわけだし、そりゃ緊張しますよね。
伊藤:間違ったら一番バレますからね(笑)。
01:僕、いろんな楽器やってるんですけど、最終的にボーカルってバンドの顔でもあるから。勿論、他の楽器だって大事な顔ですけど。やっぱいろいろ楽器やってきた経験から言わせてもらうと、ボーカルのプレッシャーは独特なもので。
----01さんのライヴを見ると、エンターテイナーだし華があるし人を惹きつける魅力があるし...、
01:はい、とは自分では言えないけど(笑)。ライヴやるからにはカッコ良くしたいですよね。カッコ良くというか、いいライヴをしたい。いいライヴをしたいっていうみんな当然思っていることを、僕の形で出しているってだけで。まぁ、学生時代、文化祭でやってた頃からカッコ良く見られたいっていうのはあったな。褒められたいんです(笑)。まだまだ褒められたい(笑)。カッコイイだけじゃなく、面白いもあり楽しいもあり、勿論、いい歌で。もう全部を褒められたい(笑)。でも全部なんてできないから、僕達、ボーカリストはもがいてるのかなって。
伊藤:僕ももがいてます。
01:まぁ、そういう中に、楽しさや充実感はあるんですけどね。
伊藤:カッコいいライヴやりたいですよね。昔、ライヴの前に酒飲んでやってた頃、凄ぇカッコいいライヴができたって思うことがよくあって。でもお客さんは「全然カッコ良くないじゃん」って思ったことも多かったはずです。酔っ払ってライヴやるとカッコいいライヴがやれた気になっちゃうんですよね(笑)。逆に自分ではダメだったライヴが「良かった」って言われたりもする。そのバランスをどうやってとっていくかってなったら、まず一般的な安定レベルに持っていかなきゃダメだと。その為には酔っ払ってライヴやってちゃダメなんだなって気づいて。やっとライヴの前に酒飲むのやめたんです。
01:俺から見たらオールディックは百戦錬磨な気がするよ。ホントのライヴバンドだと思う。だって年間のライヴの本数、凄いよね。ライヴっていい時もあるし悪い時もあるけど、できれば安定してたほうがいいよね。ハプニングもライヴの醍醐味だろうけど、安定感っていうのはやっぱり必要で。それはライヴをやり続けてる人のグルーヴのことだったりもするから。オールディックはそれを持ってると思うよ。いい曲を作って練習いっぱいやってても、本番こそが一番自分の身になることなんだなって思うし。とにかく凄いよね、ライヴの本数。全国各地。どこ住んでるの?ってぐらい(笑)。
伊藤:僕からしたらソロをやってる人って凄ぇなって。勿論、ライヴにはバンドのメンバーがいるけど、ソロっていうのはその人がいればいいってことじゃないですか。お客さんはその人のライヴを観に行くわけですよね。そこまで持っていけるのって実力があるからで。凄いなって。僕、一人では何もできないですから。
----伊藤君。弾き語りは?
伊藤:やったことないです。マンドリンしか弾けないんで、マンドリンで弾き語りはちょっと(笑)。今は一人でやろうとは思わないですね、バンド楽しいから。ソロの楽しさを知らないからなんですが。
01:僕は昔、バンドでいろいろあったんで、バンドでやるのは面倒くさいなって思った時期があったから。だったらソロでやったほうが早いやって、かれこれ19年ソロやって。