Let's Talk about New Fever vol.3_004

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――:フロンティアの今後のビジョンは?

TGMX:曲をつくってライブをするっていうのは変わらないと思う。あと、これまでのライブは「サポートメンバーはこの人」って絶対決めてたけど、今後はいろんなバンド編成で、もっと流動的にやっていこうと思ってます。そして、そういう活動が曲に反映できたらなと。音源のリリースの仕方ももっとライブと連動させていけたらいいなと思ってます。例えば、会場限定リリースもけっこう早くからやってたし、そういうことは今後も続けたいですね。

――:なるほど。

TGMX:あとは、がんばって新しいことを探したい。自分たちのなかでは何周目とかになることかもしれないけど、そこを自分たちで「フレッシュだ」って思えないとダメだと思うんですよ。自分たちの中ですでに答えが見えてる部分もあるんだけど、違う角度からチャレンジしていかないと楽しく続けられないから。例えば、FEVERでは何回もやらせてもらってるけど、これまでとは違う会場の使い方を探ってみるとか。そういうことを重ねていければ、「ああ、今日は楽しかったね」っていうことにつながると思う。俺らも、「あれはよかった、これは悪かった」っていうのがないと、やっててよくわかんなくなってくるからね。

――:ええ。

TGMX:それに、100万円もらえた、10万円もらえたっていうお金の喜びは長くは続かないと思うんですよね。俺らはお金がほしくてやってるわけではないし、お金のためにやるならもっと売れる音楽をやるべきだと思うし。そうじゃないところに自分たちの存在意義を見出せないと「もういっか」ってなっちゃうと思う。俺らもだいぶオジサンのバンドになってきたし、「もういいよ、若い人に任せれば」って思うこともあるんですよ。若い人のほうがカッコいいに決まってる。これまで自分らもそう思ってやってきたし。「オヤジのバンドなんて辞めちまえよ」って。

TDC:それは本当にそうだね。50歳近いバンドって......。

TGMX:カッコいいわけねぇじゃん!(笑)

TDC:......って自分たちが20代の頃に言ってたし。

TGMX:カウンターじゃないやり方は自分たちでもわかってるはずだから、あとはもっとしっかりとした活動とその見せ方を探すだけですね。

――:フロンティアはここにきて自由度が高くなっているような気がします。

西村:今度のFEVERではそんなライブを見せてもらいたいですね。フロンティアって元々自由度が高いから、そこからさらに上を目指すのはめちゃめちゃ大変だと思うけど、俺、スキャフルのTシャツに書いてあった「SORRY FOR PUZZLING SOUND」(困らせるようなサウンドでごめんなさい)っていう言葉がすごく印象に残ってて。難しい音楽だけど、ポップで楽しいっていう。「こんなことをできる人たちがいるんだ!」って当時から思ってたし、未だにその自由度の高さを探ってる2人はすごいと思うので、FEVERとしてももっと面白いことを考えて提案できるように、遊びに来たお客さんの印象に残るようなものになるように、一緒に探していきたいですね。2人には今後もずっと追いかけたくなる先輩であってほしいです。

TGMX:僕らも今度のライブのことを考えるだけでワクワクしてるし、いろいろ盛り込みたいと思ってるんで、ぜひ相談に乗ってください!

2019.09.13 (Fri) FRONTIER BACKYARD 15th & 新代田FEVER 10th presents PUTA'S FEVER

FRONTIER BACKYARD

OPEN 19:00 / START 19:30
ADV ¥3500 (+1drink) ※1dirink ¥600
L:70847 / P:154-066
LAWSON、ぴあ、e+、FEVER店頭にて チケット発売中!

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