とりとめのない話 OKB編

自分は音楽の業界に入ったのは「Hi-STANDARD」がいたからだと断言する。
という前置きがあったうえでの話。
どうにか潜り込んだこの業界(ライブハウス)でインパクトがあるスタッフにであった。10年以上も前のことだと思う。
巷では「OKB」と呼ばれる現ローディー。
当時はPIZZA OF DEATHの特攻番長であった(イメージ)
ハイスタに憧れてライブハウスに入ったのもあり、ハイスタのメンバーと直接話せる状況になったのは本当に嬉しかった。その後、そのライブハウスの店長を勤めさせてもらったというのもあり、急激にピザと関係性も親密になっていった。その時に出会ったのが「OKB」である。
なんとなくだが、ちゃんと話したのは電話でだったように記憶している。
「店長の西村さんいらっしゃいますか?ブッキングの話で...」
第一印象は属いう「いいあんちゃん」だった。でも会って分かったのはただのいいあんちゃんではなかった。ピザの人間だということだけではなく、兎に角「ピザに、ハイスタに、音楽に、仕事に、その他諸々ヤケドする位あっついあんちゃん」だった。
内部事情は知らないが、外部からみると当時のピザは「OKBがあれこれやっている」という感じだった。もちろんハイスタのメンバーや他スタッフが色々やっていたと思うが、とある時からやり取りは基本OKBとするようになった(他のライブハウスもそうだったんじゃないだろうか?)
当時のOKBの仕切りっぷり(仕事っぷり)は神憑っていた。ライブ制作も音源作成もローディーも打ち上げも全てがパワフルであり、真剣であり、ユーモラスであり、ダメっぷりも最高。OKBがいれば間違いない、そういう空気感だった。
その当時、OKBからは本当に色々教わった(あれこれ盗ませて貰った。本人には言ったことないけど)人とのつきあい方、バンドとの係わり合い方、スタッフとの絡み方、そのバランス感覚。本人はどこまで気にしていたか不明だが、自分が思う最高のスタッフワークが出来る人物の一人だったので、来店した際には結講行動を目で追ったり何気なく会話を盗み聞きしていたりした(恋ではない)
なんと言っても一番凄かったのはステージ上での仕事。明らかにローディーの域は超えている(今なお現在も)「セキュリティ」や「ストッパー」という言葉が出てくる時にぱっと出てくるのはOKBだ。バンドには申し訳ないが、ステージ上でバンド以上にカッコいい動きをしたり、笑ったり歌ったり(ステージ上で)あれだけ自分をアゲながらLIVEであるが故のバンドやお客さんに対する愛や真剣さ、厳しさの表現がある動きが出来る人物を自分は他に知らない。バンド以上にバンド感があるスタッフの先駆けだったと思う。

OKBはギッチギチにピザでの仕事をして、ある時に辞めた。日本全国の音楽業界、特にライブハウス業界に激震が走った(ハズ)いつもの笑顔で「もっとやりたいことをやれるようにするわ」と言っていた。そして現在フリーのローディーとして動いているOKBは今なお最高だし、何も変わらないその人柄と笑顔でアンプを運んだり、ステージでマイクやモニター直したり、ダイバーをよいしょと押し返したり、バンドマンより長く打ち上げに居座ってウーロンハイを呑んでいる。

このようなことを書くと知り合いは「え?OKBなにかあったの?」と思うかも知れないが、OKBは全然元気に新代田二郎の後にトイレを借りにFEVERへ来たりするので安心してくださいw なんとなくノリで書いてるだけなので。

凄く電話をしたりメールをしたりという関係性ではない。10年以上の付き合いだが二人で呑んだりしたのは最近だったりする。
ただ、不思議なもので、ライブハウスに関する音楽業界人は一緒に何回呑んだから、一緒にこれだけの仕事をしたから、ということだけで仲良くなれるものではない、と思っている。深く繋がる関係性は一回でもライブが終わり、打ち上げが終了した時点で出来ている人とはかなりのブットさが出来ているものだ。時間をかけて信頼関係を築くことも悪くない。でも自分は一回で出来上がる信頼感のブットさを信じているし、OKBに関しては自分でもびっくりするぐらいかなりの太さもあり、今後もお世話になったりお世話したりという関係性は長く続くと信じている。

OKBが基本このようなことに関してメディアに出たり文章化されることは好きではないんじゃないかなーと思っているが、本人の許可なく書いております。本名は出してないからいいよね?まだ「オカベ」って言われたりしてるのかな?

右がOKB。左は千葉の巨匠、千葉LOOKサイトウヒロシ氏。千葉への愛が深い二人。なんかちょっと若い...

FEVER:西村等

loading ...

SEARCH